眼科

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病期や治療効果を評価するための指標、略語、薬剤など、日常の業務に役立つ情報をポケットサイズにぎゅっと凝縮。カルテの記載内容の理解や、知識の整理にも役立つ。現場で得た知識を書き込んで、頼れるオリジナルノートとしても活用できる1冊。
シリーズ すぐ調
編集 武蔵 国弘
発行 2012年05月判型:A6変頁:96
ISBN 978-4-260-01464-9
定価 1,320円 (本体1,200円+税)

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読者のみなさんへ

 眼科の治療では、患部が診察している医師にしか見えず、看護師を含め医療スタッフにとって非常にわかりにくいものとなっています。ですから、眼科看護は面白くない、と考えている方もいるかもしれません。しかし近年、電子カルテ、画像ファイリングシステム、細隙灯検査のモニター表示などの医療機器の発達によって、医療スタッフがよりアルな診療情報に触れる機会は増えてきました。
 質の高い看護の提供には、知識の体系的な習得だけでなく、カルテに記載されている内容の理解や、医師からのインフォームドコンセントに同席し、手術室を見学して、患者さんの体験を共有する必要があります。本書は、その一助となるような情報をまとめました。本書を通じて、眼科看護の質を上げて、患者さんが安心して治療を受けられるようになれば幸いです。
 それでは、本書を片手に一緒に眼科医療を勉強していきましょう。

 2012年3月
 編者 武蔵国弘

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解剖・カルテの記載
 前眼部の構造
 眼瞼
 正常眼底所見
 6本の外眼筋
 カルテの記載例

検査・治療
 主な検査項目
 検査結果のみかた
 屈折異常
 水晶体核硬度の分類-Emery-little分類
 主な視野異常
 斜視の種類
 眼底変化の分類
 糖尿病網膜症
 緑内障
 主な眼科手術の特徴と注意点
 眼症状をきたす主な全身疾患
 身体障害者等級
 自動車運転免許適正試験基準

主な薬剤
 抗菌薬
 抗真菌薬・抗ウイルス薬
 合成副腎皮質ホルモン剤
 非ステロイド性抗炎症薬
 アレルギー性疾患治療薬
 免疫抑制剤
 白内障治療薬
 緑内障治療薬
 ドライアイ治療薬
 加齢黄斑変性症治療薬
 ビタミン製剤
 調節麻痺、散瞳薬
 眼科手術用薬
 網膜色素変性症治療薬

略語

薬剤索引

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