Webセミナー
こどもを主語にした意思決定支援
看取りを見据えて関わる際に大切にしたいこと

  • 受付中

2024年10月23日 (水) 19:00 - 20:30

※アーカイブ配信期間に視聴予定の方も、お申込みはリアルタイム配信日までにご登録ください。リアルタイム配信終了後の新規お申込みはできません。

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日常生活に医療的ケアが必要な医療的ケア児は、国内で2万人以上いるといわれています。
医療が進んでも、治癒が目指せない疾患を抱える子どもがいます。
いのちが限られる重篤な疾患を抱えるこどもたちが、最後までその子らしく過ごせる支援が求められています。

治癒が目指せない状況においては、医療的な正しさが必ずしもその子にとっての最善となるとは限りません。どこで過ごすか、どういった治療を受けるかを決めていくためには、こどもと家族が大切にしたいことを丁寧に探り、疾患の軌跡やその子の成長・発達段階に応じた意思決定支援が必要です。
終末期を見据えながらも、子どもの大切な「今」をどのように支えることができるか。
──こどもを主語にした意思決定支援は、小児緩和ケアの大切な柱のひとつです。

本セミナーでは、子どもの意思決定支援のあり方について、病院・在宅、医師・看護師、それぞれの視点から考えます。
普段こどもと関わる機会の少ない医療者の皆様にも、本セミナーを小児緩和ケアに触れるきっかけにしていただければと思います。

  • 日時

    リアルタイム配信:2024年10月23日(水) 19:00-20:30
    アーカイブ配信:2024年10月24日(木)~2024年11月23日(土)23:59

  • 対象

    医療職全般 (緩和ケア、小児科の医療職を中心に)

  • 受講料

    無料

  • 参考図書


     『小児緩和ケア――こどもたちに緩和ケアを届けるために大切にしたいこと
     著 余谷 暢之

     本書をお持ちでなくても参加いただけますが
     お手元にご用意いただけますとセミナーの理解が一層深まります。

  • 開催形態

    オンライン

  • オンライン受講について

    ・オンライン受講は、専用の視聴用URLにアクセスすることで、Web環境下で動画として視聴いただけるプランです。
     視聴されている方のお顔が講師や他の視聴者から見えることはありません。
    ・リアルタイム配信では、講師への質疑応答にも参加可能です(進行等の都合により全ての質問にはお答えできない場合もございます)。
    ・リアルタイムで視聴した場合も、後日アーカイブで再度視聴可能です。
    ・アーカイブ配信は本セミナーにお申込みをいただいた方のみご視聴可能です。
    ・セミナーについてご不明な点がある際は、「セミナーについて」または「よくあるご質問」をご確認ください。
    ・視聴に用いるパソコン、タブレット端末、スマートフォンなどのデバイスおよび通信回線につきましては、ご自身でご準備ください。

  • 注意事項

    ・配信の撮影・録画・キャプチャー等および資料の無断転載・複製等は固く禁止いたします。

*一部変更となる場合がございます

  • 19:00~19:05

    イントロダクション (余谷暢之先生)

  • 19:05~19:20

    講演1 ちょっとだけがんばればできる小児在宅医療 (南條浩輝先生)
    ──こどもを在宅でみるときに大切にしていること

  • 19:20~19:35

    講演2 自宅にとどまらない、小児の訪問看護 (松丸実奈先生)
    ──こどもと家族の当たり前の願いをかなえるために

  • 19:35~19:50

    講演3 看取りを見据えて関わる際に大切にしたいこと (余谷暢之先生)
    ──連続性の中から今を大切に

  • 19:50~20:05

    ディスカッション
    小児緩和ケアにおける意思決定支援を考える

  • 20:05~20:25

    質疑応答

  • 20:25~20:30

    まとめと閉会の挨拶 (余谷暢之先生)

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国立成育医療研究センター総合診療部 緩和ケア科 診療部長

2004年大阪市立大学医学部卒業、2014年同大学院博士課程(公衆衛生学)修了。
初期臨床研修の後、2006年から国立成育医療研究センターで小児科専門研修を行い、その後スタッフとして救急、総合診療に従事。2014年より神戸大学の緩和ケアチームで成人の緩和ケア診療に携わる。2017年より現職。

現在は小児専門病院で疾患、場所を問わず専門的緩和ケアの実践に取り組むと同時に、国内外における小児緩和ケアの定着と普及に向けて活動を続けている。

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医療法人輝優会 かがやきクリニック院長

2001年広島大学医学部卒業。広島大学医学部附属病院小児科、広島市立広島市民病院未熟児新生児センター、大阪府立母子保健総合医療センター新生児科などを経て、2012年大阪府堺市にて在宅療養支援診療所、かがやきクリニックを開設。

0歳の赤ちゃんから100歳超の高齢者の訪問診療を行っている。「ちょっとだけがんばればできる小児在宅医療」が合い言葉。

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NPO法人にこり代表/看護師

2016年に友人の子どもが出生時の障害により医療的ケアが必要となったことをきっかけに、退院後のサポートを行う小児専門の「訪問看護ステーションにこり」を開設。2018年にはNPO法人を設立。

デイサービスや福祉有償運送などの医療的ケア児に対する包括的な支援を展開するとともに、2020年からは産前産後に特化した訪問看護、産後ケア事業も行っている。

プログラムの内容について

株式会社医学書院 看護出版部(担当:品田)
TEL:03-3817-5737 FAX:03-5804-0485
E-mail:a-shinada@igaku-shoin.co.jp

お申込みについて

株式会社医学書院 販売・PR部 セミナー担当
TEL:03-3817-5698 FAX:03-3815-7850
E-mail:pr_web@igaku-shoin.co.jp

お電話でのお問い合わせは平日9:00~12:00、13:00~17:00にお願いいたします。
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