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第3313号 2019年3月11日


【広告】

標準医学シリーズ 医学書院eテキスト版
使ってみてどうですか?
先生方・学生さんからの声

 基礎科目から臨床科目まで幅広いタイトルを備え,医学生から高い評価を得てきた「標準医学シリーズ」の電子版,「医学書院eテキスト版」のユーザーが増えています。指導医の先生方と現役の学生さんのそれぞれから,実際に使用いただいた感想や,普段の学習にどう活かしているか,伺いました。


膨大な情報量の教科書を持ち歩き,検索できる
時代の変遷を感じさせる,電子教科書の利便性


医学生の定番が,「唯一の弱点」を克服した

(写真左)志水太郎先生(獨協医科大学総合診療科・教授)
(写真右)森永康平先生(獨協医科大学総合診療科・助教)
 医学生の頃お世話になった標準シリーズといえば,一度紐解けば何を調べても欲している以上の情報が必ず返ってきた。その情報量に比しサイズと重量が無視できなかった。カバンの中に入れておくとその存在感は格別であり,他の追従を許さなかった(というか大きすぎて他の本が入れられなかった)。その唯一の弱点を克服したのが今回の電子版といってもいいかもしれない。

軽快な操作性,電子版ならではの機能も充実

 自・他(?)ともに認める,IT 機器を幾つも保有し,実臨床へ柔軟に使いこなす(ことを夢見ている)私であるが,既に存在する有用な医療系アプリや医学系書籍の閲覧アプリと比べて機能に遜色はなく,同等かそれ以上の使い心地だ。一冊一冊の情報量が相当あるので,アプリ自体が重かったり,すぐにフリーズしてしまうんじゃないか? と密かに危惧していたが,それも杞憂であった。ページのめくりは軽快で,電子機器ならではの,ジャンプ機能のついた目次や検索機能はやはり非常に有用であり,膨大な情報の中から目的となるパートにシームレスに到達することができる。

 インターネットのブラウザのようにタブで幾つもの『標準〇〇学』を同時に開いておくことができ,本の間を容易に行き来できるのもよい。紙媒体のメリットとして,書き込みが容易にできるというのがあったが,しおり登録,そしてなんと手書きでのメモ機能も実装しておりこちらに関してもアナログに迫る勢いだ。

 総括すると標準シリーズを5冊,10冊とタブレットにいれて持ち歩くことができ,同時に検索,参照しながら,試験勉強やレポート作成に勤しむことができるわけである。試験前の図書館保有の標準シリーズ争奪戦や,机の上に何冊も同時に標準シリーズを広げて起こっていた悲しい諍いは今後はなくなっていくのだろう。時代の変遷を感じる。

机の上でたくさんの教科書を積み上げて勉強していたのも,過去の話になりつつある

同時に複数の教科書を開いておき、タブで切り替えが可能

今後の進化にも期待したい

 そんなほぼ非の打ち所のないようにも見える標準シリーズ電子版だが,同時にモニターをお願いした学生さんに意見を聞いてみると,『インターネット機能を介して他の人の学習メモが閲覧できるようになったり,web上で意見交換できるようになったりすると楽しいかもしれません』とのこと。

 医学書院さん,バージョンアップの際は検討お願いします!


現役医学生さんに聞きました
電子教科書はここが便利!


授業中にも検索!

大垣宣敬さん(杏林大学4年生)
 講義で先生が説明された内容がいまいちピンと来なかったときなどは,教材を使って検索しようと思いますね。今,自分のiPadに入っているアプリではやはりeテキストで検索することが多いです。話を聞いてすぐに理解できないことでも,文章で読むことで理解が進むということはあると思います。もちろん,それでもわからない場合は先生に質問することになりますが。

基礎科目への立ち返り,繰り返し学習にも便利

 臨床の科目になったときに,解剖学や病理学といった基礎の内容がすごく大事になってきます。画像で覚えなければいけない,思い出さなければいけない内容がとても多いんですね。そういったときに教科書が電子媒体として手元にあると,まず手軽に教科書を開けます。これは大きな利点ですね。

 病理画像などは目で見てパッとわかるようになるために,繰り返し勉強することが必要です。しおり機能・マーカー機能などを使って重要な箇所を記録しておけば,後からすぐアクセスできるので,繰り返し学習するのに便利です。覚える効率を高められることを実感しています。

しおりやマーカー,メモを使うことで,記録した箇所をブックマーク登録。繰り返し参照するのに便利。(クリックで拡大)

検索を絞り込んでいく過程は,臨床医の思考に近いのでは

 eテキストの検索は,症例検討をスモールグループで行うという課題に取り組む際,非常に役立ちました。例えば,「意識障害」といった漠然とした主訴に対してどのような疾患があるか考えていくとき,まず標準シリーズの各教科書を横断的に検索して,その結果からさらに領域を絞りこんで検索をかけていく使い方ができます。これは,臨床現場で医師が実際に診断を付けていく思考の過程に近い形なのではと思います。

① 本棚検索なら,複数領域を横断的に検索可能。
②,③ 検索結果から項目を選び,表示されたページで をタップすると,そのページを含む書籍内を対象に同じ検索語で絞込検索が可能。(クリックで拡大)

 本来であれば,「意識障害」についてさまざまなテキストを読み,調べていくところから始めるのかもしれませんが,この検索機能で大幅な時間短縮につながったと思います。たくさんの科目を時間がない中で勉強しなければならない学生としては,ありがたいですね。


標準医学シリーズ
医学書院eテキスト版(閲覧期間:6年間)
●基礎セット(10タイトル)……………価格:本体 42,000円+税
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