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PT・OT国家試験共通問題 でるもん・でたもん[臨床医学] 第2版
スマホで解けるオンライン過去問題集付

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『でるもん・でたもん』シリーズの臨床医学、7年ぶり改訂。短期間で効率よく学べるよう過去問を徹底分析し、選択肢を再編成した“良問集”。前版までの特長を残しつつ、新しい国試出題基準に準拠して情報をアップデート。さらに、今版から「スマホで解けるオンライン過去問集」にアクセスできるシリアルコード(登録から1年間有効)を収載。書籍とデジタル問題集を組み合わせた新しい国試対策本で、盤石の得点力を鍛え上げよう!

編集 「標準理学療法学・作業療法学」編集室
発行 2025年12月判型:B5頁:592
ISBN 978-4-260-06028-8
定価 4,950円 (本体4,500円+税)

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 2018年に本書の初版が出版されてから,7年の歳月が流れようとしています.この間,理学療法士・作業療法士の学校養成施設指定規則の改正(2020年4月)や理学療法士作業療法士国家試験出題基準の改定〔2024年(令和6年)の国家試験から適用〕がありました.また,毎年,新たな問題も出題されたことから,今回,初版の内容をアップデートすることとなりました.
 社会に目を転じると,少子化の流れを食い止めることは難しく,かつては定員確保に苦労しなかったPT・OT養成校でも定員を確保することが難しくなってきています.一方で,入試形態は,従来の一般入試から推薦入学等の年内入試の割合が増加し,高校3年生で受験勉強を経験する生徒が減少し,PT・OT国家試験が人生で初めて経験する本格的な受験となる学生が増えてきました.そのせいか,最近は,在学生から「勉強法がわかりません」「勉強法を教えてください」という声を聞く機会が増えました.
 PT・OT国家試験の合格率は,年ごとに若干変動しますが,おおむね90%前後で推移しています.国家試験の合格率は翌年の養成校の定員確保に影響を与えることから,受験資格を得るための学内での選抜も厳しくなっているようです.なんとか養成校を卒業できたとしても,国家試験に合格しなければ,就職の内定が取り消され,再受験に向けた1年間を過ごさなければならない事態に陥ってしまいます.
 国家試験に合格するにはどうしたらよいのでしょうか.先輩などから「過去問を勉強すれば合格できる」とアドバイスを受けるかもしれません.しかし,国家試験では,過去問とまったく同じ問題が出題されることはむしろ稀で,単に過去問を解いただけでは,合格することができません.このアドバイスは正しくは「過去問を分析し,その背景にある知識を学習すれば合格する」になります.国家試験ではまったく同じ問題は出題されませんが,同じような問題は出題されますので,過去問を解くことができるレベルの知識の獲得や理解が重要になります
 それでは,具体的にどのように学習すればよいのでしょうか.国家試験の出題範囲は広いので,闇雲に学習すると効率が悪く,受験日に間に合わなくなってしまいます.限られた時間のなかで,効率よく学習を進め,実力をアップさせるには,よい受験参考書を選択することが重要です.自分の代わりに過去問を徹底的に分析し,類似問題を解くのに必要な背景知識をコンパクトにわかりやすく説明されている自分にあった受験参考書を選択することが合格への第一歩です.張り切って分厚い(ページ数の多い)参考書を選択すると,途中で挫折します.
 本書は,2005年(第40回)から2025(第60回)までの21回分の国家試験の「臨床医学」に関する問題を徹底的に分析し,病理学,整形外科学,神経内科学,内科学,精神医学,臨床心理学,リハビリテーション医学,リハビリテーション概論に整理して,背景となる知識のエッセンス(コアとなる知識)をまとめ,わかりやすく説明しています.多くの受験参考書は,過去5年間の問題を対象として書かれていますが,5年間の問題の分析では不十分です.本書と同時に出版された『PT・OT国家試験共通問題でるもん・でたもん[基礎医学](第3版)』を活用することにより,PT・OTのいわゆる“共通問題”である専門基礎分野(基礎医学+臨床医学)を効率よく,学習することができます.
 さらに,今版からは「スマホで解けるオンライン過去問題集」が,利用登録から1年間使えるようになりました.書籍に収められた問題だけでなく,実際に国家試験に出題された過去問を学習する環境が提供されるため,本書で学んだ内容をもとに“力試し”や“実力の把握”が容易にできるようになったことは,本企画の大きな進化です(なお,オンライン過去問集は専門基礎分野だけでなく,PT・OT専門分野の問題も解くことができます).
 おかげさまで,本書を含めた『でるもん・でたもん』シリーズは多くの読者から好評をいただき,「解説がわかりやすい」「学習のポイントが理解しやすい」といった声をいただいています.毎年,受験した皆さんから「今回は難しかった」「傾向が変わった」という感想を聞きますが,実際には,合格に必要な知識の基本的な部分(コアの部分)には大きな変化はありません.つまり,毎年,新しい問題がいくつか出題されますが,コアの部分を学習しておけば,たとえ,新しい問題ができなくても十分に合格することができるのです
 理学療法士,作業療法士になるためには,多くのことを学習しなければなりません.そうした皆さんにとって,3~4年間の在学期間はあっという間に過ぎて,国家試験を受験する日が間近に迫ってきます.限られた時間のなかで,効率よく学習するには,自分に合ったよきパートナーとなる参考書を選択し,一日も早く,受験勉強をスタートする必要があります.
 できれば,なるべく早い時期に本書を手に取り,学年進行とともに少しずつ読み進めていただくことが理想ですが,受験までに数か月しか残されていない場合でも,本書を読み進めることにより短期間で合格レベルの知識を身につけることができます.実際に,筆者は国家試験前の1か月間のがんばりで,合格ラインに達した学生を何人も見てきました.
 本書が多くの人のよきパートナーとなり,1人でも多くの人が国家試験に合格し,理学療法士・作業療法士として活躍する日が来ることを心から願っています.

