音楽とウェルネスの美味しい関係
2009.06.01
音楽とウェルネスの美味しい関係
| 演奏するPhilomusicotherapeuticaのメンバー(左より金森氏,飯塚氏,岩田氏,市江氏) |
音楽を聴くこと,あるいは自ら演奏することで,心身の機能回復や症状の改善をはかる音楽療法は,今,医療現場で注目を集めている。今回のセッションでは,「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」ほか3曲の演奏を交えつつ,さまざまな見地から音楽が心身に及ぼす効果についてわかりやすく分析,解説がなされた。
演奏・口演を行ったのは,2008年に結成した弦楽四重奏団,Philomusicotherapeutica(フィロムジコ・セラポイティカ=“音楽医療を愛する”)のメンバー4氏。全員が医療に従事しており,医療への音楽の役割を高めるために活動している。
産科医である金森圭司氏(恵愛病院)は,ヴァイオリニストとしてNHK交響楽団などで活動後,医学部を受験し医師となった自身の経歴を紹介。医師も演奏家も,患者あるいは聴衆に喜んでもらうことが最終目標であることに共通点があると話した。
プロの演奏家で,音楽療法士である飯塚三枝子氏(国立病院機構京都医療センター...
この記事はログインすると全文を読むことができます。
医学書院IDをお持ちでない方は医学書院IDを取得(無料)ください。
いま話題の記事
-
医学界新聞プラス
[第1回]心エコーレポートの見方をざっくり教えてください
『循環器病棟の業務が全然わからないので、うし先生に聞いてみた。』より連載 2024.04.26
-
医学界新聞プラス
[第2回]アセトアミノフェン経口製剤(カロナールⓇ)は 空腹時に服薬することが可能か?
『医薬品情報のひきだし』より連載 2022.08.05
-
医学界新聞プラス
[第4回]喉の痛みに効く(感じがしやすい)! 桔梗湯を活用した簡単漢方うがい術
<<ジェネラリストBOOKS>>『診療ハック——知って得する臨床スキル 125』より連載 2025.04.24
-
医学界新聞プラス
[第1回]ビタミンB1は救急外来でいつ,誰に,どれだけ投与するのか?
『救急外来,ここだけの話』より連載 2021.06.25
-
医学界新聞プラス
[第3回]冠動脈造影でLADとLCX の区別がつきません……
『医学界新聞プラス 循環器病棟の業務が全然わからないので、うし先生に聞いてみた。』より連載 2024.05.10
最新の記事
-
対談・座談会 2025.11.11
-
対談・座談会 2025.11.11
-
対談・座談会 2025.11.11
-
診断戦略DATESを用いて診療時の違和感を言語化し創造性を促す
寄稿 2025.11.11
-
FAQ
失行のリハビリテーション 障害の性質と介入のポイント寄稿 2025.11.11
開く
医学書院IDの登録設定により、
更新通知をメールで受け取れます。