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医学界新聞プラス 筋疾患の骨格筋画像アトラス(終了)

 

 神経筋疾患の診療においては,病歴聴取や神経診察と併せてCTやMRIなどの画像検査を行うことで,体内の神経や筋肉の状態を非侵襲的に観察し,診断や治療方針を確定させます.的確な診断のためには画像所見を正確に読む力が求められますが,脳神経内科領域では筋画像を多数掲載した成書はありませんでした.

 

 新刊『筋疾患の骨格筋画像アトラス』には,国立精神・神経医療研究センターのIBIC-NMDという筋画像データベースに登録されたものを中心に筋疾患症例のCT・MRI画像が多数掲載されています.また,筋画像の撮像法やCTとMRIの使い分けといった総論的な内容をはじめ,コモンな筋炎から稀少疾患まで診断や画像の見方,骨格筋量定量法に関する最新情報も解説しており,日本語で書かれた骨格筋画像のアトラスとしては唯一の書となっています.

 

 医学界新聞プラスでは本書の中から,診療に役立つ筋画像検査,皮膚筋炎,ジストロフィノパチー,肢帯型筋ジストロフィー(LGMD)の項目をピックアップし,その一部を4回に分けてご紹介します.

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