イラストでまなぶ 人体のしくみとはたらき 第3版
人体のしくみとはたらきを学ぶなら、まずはこの1冊! 理解を深める解説動画つき
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人体のしくみとはたらきを学びたいけれど、一体どこから手をつけていいかわからない…という人のための、気軽に楽しく学べる入門書。イラスト・漫画で比喩やデフォルメをしながら、臨床につながる知識もしっかり理解できるように解説しています。第3版はフルカラー化+理解を深める解説動画の付加で、さらにパワーアップしました。看護学生や医学生のみならず臨床で働く医療職からも「わかる!」と大好評の1冊です。
●解説動画のご紹介
本文中でより理解を深めておきたい内容について、著者の講義動画を合計88本収録しています。各動画は2分程度のコンパクトな長さなので、勉強の合間にぜひご活用ください。
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●解説動画の見かた
紙面のQRコード*を読み取ると動画を再生できます。
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* QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
●各章の動画の本数
第1章 生命……2本
第2章 血液……7本
第3章 循環……17本
第4章 呼吸……13本
第5章 消化……16本
第6章 腎臓……16本
第8章 神経……17本
第1章 生命……2本
第2章 血液……7本
第3章 循環……17本
第4章 呼吸……13本
第5章 消化……16本
第6章 腎臓……16本
第8章 神経……17本
●サンプル動画
【sample】解説動画――第5章 消化 胃液 胃液成分
【sample】解説動画――第5章 消化 胃液 ヒスタミンとプロトンポンプ
更新情報
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- 序文
- 目次
序文
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第3版によせて
本書の初版を解剖生理学のサブテキストとして上梓したのが2006年でした.その直後から大小の改訂を継続して行い,そのためもあってか,今までずうっと皆様から一定の評価を得ていることは,著者として大変うれしい思いです.この数年,医療系学生の教育法にも変革が起こり,学生教育における解剖生理学の担う役割も変わり,さらに学生気質も変化してきました.そこでこのたび,こうした時代の流れに沿うようにさらなる大改訂を試み,イラスト等もすべて描きかえ,新たに第3版を発行することにしました.
人体のしくみやはたらきを学ぼうとする場合,生物学やヒトのからだについての知識をほとんどもっていない人にとっては,学ぶ範囲が広すぎて,どこからどう手をつければいいのかわかりにくいといった問題があると思います.このような場合,何かとっかかりがあると気軽に取り組め,かつ理解も早く,結果的には楽しく勉強することができます.そのとっかかりに適した書籍を,という目的で本書をつくりました.
初めて解剖生理学を学ぶ人でも気軽に楽しく勉強でき,しかもその勉強への興味を持続させるためにはどうしたらよいか,と考えた末の結論が,本書に,「はるか」「なつみ」という2人の看護学生を登場させることでした.そして彼女たちの臨地実習の様子をお見せすることによって,人体のしくみとはたらきについて,臨床的に重要な点を中心に興味深く,かつわかりやすく説明しようと試みました.
本書は,拙書『イラストでまなぶ生理学』『イラストでまなぶ薬理学』の姉妹編ですが,本文とイラストのスタイルは両者とは少し変えてあります.『生理学』『薬理学』と同様にイラストにはかなり過激な比喩やデフォルメしているものもありますが,それは「覚えてほしいポイントを重要視したため」とご理解ください.
また本書では特に,読者の勉学のゴールを明示しました.各項目の最後に「Check説明できるようになろう」と称して,そこで学ぶべき事柄を列挙しました.これらに対して実際に自分流の説明を試みてください.解答例は巻末に記載してあります.これらが正しく説明できればゴール到達で,その項目はクリアです.さらに各章末には,看護師・臨床検査技師・理学療法士・作業療法士・管理栄養士・薬剤師・歯科医師などの各国家試験問題,准看護師の試験問題を掲載しました.こちらも知識の理解・確認にご利用ください.
