medicina Vol.56 No.2
2019年 02月号

ISSN 0025-7699
定価 2,860円 (本体2,600円+税)

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超高齢化と生活習慣の変化、さらに新薬の登場にも後押しされて,抗血栓療法の対象となる患者は増加を続けている.その一方で、抗血栓薬の投与による出血リスクも問題視されるようになり、単に血栓リスクだけを考えていればよい時代ではなくなった。本特集では現在のエビデンスに基づいて、抗血栓薬の基本とその使い方を解説する。
企画:上妻 謙(帝京大学医学部内科学講座)

特集 抗血栓療法のジレンマ 予防すべきは血栓か,出血か?
上妻 謙
■対談
抗血栓療法の現場から 実臨床と病診連携のポイント
奥田 武志・上妻 謙
■Editorial
抗血栓療法をめぐる現状
上妻 謙
■この疾患にはこの抗血栓薬が必要
冠動脈疾患
飯島 雷輔
末梢動脈疾患
緒方 信彦
アテローム血栓性脳梗塞,ラクナ梗塞,心原性脳梗塞
星野 晴彦
深部静脈血栓症,肺血栓塞栓症
荻原 義人・伊藤 正明
心内腫瘍・血栓,人工弁・ステント留置後
齋藤 佑一・小林 欣夫
■抗血小板薬の特性を理解する
抗血小板薬の種類と作用機序
海北 幸一・辻田 賢一
アスピリンの適応と使用法
吾郷 哲朗
クロピドグレルの適応と使用法
田崎 淳一
プラスグレル,チカグレロルの適応と使用法
中川 義久
シロスタゾールの適応と使用法
平野 照之
■抗凝固薬の特性を理解する
抗凝固薬の種類と作用機序
岩出 和徳・斉藤 貴士・森 文章
ワルファリンの適応と使用法
後藤 信哉
ヘパリン,エノキサパリン,フォンダパリヌクスの適応と使用法
関 俊樹・山本 剛
ダビガトランの適応と使用法
井上 耕一
経口Xa因子阻害薬の適応と使用法
深谷 英平・阿古 潤哉
■高い出血リスクに対する対策
抗血栓療法における海外と日本のリスクスコア
夏秋 政浩
抗血小板療法中の出血高リスクとその対策
横井 宏佳
抗凝固療法中の出血高リスクとその対策
塩澤 真之・豊田 一則
■抗血栓療法に注意が必要な患者
透析患者,重度慢性腎臓病患者
大槻 尚男・山口 淳一
担がん患者におけるがん関連静脈血栓症
向井 幹夫
妊婦・授乳婦
神元 有紀
血栓性素因をもつ患者への対応
川杉 和夫
超高齢者,低体重,高度肥満などに対する投与量の調節
七里 守
非心臓手術の周術期対応
田邉 健吾
■特集の理解を深めるための22題
問題
解答



見て,読んで,実践! 神経ビジュアル診察(10)
わずかな麻痺も見逃さない! 手のひらの徴候
難波 雄亮
心電図から身体所見を推測する(10)
浮腫と心電図の関連を推測する
栗田 康生
母性内科の「め」 妊婦・授乳婦さんのケアと薬の使い方(8)
血小板が少ないって大丈夫なの?
三島 就子
認知症患者の診かた 物忘れ外来から学ぶ現場のコツ(9)
血管性認知症への対応で注意することはありますか?
重松 一生
ストレスと病気のやさしい内科学 診療の幅が広がる心療内科の小ワザ集(4)
それでも頭痛が続くんです(緊張型頭痛のケース)
大武 陽一
目でみるトレーニング

岩波 慶一/川上 浩平/北島 信治
医師のためのビジネススキル(9)
ネゴシエーション 他部署を動かす交渉力
一ノ瀬 英史・岡 重文

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