精神看護 Vol.27 No.1
2024年 01月号

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発達障害領域における当事者による研究と考察の成果は大きく、それらが「支援の新しい道」を切り開く時代が来ています。
当事者らによる障害領域を超えた論考や発信は、特定領域での知見だけでは発見し得ない「新たな糸口」を提示してくれています。
本特集では、新時代の「知」を切り開く人たちにご寄稿いただきました。

ISSN 1343-2761
定価 1,650円 (本体1,500円+税)

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特集 「発達障害」は当事者に聞け!──新時代の「知」を切り開く人たち

[当事者発信と科学研究]──自閉症論の領域を中心として
狩野祐人

[発達障害当事者からみた当事者研究]──「等身大の自己」がもたらす変革とつながり
綾屋紗月

[ジャンルをゆうに超えて]──「困りごとでつながる」がひらくフロンティア
鈴木大介

[「発達界隈」を無視できない!]──当事者自助グループが生み出す新たな「知」
横道 誠

[むしろ私は「動けない」]──何もしないでぼーっとしている人
柴崎友香

[精神医学からみて]──ASD/ADHDを分ける(厳密に診断する)意味はあるのか?
兼本浩祐


■対談
われらADHD探検隊
高野秀行×角幡唯介

■特別記事
意外と知られていない睡眠障害と神経発達症
堀内史枝、細川里瑛

褥瘡治療の基本をアップデートしよう
清水勇雄

■新刊『そうだったのか! 精神科の病気』
「精神科をやる上で、一番知りたかったこと」かもしれない。──『精神看護』での連載を経て、ついに登場!中村創さんに聞く
本誌編集部

■フィールドノート
シャイユクリニック留学記──複数性、外国人性と“治癒”
《前編》不安だらけのフィールドワーク
橋本和樹


●傍らでいて…1(新連載)
ああ、実に、惜しい
木暮明菜

●たくさんの人の声、集めました!…18
精神看護における資格制度と働き方のリアル
田端恭兵、TOKIYAPI、マツコ

●患者に導かれる学生、引き込まれる教員。…4
学生が抱いた「倫理的苦悩」に学ぶ
舩山健二

●舩山's Eye 精神看護の延長線上にある「ケア」…1
ご存じですか!?「プレコンセプションケア」
舩山健二

●精神科訪問看護を軌道に乗せた私のノウハウ・経験をお伝えします…10(最終回)
存在し続けられる組織を創るために
山下隆之

●スキゾ小町の貸し出し休耕田…4
野外の仕事のメリットデメリット
あべ・レギーネ

●銭湯で鍛えたコミュニケーションは精神看護に活きる…1(新連載)
こだわりの強い人
那須祐子

●当事者研究のスキルバンク…39
本日の研究者:かずさん
本日のスキル:苦労のユニークなキャラ化法
べてるの家

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