読者の皆様が,「はるか」「なつみ」とともに人体のしくみとはたらきを楽しく学んでいただけたら,これ以上の喜びはありません.
2019年9月
田中越郎
本書の初版を解剖生理学のサブテキストとして上梓したのが2006年でした.その直後から大小の改訂を継続して行い,そのためもあってか,今までずうっと皆様から一定の評価を得ていることは,著者として大変うれしい思いです.この数年,医療系学生の教育法にも変革が起こり,学生教育における解剖生理学の担う役割も変わり,さらに学生気質も変化してきました.そこでこのたび,こうした時代の流れに沿うようにさらなる大改訂を試み,イラスト等もすべて描きかえ,新たに第3版を発行することにしました.
人体のしくみやはたらきを学ぼうとする場合,生物学やヒトのからだについての知識をほとんどもっていない人にとっては,学ぶ範囲が広すぎて,どこからどう手をつければいいのかわかりにくいといった問題があると思います.このような場合,何かとっかかりがあると気軽に取り組め,かつ理解も早く,結果的には楽しく勉強することができます.そのとっかかりに適した書籍を,という目的で本書をつくりました.
初めて解剖生理学を学ぶ人でも気軽に楽しく勉強でき,しかもその勉強への興味を持続させるためにはどうしたらよいか,と考えた末の結論が,本書に,「はるか」「なつみ」という2人の看護学生を登場させることでした.そして彼女たちの臨地実習の様子をお見せすることによって,人体のしくみとはたらきについて,臨床的に重要な点を中心に興味深く,かつわかりやすく説明しようと試みました.
本書は,拙書『イラストでまなぶ生理学』『イラストでまなぶ薬理学』の姉妹編ですが,本文とイラストのスタイルは両者とは少し変えてあります.『生理学』『薬理学』と同様にイラストにはかなり過激な比喩やデフォルメしているものもありますが,それは「覚えてほしいポイントを重要視したため」とご理解ください.
また本書では特に,読者の勉学のゴールを明示しました.各項目の最後に「Check説明できるようになろう」と称して,そこで学ぶべき事柄を列挙しました.これらに対して実際に自分流の説明を試みてください.解答例は巻末に記載してあります.これらが正しく説明できればゴール到達で,その項目はクリアです.さらに各章末には,看護師・臨床検査技師・理学療法士・作業療法士・管理栄養士・薬剤師・歯科医師などの各国家試験問題,准看護師の試験問題を掲載しました.こちらも知識の理解・確認にご利用ください.
読者の皆様が,「はるか」「なつみ」とともに人体のしくみとはたらきを楽しく学んでいただけたら,これ以上の喜びはありません.
2019年9月
田中越郎
目次
開く
第3版によせて
第1章 生命
人体の構成
細胞
細胞分裂
上皮1
上皮2
器官
皮膚
皮膚
恒常性・生体リズム
章末問題
第2章 血液
体液と血液
浸透圧
浮腫と脱水
血球
赤血球1
赤血球2
白血球と免疫1
白血球と免疫2
血液凝固1
血液凝固2
血液型
章末問題
第3章 循環
心臓の構造1
心臓の構造2
冠動脈
心周期
心拍リズム
心電図
血圧
血圧と血流量
章末問題
第4章 呼吸
気道1 気道の構造
気道2 咽頭と喉頭
気道3 発声
胸郭
呼吸筋
呼吸機能
呼吸の制御
肺機能検査
章末問題
第5章 消化
口腔
食道・胃
胃液
腸1 腸のしくみ
腸2 腸のはたらき
