訪問看護と介護 Vol.30 No.4
2025年 07月号

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 看護小規模多機能型居宅介護(看多機)では、通い・泊まり・訪問看護・訪問介護の組み合わせでサービスを、臨機応変に、一体的に提供できます。そのため、退院直後の不安定な状態への介入、中重度の医療ニーズへの対応、看取りに向けたケアなど、現場からは幅広いサポートができるといった声が聞かれます。一方で国内の事業所総数は1000程度と、その手応えとは裏腹に、制度創設当初の想定ほどには増えていない現実もあります。
 看多機は現在、地域においてどのような役割を果たすものになっているのでしょうか。今後、「身近な地域で利用できるサービス」となるためには何が必要なのでしょうか。本特集では、研究者による調査研究と、長らく看多機に力を注いできた実践者の声から、看多機の今を見つめ、向かう先を考えます。

ISSN 1341-7045
定価 1,760円 (本体1,600円+税)

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特集 研究と現場の実践から見えた! 看護小規模多機能型居宅介護の現在地とこれから向かう先

■総論
看多機の未来を拓く鍵は“広域利用”にあり──厚労省の看多機事業に関わってきた立場からの提起
福井小紀子

■コラム
看多機の普及に向けた、日本看護協会の取り組み
田母神裕美

看多機の新たな展開──連携と地域支援の実践
福田裕子

スタッフが捉える看多機のよさと、サービス提供の組み合わせ
廣岡佳代

■レポート
一軒家の想いを受け継いだ看多機
坂町ミモザの家

医療依存度の高い人を支える看多機
ラピオンナーシングホーム


■特別記事
受診歴のない地域住民にも24時間往診可の駆けつけサービス
島田啓志


●新連載 #新任管理者のためのシゴトの裏ワザ・1
ハラスメントだと言われないためにどうすればよいでしょうか?
出口貴大

●同行紀・2
タダさんと緑さん
弓指寛治

●在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に!・169
支援する側とされる側が循環するとは
秋山正子

●新米マネジャー時代のここだけの話・3
きっかけは個性を打ち出すことだった
那須祐子

●“日常使い”の在宅の医学・12(最終回)
在宅酸素療法──生活を支える医療
安池純士/佐々木淳

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