 2025年9月
 齋藤昭彦

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第1章 病理学
 1 退行性・進行性病変
 2 代謝異常
 3 循環障害
 4 免疫・アレルギー
 5 炎症
 6 感染症
 7 腫瘍

第2章 整形外科学
 8 骨折
 9 骨折の合併症
 10 脱臼・靱帯損傷
 11 末梢神経損傷
 12 絞扼性神経障害
 13 その他の末梢神経障害
 14 骨端症
 15 脊椎疾患
 16 変形性関節症
 17 関節リウマチ
 18 骨粗鬆症
 19 切断
 20 スポーツ外傷
 21 熱傷
 22 その他の整形外科疾患

第3章 神経内科学
 23 脳血管障害
 24 神経学的症状・徴候
 25 高次脳機能障害
 26 筋ジストロフィー
 27 多発性硬化症
 28 Parkinson病
 29 Guillain-Barré症候群
 30 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
 31 小児期の代表的神経疾患
 32 脊髄損傷
 33 重症筋無力症
 34 その他の神経疾患

第4章 内科学
 35 循環器疾患①──急性心筋梗塞
 36 循環器疾患②──心不全
 37 循環器疾患③──その他の疾患
 38 呼吸器疾患①──換気障害
 39 呼吸器疾患②──慢性閉塞性肺疾患
 40 呼吸器疾患③──その他の疾患
 41 消化器疾患①──消化管疾患
 42 消化器疾患②──肝胆膵疾患
 43 代謝性疾患
 44 内分泌疾患
 45 腎・泌尿器疾患
 46 その他の内科疾患

第5章 精神医学
 47 精神症状
 48 統合失調症
 49 気分症(気分障害)
 50 小児期の精神障害
 51 物質関連症
 52 てんかん
 53 心的外傷後ストレス症(PTSD)
 54 器質性精神障害(認知症など)
 55 パーソナリティ症
 56 摂食症
 57 その他の精神医学に関する問題

第6章 臨床心理学
 58 臨床心理検査法
 59 心理療法
 60 発達心理
 61 防衛機制
 62 転移・逆転移
 63 記憶
 64 その他の臨床心理学に関する問題

第7章 リハビリテーション医学
 65 高齢者の特徴
 66 廃用症候群
 67 摂食・嚥下障害
 68 ADLとIADL
 69 評価と評価法
 70 医学的検査①──画像検査
 71 医学的検査②──心電図検査
 72 医学的検査③──その他
 73 リハビリテーション治療
 74 薬物療法
 75 リスク管理

第8章 リハビリテーション概論
 76 生活機能分類(ICF)
 77 クリニカルパス
 78 ユニバーサルデザイン
 79 ノーマライゼーション
 80 保健予防概念・標準予防策
 81 関連法規
 82 その他

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