医学界新聞

 

〔学生座談会〕

看護国試について,
私たちが知っているいくつかのこと

司会=青木きよ子氏(順天堂大学教授)
受験者6人=赤城慶子・森本みどり・大久保さくら
船戸和子・石川直美・鹿島雅美(すべて仮名)


 出題基準の改定や必修問題の導入など,大きな変更点があった第93回看護師国家試験。新しい国試がどんな傾向を打ち出したのか注目されるが,問題の持ち帰り禁止により事後の評価・分析も難しくなった。
 そこで本紙は,合格発表前の3月10日,青木きよ子氏(順大教授)を司会に,受験者6人(いずれも順天堂医療短大3年・当時)の匿名座談会を企画し,今後の国試対策を考えた。

●第93回看護師国家試験の出題形式
  方式 出題数 時間
午前 客観式必修問題(四肢択一)
客観式一般問題(四肢択一)
30問
120問
2時間45分
午後 客観式一般問題(四肢択一)
客観式状況設定問題(四肢択一)
30問
60問
2時間30分


■試験を振り返ってみて

初めての必修問題,難易度は?

青木 今回の国家試験では,看護師としてこれだけは知っていなければいけないという問題が,必修問題として30問出されました。合格基準は事前に公表されなかったのですが,必修問題に関しては8割以上の正答率が必要と以前から予想されていました。初めてのことなので難易度もわからず,不安が大きかったと思うのですが,実際に試験を受けてどう感じましたか?
石川 ほんとに基本的なことが出ていました。当日受けた印象としては,「これはたしかに間違えられないな」と思いました。どれが必修問題に当たるのかは示されていませんでしたが,「この最初30問が必修問題であろう」と直感でわかる,そういうレベルでした。
赤城 私は時間がすごく余ってしまって,問題を見直す時に迷ってしまうことが30問の中でもけっこう多かったです。論理的に覚えていれば,簡単な問題だとわかってはいるんですが。
青木 昨年,国家試験の出題基準が改定され,新たに必修問題の基準も追加されています。そこから考えて,出題されている内容は想定していた範囲ですか?
森本 学校の授業で,先生方がテストや講義のたびに「ここは重要だよ」とおっしゃっていた基本的なことが,出題基準にもなっているし,実際に問題として出題されていたというのをすごく感じました。必修問題に関しては,予想からすごく外れたということはなかったと思います。
大久保 簡単というわけではないんですけど,押さえるべきことはちゃんと出ているなと思いました。

必修予想問題が役に立った

青木 必修問題にしぼった勉強法はありますか?
船戸 過去問題を繰り返し解いていくと,似たような問題がたくさんあったので,やってよかったと思います。
青木 じゃあ,初めての必修問題でしたが,意外と過去問も役に立ったということですか?
船戸 必修問題に絞った予想問題集も使うと,理解がだいぶ深まって解きやすくなりました。
石川 私も,必修の出題基準の小項目にあわせて重要項目が書いてあったり,予想問題が出題されている参考書を買いました。似た問題が実際に出題されたりしたので,試験が近くなってくれば,必修用の問題集を使うと,最後の総まとめにもなるし,いいと思います。
青木 そうすると,今回は出題基準に則って整理されたような問題集が役立ったということですね。そういう意見は,今回初めて聞きました。出題基準が出た当初(看護師は1998年発表)は小項目に沿って出されているものも,年を追うごとに中項目,大項目程度のまとまりになってきて,「最近は統合力や応用力を問うような問題が多くなってきて大変だ」という意見を教員や受験生から聞いてきましたから。
 今回の必修問題は比較的小項目に忠実に出題されていて,過去問や予想問題が役立ったということですね。

一般問題の傾向が変わった!?