腸3 大腸と肛門
腹膜
十二指腸と膵臓
膵液と胆汁1
膵液と胆汁2
肝臓の構造と代謝
肝機能検査
ビリルビン
腹部の脈管1
腹部の脈管2
栄養1 代謝とエネルギー
栄養2 糖質・脂質
栄養3 蛋白質と基礎代謝
章末問題
第6章 腎臓
泌尿器の構造
泌尿器のしくみとネフロン
尿の生成1 糸球体
尿の生成2 尿細管
腎機能
腎臓と血圧
腎臓と貧血
尿路
章末問題
第7章 運動系
人体の概要1
人体の概要2
運動器
骨1 ヒトの骨格
骨2 骨と軟骨
骨3 骨形成と骨の結合
関節
筋肉1 ヒトの筋肉
筋肉2 アクチンとミオシン
筋肉3 筋の種類
筋肉4 筋収縮
四肢1
四肢2
筋と神経
腔1 体腔の基本構造
腔2 体腔のはたらき
画像診断1
画像診断2
章末問題
第8章 神経
ニューロン
シナプス
末梢神経系
自律神経系1
自律神経系2
中枢神経系1 脳と脊髄
中枢神経系2 大脳半球
中枢神経系3 小脳と髄液
大脳皮質
運動路
脳血管・髄膜
知覚
眼球
視覚1
視覚2
耳
めまい・味覚・嗅覚
章末問題
第9章 内分泌
内分泌腺
恒常性の維持
下垂体
甲状腺・副甲状腺・副腎髄質
副腎皮質と膵臓
糖尿病とインスリン
章末問題
第10章 生殖
男性生殖器
女性生殖器1
女性生殖器2
女性ホルモン
性周期
妊娠
章末問題
説明できるようになろう 解答例
さくいん
第1章 生命
人体の構成
細胞
細胞分裂
上皮1
上皮2
器官
皮膚
皮膚
恒常性・生体リズム
章末問題
第2章 血液
体液と血液
浸透圧
浮腫と脱水
血球
赤血球1
赤血球2
白血球と免疫1
白血球と免疫2
血液凝固1
血液凝固2
血液型
章末問題
第3章 循環
心臓の構造1
心臓の構造2
冠動脈
心周期
心拍リズム
心電図
血圧
血圧と血流量
章末問題
第4章 呼吸
気道1 気道の構造
気道2 咽頭と喉頭
気道3 発声
胸郭
呼吸筋
呼吸機能
呼吸の制御
肺機能検査
章末問題
第5章 消化
口腔
食道・胃
胃液
腸1 腸のしくみ
腸2 腸のはたらき
腸3 大腸と肛門
腹膜
十二指腸と膵臓
膵液と胆汁1
膵液と胆汁2
肝臓の構造と代謝
肝機能検査
ビリルビン
腹部の脈管1
腹部の脈管2
栄養1 代謝とエネルギー
栄養2 糖質・脂質
栄養3 蛋白質と基礎代謝
章末問題
第6章 腎臓
泌尿器の構造
泌尿器のしくみとネフロン
尿の生成1 糸球体
尿の生成2 尿細管
腎機能
腎臓と血圧
腎臓と貧血
尿路
章末問題
第7章 運動系
人体の概要1
人体の概要2
運動器
骨1 ヒトの骨格
骨2 骨と軟骨
骨3 骨形成と骨の結合
関節
筋肉1 ヒトの筋肉
筋肉2 アクチンとミオシン
筋肉3 筋の種類
筋肉4 筋収縮
四肢1
四肢2
筋と神経
腔1 体腔の基本構造
腔2 体腔のはたらき
画像診断1
画像診断2
章末問題
第8章 神経
ニューロン
シナプス
末梢神経系
自律神経系1
自律神経系2
中枢神経系1 脳と脊髄
中枢神経系2 大脳半球
中枢神経系3 小脳と髄液
大脳皮質
運動路
脳血管・髄膜
知覚
眼球
視覚1
視覚2
耳
めまい・味覚・嗅覚
章末問題
第9章 内分泌
内分泌腺
恒常性の維持
下垂体
甲状腺・副甲状腺・副腎髄質
副腎皮質と膵臓
糖尿病とインスリン
章末問題
第10章 生殖
男性生殖器
女性生殖器1
女性生殖器2
女性ホルモン
性周期
妊娠
章末問題
説明できるようになろう 解答例
さくいん