ナーシングカフェセミナー
事例で学ぶデータ分析入門セミナー
臨床マネジメントの質改善に向けて,必要な思考や知識を身に付けよう!

  • 開催終了

【1日目】2021年9月11日 (土) 13:00 -17:00  【2日目】 2021年9月18日 (土) 13:00 -17:00 〔2日間〕

経営改善、医療の質改善、業務改善の各活動が、急性期病院の看護管理者の役割となっています。

重症度、医療・看護必要度や病床利用率をはじめとする各種の病院データや、日本看護協会のDiNQL事業(労働と看護の質向上のためのデータベース)によるベンチマークデータなどを読み解き、病棟や看護部の課題解決につなげることが求められています。

その際に必要となるのが“データ分析”ですが、以下のようなお悩みはありませんか? 

・数字や統計に苦手意識があり、データを読み解く自信がない
・データ分析に挑戦してみたいが、どこから手をつけてよいか分からない
・データを集めてみたものの、課題解決につながる分析結果が見いだせない

本セミナーでは、看護職の資格を有し、データ分析の専門家でもある講師から、看護師に身近な事例を通して正しい数字の読み取り方やデータの基礎的な分析方法を学び、病棟や組織の課題解決につなげる力を培います。

オンラインセミナーではありますが、Zoomのブレイクアウトセッションを活用し、グループワーク形式で具体事例を扱いながら、臨床的疑問点の提示から改善策の提案までの一連のプロセスを体験する形とします。

また、中医協の審査員を務める林田氏から、看護管理者を取り巻くデータと診療報酬などの政策がどのように結びついているのか、2022年診療報酬改定の流れなどをレクチャーしていただく予定です。

実地的なスキルと政策的な知識の両面から、データに対するセンスを磨いていただく機会を提供します。

  • 開催終了しました
  • 日時

    【第1日目】2021年9月11日(土) 13:00~17:00
    【第2日目】2021年9月18日(土) 13:00~17:00
    *詳細は下部、プログラム(予定)に記載
    ※本セミナーは日本看護協会認定看護管理者の資格更新のための点数として申請することができます。

  • 申込締切

    2021年9月3日(金)
     ※上記締切前でも定員に達し次第、受付終了となります。
     

  • 対象

    主に看護管理者(副看護師長以上)、および専門看護師、認定看護師をはじめとするデータ分析に関心のある看護職

  • 定員

    40名

  • 受講料

    1名につき15,000円(税込)(1,3636円+税10%)【2日分】


    支払方法:クレジットカード決済またはコンビニ決済(現金)

    クレジットカード決済の場合ウェブサイトから領収書の発行が可能です。
    コンビニ決済(現金)については、お支払いいただくコンビニ各社様より領収書が発行されますのでご注意ください。

  • 開催形態

    オンライン(Zoom)

    本セミナーはライブ配信(生放送)のセミナーです。アーカイブ配信の予定はございません。
    ・ライブ配信はミーティングアプリZoomを用いて行います。
    ・Zoomアカウントをお持ちでない方は、セミナー当日にも使用いたしますので、Zoom公式サイトの「サインアップ」よりアカウントを新規作成してください。
    ・講師による講義と参加者間のグループワークを含みます。

  • オンライン受講について

    • 視聴に用いるパソコン、タブレット端末、スマートフォンなどのデバイスおよび通信回線につきましては、ご自身でご準備ください。
    • 受講はパソコン端末を推奨しております。
    • Zoomアカウントのメールアドレスと同一のアドレスを、申込フォームに必ずご記入ください。
    • 1名分のお申し込みに対しては、1名の閲覧となります。複数人での閲覧をご希望の場合、それぞれお申し込みください。

  • 注意事項

    ・配信の撮影・録画・キャプチャー等および資料の無断転載・複製等は固く禁止いたします。
    ・お申込者様都合のキャンセルはお受けできませんのでご注意ください。
    ・セミナーについてご不明な点がある際は、「セミナーについて」または「よくあるご質問」をご確認ください。

1日目:9月11日(土)(13~17時)

第1部 質管理のためのデータ分析を行う前に「必要な思考」    
    ・質管理や業務改善に向けて,臨床的疑問点(質改善・業務改善が必要なポイント)をデータ分析に落とし込むための問題の構造化(講義)
    ・質管理や評価の観点で管理者として困っていることの共有(GW)

第2部 質管理のためのデータ分析を行う前に知っておきたい「基本的な数字の読み方・示し方」    
    ・代表的な基本統計量(講義)
    ・身近な具体事例を通じて基本的な数字の読み方・示し方の基本を学ぶ(講義・グループワーク)
    

 

2日目:9月18日(土)(13~17時)

第1部 臨床的疑問点の発見と改善策につなげるまでの一連のプロセス    
    ・臨床的疑問点の発見と改善策までの一連のプロセス(①思考の整理→②分析の計画→③分析の実施→④結果の読み方→⑤解釈と改善策の提案→⑥改善活動の評価)を学ぶ(講義)
    ・臨床的疑問点,身近な具体事例について,ワークシートを用いて臨床的疑問から改善策までの一連のプロセスを設計する(講義・グループワーク)

第2部 政策課題と病院運営(2022年の診療報酬改定の情報提供を含めた講義と総合討論)    
    ・政策課題と病院運営(講義)
    ・今後の政策の変化に伴い,どのような質管理が求められるのか(講義)
    ・Q&A

森脇 睦子 先生

東京医科歯科大学医学部附属病院クオリティ・マネジメント・センター 特任准教授
虎の門病院に看護師として入職しTNS (Toranomon Nursing System)を使った看護師配置がなされる環境下で働いたことを契機に,看護師の適正配置の評価に関心を持つ。2007年広島大学保健学研究科健康情報学博士課程修了。日本医療機能評価機構で医療事故情報収集事業や産科医療事故補償制度に従事,国立病院機構総合研究センターでDPCのデータ分析,地域分析などに携わった後,2015年から東京医科歯科大学医学部附属病院クオリティ・マネジメント・センターに勤務。PDCA医療クオリティマネージャー養成講座プログラムを担当。2021年4月から現職。 

林田 賢史 先生

産業医科大学病院 医療情報部 部長
中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 [入院医療等の調査・評価分科会] 保健医療専門審査員

東京大学医学部保健学科(現・健康総合科学科)卒業。社会保険中央総合病院(現・JCHO東京山手メディカルセンター)にて看護師として, IT企業にてITエンジニアとして勤務。広島大学医歯薬学総合研究科(公衆衛生学)助手,京都大学大学院医学研究科(医療経済学)助教・講師を経て,2010 年7月から産業医科大学。産業医科大学では,医療情報部副部長,産業保健学部(看護学科)教授を経て現職。看護や医療に関する経済学・情報学をベースに,政策・マネジメントに関する教育・研究,現場での実践を行う。博士(社会健康医学)。現在,厚生労働省診療報 酬調査専門組織・入院医療等の調査・評価分科会委員を務める。

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プログラムの内容について

株式会社医学書院 看護出版部『看護管理』編集室 (担当:小齋)
TEL:03-3817-5777 / FAX:03-5804-0485
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