BRAIN and NERVE Vol.72 No.2
2020年 02月号

ISSN 1881-6096
定価 2,970円 (本体2,700円+税)

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胎児黒質ドパミンニューロン移植療法を受けたパーキンソン病(PD)患者においてαシヌクレイン(αS)沈着がドナー細胞に認められたことから,神経変性疾患における異常蛋白の細胞間伝播の概念が提唱された。これに端を発し,細胞間に放出されたαSをキャプチャーする免疫療法が実際に疾患の進行を抑制するかに注目が集まっている。本特集では免疫療法・伝播抑制療法が成立するかという観点から, PD,多系統萎縮症の早期診断,バイオマーカー,関連疾患についてαシヌクレイノパチーの新たな展開を紹介する。
特集の意図[PDF]

■[鼎談]治療標的としてのαシヌクレイン
長谷川 隆文×下畑 享良×桑原 聡
■レム睡眠行動異常症とαシヌクレイノパチー
宮本 智之,他
■αシヌクレインと家族性パーキンソン病-未来への展望
西岡 健弥,服部 信孝
■疾患修飾療法の成功を目指した多系統萎縮症の診断
下畑 享良
■診断バイオマーカーとしてのαシヌクレイン
小野 賢二郎
■αシヌクレインを標的としたパーキンソン病の疾患修飾薬開発戦略
長谷川 隆文,他



■総説
ペリサイトと神経系-生理的役割と病理的意義
清水 文崇,神田 隆



症例報告
ステロイド単独治療が奏効した脳原発リンパ腫様肉芽腫症grade 1の1例
中尾 剛幸,他
臨床で役立つ 末梢神経病理の読み方・考え方
第11回 薬剤性ニューロパチー
佐藤 亮太,神田 隆
学会印象記
Neuroscience 2019
吉川 輝

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