保健師ジャーナル Vol.81 No.5
2025年 10月号
特集 自治体が取り組むプレコンセプションケア
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現代社会が抱える少子化や晩産化、低出生体重児の増加といった課題に対応するため、「プレコンセプションケア」の重要性が高まっている。
国は「プレコンセプションケア推進5か年計画」で、切れ目のない支援体制の構築を掲げている。しかし、現状ではプレコンセプションケア関連事業に取り組む自治体はごく一部にとどまり、その普及が課題となっている。
本特集では、先行事例を参考に、自治体保健師が担うべき役割や、既存事業にプレコンセプションケアの視点をどう組み込んでいくべきか、具体的な支援のあり方を考察したい。
ISSN | 1348-8333 |
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定価 | 1,760円 (本体1,600円+税) |
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特集 自治体が取り組むプレコンセプションケア
■日本で必要なプレコンセプションケアと自治体の役割
荒田尚子
■保健師に期待される既存事業を生かしたプレコンセプションケアの展開
渡會睦子
■プレコンセプションケアに関する若年層への多角的な支援──本庁と保健所が連携した神奈川県の取り組み
惣田にき
■「生」を含む包括的な家庭内性教育の展開──仙台市泉区における「泉区いのち育むプロジェクト」
佐藤沙也果
■チームすさきが行う「生きる力を育む教育」──保健・福祉・教育部門が連携した須崎市の取り組み
松尾まゆら、長谷川奈々、西本美公子、廣末ゆか
■PickUp
常勤保健師0名自治体の挑戦──知夫村役場×大学×NPOで取り組む、持続可能な保健体制構築に向けた取り組み
青木さぎ里、櫻井純子、太田あゆ美、平田真子
■研究
養育里親が受けた養育支援における支援とその結果に関するスコーピングレビュー──離島留学の島親サポート体制の課題解決への示唆
平田真子、櫻井純子
●新連載 発育性股関節形成不全(乳児股関節脱臼)の予防への挑戦・1
なぜ改めて発育性股関節形成不全(臼蓋形成不全・亜脱臼・脱臼)の予防に取り組む必要があるのか?──連載のはじめに
吉岡京子
●明石こどもセンターに学ぶ! 児童相談所保健師の役割と虐待対応・3
医療機関との連携──個別支援の事例から考える
秋末珠実、稲垣由子
●ネガティブ・ケイパビリティを学ぼう! 不確かで曖昧な保健活動を支える力・2
問いにとどまり続ける勇気──実践から考えるネガティブ・ケイパビリティ
氏原将奈
●命をつなぐ災害復興法学 被災者を支えるお金とくらしの話・8(最終回)
公衆衛生看護の教育に求められる視点──生活復興を基本としたウェルビーイングの支援を
岡本 正
●研究室からのメッセージ・195
共立女子大学 地域・在宅看護学領域
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