医学界新聞

 

国際モダンホスピタルショウ2004開催


 さる7月14-16日の3日間にわたり,国際モダンホスピタルショウ2004が,東京都江東区の東京ビッグサイトにおいて開催された。「21世紀の健康・医療・福祉-安心できる医療,信頼される病院」をテーマとする今回は,「医療情報システム」,「看護・介護サポート」,「環境設備・医療機器」,「医療関連アウトソーシング」といった医療の4分野において,最新の機器,システム,サービスを展示。3日間で6万人を超える数多くの参加者が訪れた。

 今回2題の企画展示が行われ,「医療情報ネットワークと病院マネジメント」では,患者への質の高い医療サービスの提供と病院経営の効率化のために,ITを積極的に活用している病院の取り組みが紹介された。

 また,「在宅医療と地域連携」では,在宅医療において医学的管理と患者のQOLの両方を実現するためのキーワードとして「リビングホスピタル」を提言。医療依存度が高くても,患者が住み慣れた家で自立した生活を送れるよう,「在宅ケアワゴン」やテレビ電話機能付き携帯電話を用いた医療サービスの展示が行われた。