耳鼻咽喉科 第2版

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究極の国試対策本シリーズの1冊。著者独自のまとめにより、短時間で医師国家試験のマイナー科目をおさらいできます。『耳鼻咽喉科 第2版』では、臓器ごとによく問われる「症状、疾患、病態」をわかりやすくまとめました。キーワードの暗記に使えるチェック問題と答えが消せる赤シート付属。厳選した国試の過去問(116回まで)とオリジナルの問題を掲載し、最短で正解にたどりつくオリジナルの解法を加えました。

シリーズ シリーズ まとめてみた
天沢 ヒロ
発行 2022年09月判型:A5頁:252
ISBN 978-4-260-05022-7
定価 3,300円 (本体3,000円+税)

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まえがき(第2版)

 今回の耳鼻咽喉科の改訂をもって,まとめてみたシリーズのすべてが第2版へと生まれ変わりました.シリーズ各科の「まえがき」には,それぞれ内容の異なった皆さんへのメッセージが書かれているので,ぜひ参照してみてください.

 今回,この場を借りて1点お願いしたいことがあります.それは皆さんの意見をもっと聞かせてもらえたらな,ということです.

 「問題をもっと増やして欲しい!」
 「研修医で使える知識をもっと充実させて欲しい!」
 「メジャー科も出して欲しい!」

 なんでもよいです.本書に挟まれている読者アンケートにでも構いませんし,Twitter(@AmasawaHiro)を窓口にしているので,そちらにDMしてくれてもOKです.皆さんの意見を積極的に取り入れて,よりよいコンテンツを届けられればと考えています.

 もちろん,「まとめてみたシリーズのおかげで,わからなかったところを理解することができました!」みたいな感想のみでも大歓迎です.そういう1つ1つの声が本当に力になりますからね(^^)

 2022年8月
 天沢ヒロ

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0 耳鼻咽喉科のキモ
 ──5つでカテゴライズする
1 急性中耳炎 
 ──一般的な感染徴候を示す
2 伝音難聴(総論)
 ──どの難聴かで鑑別診断が大きく変わる
3 伝音難聴①
 ──炎症症状より難聴が主体となる
4 伝音難聴②
 ──ティンパノグラムは強い味方!
5 感音難聴(総論)
 ──耳鼻咽喉科の山場
6 感音難聴(片側性)
 ──鑑別疾患を列挙しよう
7 感音難聴(両側性)
 ──左右が同時に障害される
8 平衡機能障害(総論)
 ──めまい特有の検査をおさえよう!
9 平衡機能障害(各論)
 ──3つの要素で鑑別する
10 咽頭の炎症
 ──視診が重要
11 咽頭の腫瘍
 ──頭頸部癌は共通点が多い
12 喉頭の炎症
 ──呼吸管理が欠かせない
13 喉頭の腫瘍
 ──呼吸と発声の2つの機能に関わる
14 鼻の炎症
 ──鼻腔と副鼻腔
15 鼻の腫瘍
 ──繰り返す鼻出血に注意!
16 口腔の炎症
 ──唾液腺と舌
17 口腔の腫瘍
 ──疫学も大切にしよう
18 顔面神経麻痺
 ──原因の推定が鍵!
19 顔面骨骨折
 ──頭部外傷で生じる
20 その他
 ──余裕があればおさえたいところ
21 天沢流キーワード術

索引

解いてみた
 急性中耳炎
 伝音難聴①
 伝音難聴②
 感音難聴(片側性)
 感音難聴(両側性)
 平衡機能障害(各論)
 咽頭の炎症
 咽頭の腫瘍
 喉頭の炎症
 喉頭の腫瘍
 鼻の炎症
 鼻の腫瘍
 口腔の炎症
 口腔の腫瘍
 顔面神経麻痺
 顔面骨骨折
 その他
 総合問題

チェック問題

コラム
 急性外耳炎
 音響外傷
 臨床のめまい
 女性の下咽頭癌
 顔面神経のmisdirection
 もしも,眼窩“吹き抜けない”骨折だったら

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