生体の科学 Vol.76 No.5
2025年 10月号(増大号)

ISSN 0370-9531
定価 5,060円 (本体4,600円+税)

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増大特集 ワクチン開発

特集「ワクチン開発」によせて
岡田随象・河岡義裕

■I.SCARDA
SCARDAの目指す課題:感染症危機管理の確立
濵口道成

■II.フラッグシップ拠点(東京大学)
「世界を救う!」を理念に:UTOPIAが拓く感染症研究の新時代
河岡義裕

ヘルペスウイルス
小柳直人・川口 寧

ワクチンをサイエンスしデザインできるUTOPIAを目指して
石井 健

ネクストパンデミックに備えるためのシステムウイルス学
佐藤 佳

基礎研究の社会実装へのシフト
菊池正彦

ワクチン応答の分子基盤解析
呉羽 拓・高柳 広

ワクチン開発の基盤としての液性免疫記憶研究
上滝隆太郎・他

ワクチン忌避:公衆衛生,疫学統計,数理モデルから考えるワクチン開発
古瀬祐気

精密ゲノム編集技術:CRISPR/Cas9から塩基編集,プライム編集へ
主藤裕太郎・濡木 理

新規ワクチンの臨床試験を進めるうえでの課題
四柳 宏

感染症危機事態における病原体研究のELSI
西 千尋・他

ラビット抗体技術による次世代中和抗体の創出
丸山俊昭

UTOPIAと臨床研究
古賀道子

■III.シナジー拠点(北海道大学)
北海道大学ワクチン研究開発拠点の概要
加賀晶世・澤 洋文

理想のワクチンを開発・実用化する
大野円実・他

mRNAワクチン用イオン化脂質ライブラリーの構築とmRNAワクチンへの応用
佐藤悠介・原島秀吉

クライオ電子顕微鏡を用いた構造ワクチン学研究
前仲勝実・他

COVID-19の臨床的特徴:宿主免疫,変異株,重症化との関連
中久保 祥

SARS-CoV-2によるMHC-I経路の阻害機構
田中 努・他

成人結核の制御を目指した新規ワクチン開発
松尾和浩・水野 悟

治験薬GMP基準に準拠した小規模組換えタンパク質製造施設の構築
鈴木定彦

■IV.シナジー拠点(千葉大学)
千葉大学cSIMVa:安心で体に優しい粘膜ワクチンが命を守る
清野 宏

千葉大学病院での粘膜ワクチン臨床試験への取り組み
花岡英紀・他

粘膜ワクチンの臨床評価指標
山本美奈・柳樂盛男

安全で有効な経鼻ワクチン開発に向けた取り組み
中橋理佳

粘膜ワクチンモダリティとしての新規バイオマテリアル展望
澤田晋一

組織常在性記憶細胞と次世代粘膜ワクチン開発
岩村千秋・平原 潔

■V.シナジー拠点(大阪大学)
大阪大学ワクチン開発拠点先端モダリティ・DDS研究センター(CAMaD)の目指すもの
岡田雅人・審良静男

mRNAワクチンの設計と作製
中西秀之・位髙啓史

副反応低減型mRNAワクチンの開発
吉岡靖雄

受精卵・ES細胞を用いた遺伝子改変マウス作製法
江森千紘・伊川正人

Current approaches for T cell epitope analysis
Lu Xiuyuan・山崎 晶

CAMaDウイルス解析チームの取り組み
渡辺登喜子

宿主病原体相互作用:病原体による疾患発症機構と治療標的
荒瀬 尚

ヒトの免疫・疾患・形質を読み解く統合ゲノム解析
枝廣龍哉・他

パンデミックワクチン First-in-human試験における臨床研究:多面的免疫学的評価
西田純幸・辻本孝平

■VI.シナジー拠点(長崎大学)
長崎大学・ワクチン研究開発拠点(VRDC)の目指すもの
森田公一

デング熱ワクチン
森田公一

マラリアワクチンの現状と課題
金子 修

高病原性ウイルスによる感染症に対するワクチン
吉川禄助・安田二朗

侵襲性非チフス性サルモネラ症(iNTS)ワクチン開発の現状と課題
児玉年央

Contribution of artificial intelligence to the field of vaccine design and development
Alexandru Odainic・Kaïdre Bendjama

ワクチン候補の免疫学的評価:リーシュマニア症を例として
濱野真二郎

ワクチン開発と公衆衛生をつなぐ:感染症疫学とは国民を感染症から守るための戦略を理論的に構築するための必須ツールである
John Edmunds・有吉紅也

感染症研究における海外拠点の戦略的重要性:Disease Xの危機管理体制に向けて
金子 聰

ワクチン開発プラットフォームの多様性
田中義正

■VII.サポート機関(京都大学)
京都大学免疫モニタリングセンターKICの目指すもの
上野英樹

高齢者におけるワクチン接種後の免疫応答
米谷耕平・他

ワクチンに対するT細胞応答:T細胞は変異株に強い
河本 宏

mRNAワクチンに対する自然免疫応答とその回避
田中洸太郎・他

構造ワクチン学による感染症ワクチン抗原のデザイン
逸見拓矢・橋口隆生

■VIII.サポート機関(実中研)
小型実験動物のサポート機関としての実中研の役割と展望
伊藤 守・末松 誠

感染症モデルとなる実験動物のデータベース化および遺伝子改変マウスの作製
後藤元人・高橋利一

国産ゲノム編集技術によるモデル動物開発と感染症研究への展開
吉見一人・真下知士

感染モデルマウス作製支援技術:ピエゾマイクロインジェクション法を用いた効率的ゲノム編集法
岡村匡史・中野堅太

■IX.サポート機関(理化学研究所)
ヒトの免疫システムをいかに解析しワクチン開発に役立てるか
山本一彦・鈴木亜香里

eQTL・caQTL解析
藤本凜太郎・他

RNA転写開始点解析技術によるエンハンサー解析
村川泰裕

ヒト免疫細胞サブセットのリピドーム解析
磯部洋輔・他

質量分析を基盤とした免疫細胞サブセットのプロテオーム解析
今見考志

■X.サポート機関(医薬基盤・健康・栄養研究所)
医薬基盤・健康・栄養研究所霊長類医科学研究センターの目指すワクチン開発への貢献
保富康宏

ワクチン開発における霊長類モデル 1
浦野恵美子

ワクチン開発における霊長類モデル 2
山川奈津子

■XI.サポート機関(東京大学医科学研究所)
ゲノム解析サポート機関とバイオバンク・ジャパン(BBJ)の目指すもの
松田浩一・山梨裕司

疾患ゲノミクス解析
佐藤 豪・他

COVID-19ワクチン免疫応答に関わる疾患感受性遺伝子の同定
南宮 湖

自然免疫応答の遺伝的多様性を単一細胞分解能で理解する
熊坂夏彦

PEA(Proximisity Exension Assay)法によるプロテオーム解析
金井昭教・他

■XII.サポート機関(滋賀医科大学)
滋賀医科大学のサルを用いた医学研究
伊藤 靖・遠山育夫

カニクイザルにおける遺伝子改変技術と疾患モデル
武藤真長・依馬正次

カニクイザルの生殖関連ホルモンの開発
守村敏史・依馬正次

滋賀医科大学動物生命科学研究センターにおけるカニクイザルの人工繁殖
岩谷千鶴・他

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