医学界新聞

 

「精神神経科に関する情報交換メーリングリスト」誕生


 一般メディアでうつ病が大きく取り上げられている昨今,精神疾患に興味を持つ学生・医師の輪が広がりを見せている。2004年3月に誕生した「精神神経科に関する情報交換メーリングリスト(主に学生・研修医)」では,現在およそ60名の学生・医師が参加し,活発に意見を交換しているという。

 設立呼びかけ人の西村富久恵氏(筑波大学6年)は,「主に学生・研修医向けとしていますが,生じた質問に協力していただける先生方のご参加がありますと,たいへん議論が実のあるものになると思います」,「大学の垣根を越えて,学年の垣根を越えて,精神神経科に関する情報交換を活発化したいと思います」と抱負を語る。

 メーリングリストでは,精神神経科・心療内科に関することを,進路情報から書籍情報,症例の相談などざっくばらんに情報交換することを目的としている。

 参加資格は,医療系学生・研修医・精神神経科医師(心療内科も含む)・精神神経科に理解と興味のある他科医師・医療関係者で,メールアドレスを持っている人であれば誰でも参加できる。参加希望者は,298-24mura@umin.ac.jp(西村)宛てに所属・学年(医師は卒業年度)・メールアドレスを明記したメールを送ること。