訪問看護と介護 Vol.27 No.6
2022年 11月号

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「精神科訪問看護は難しい」。そのような声を聞くことがあります。
「難しさ」を生む背景はさまざまあります。精神症状のつかみどころのなさもあれば、ケアの効果が可視化されづらい精神科訪問看護の性質もあるのでしょう。そこに本人または家族との対人関係上の困難さが加わって、一筋縄ではいかなくなるケースも存在するようです。

本特集では、精神科訪問看護の不完全燃焼感を残したケースに注目しました。一筋縄ではいかず、支援者が行き詰まりを覚えたケースです。
現実の関わりや利用者本人・家族・訪問看護師をめぐって起こっていることを見てみると、精神科訪問看護として行っていくべきことや、見逃してはいけないポイントが浮き上がってきました。

ISSN 1341-7045
定価 1,650円 (本体1,500円+税)

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特集 そのとき精神科訪問看護で何ができるか――不完全燃焼事例から考えてみる

■学び直しの総論
精神科訪問看護のアセスメントのポイントとコツ――オレム・アンダーウッドモデルを活用しながら「生活への支障」を見る
小瀬古伸幸

■事例検討対談
不完全燃焼事例を話し合ってみる――そのとき精神科訪問看護として何ができたか
濵本千春/小瀬古伸幸


■巻頭/特別記事
誌面展示会 ぐるり。
尾山直子/編集室

■特別記事
在宅ケアとLGBTQ
坂井雄貴

■実践報告
当訪問看護ステーションを利用する障害児のきょうだい児向け職業体験の取り組み――母親たちが勤務する当就労継続支援事業所での実践
菴原亮太/藤田祥代/喜多一馬


●新連載 Hallo! ポジティヴヘルス オランダ生まれの“健康”の新概念・1
「ポジティヴヘルス」とは何か
川田尚吾

●在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に!・153
早めからの訪問看護に思う――がん治療中、外来通院中からの関わり
秋山正子

●訪問先のちょっと気になる人。精神科ナースはどう見る? どうする?・2
薬を大量に使用する独居男性……もしかして依存症?
萱間真美

●バッドニュースコミュニケーション塾・5
「寄り添い」とは、「聴く」と「待つ」である
岡山容子

●そういえば、私がん患者だった・10(最終回)
2度目のがん体験だったけれど
濵本千春

●往復郵便・15(最終回)
漏らすロボット
頭木弘樹/榊原千秋


■レポート
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ケアと環境を考えるイベントをやっています。
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第12回 日本在宅看護学会学術集会を開催します!
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