青木 次に,一般問題はどうでしたか?
鹿島 虐待や患者取り違え,HIV感染など,最近話題になっている時事的な問題が多く出たのが印象的です。
青木 これも国家試験の出題基準に出ているのですが,「21世紀となり,わが国ではますます少子・高齢化が進展し,看護・医療を取り巻く環境も大きく変化している」として,介護保険法や児童虐待防止法があげられ,看護に対する社会のニーズに対応できるよう強調されています(厚労省・田村やよひ氏の「巻頭言」参照)。このあたりが今回,非常に大きく扱われたのだと思います。
鹿島 それと,出てくる疾患が重要な疾患ではないように思いました。
赤城 何が重要かというのは難しいかもしれませんが,いままでにピックアップされたものではない問題が出されていたのは確かでした。
大久保 過去の国試を中心に作った参考書を開いても載っていない疾患もありました。
森本 過去問を何年分かやると似たような問題が出てくるのに,今回はほんとに初めてみる問題が多く傾向が変わったという印象で,ちょっとびっくりしました。
石川 国試の次の日に,バスの中で先生と学生が話をしていているのを聞いていたんですけど,「いま患者さんに多い疾患ではなくて,これから患者数の増加が予測される疾患が出たのかもね」ということを話していて,言われてみればそうなのかなとも思いました。
青木 いままでの国家試験のイメージからすると,病気を持っている人の看護にウェイトが置かれていた気がするのですが,今回はそこが薄まって,社会・在宅で生活していく人を看護するための知識や法的な根拠など,広い視野で問われていたような印象でしょうか?
船戸 過去5年分の過去問をやって臨んだのですが,いままでの国試のイメージとはガラッと変わったなというのを,試験中に感じました。それでどこが違うのかと思うと,やっぱり先生が言われるように,保健・医療・福祉を統合した広い視野だったりとか,時事的な問題が増えていたりしたのかなと思います。

午後の一般問題に冷や汗

森本 あと,午後からの一般問題30問がすごく難しかったです。基本的な人体の構造と機能だけじゃなくて,疾病と組み合わせたような問題も多くて,何を聞かれているのかさっぱりわからなかった(笑)。
赤城 午前中は必修問題だけでなく一般問題もわりと簡単で,みんな「これでいいの?」と思っていたぐらいでしたけど,午後に入ったら状況設定問題も含めてすごく難しくて,冷や汗が出てくるようでした(一同うなずく)。
鹿島 午前と午後の難易度のギャップが大きくて,それですごく戸惑いました。
青木 いままでは「人体の構造と機能」や「疾病の成り立ちと回復の促進」は午前の最初に出ていましたが,今回は順序が逆になったんですね。
赤城 専門基礎は苦手な分野なので,どのように出題されるのかを意識していたのですが,午前中に出題されなくて戸惑って……。お昼休みに,みんなで「おかしいよね。もしかしたら午後にもってくるかも」とか言って多少の準備はしたんですが,それでも追いつかないぐらいに難しかったです。
青木 いままで午前のトップだった「人体の構造と機能」が午後に回ったということに関してはどうでしたか?
石川 もしその30問が午前中だったらそのあとがボロボロだったと思うので,午後になっていてよかったと思います。
鹿島 私は焦りました。順序が逆になったからという理由ではなくて,さっき言ったように午前との難易度のギャップがあまりにも大きかったので。

答えが絞りきれなかった状況設定問題

青木 状況設定問題はどうでしたか?
一同 難しかったです。
青木 状況設定問題は,みなさん実習をきちんとやっているから得意じゃないですか。
大久保 得意だったはずですけど(笑)。
鹿島 問題を読んでも削れなかった。特に患者さんへの声かけなんかは,適切に思えるものがいくつかあって。
赤城 もちろん,自分の勉強が足りないんだろうと思うんですけど,何かを削る根拠も,選ぶ根拠もなくて,できれば2つとも正解にしたいものが多かった印象です。
青木 看護はそのへんが非常に難しいですよね。同じ言葉でも,声の調子によって違ったり,その人との関係によって違ったりしてくるから。
石川 そういう問題は過去にも出ているから,試験勉強中もすごく困ったのは事実で,解説を見ても納得できないこともあります。
鹿島 このような患者さんにはこうすればいいという原則のようなものがないから,そこをどう勉強していいのかもわからないし,本番でも困りました。
青木 実際は10人患者さんがいたら10人の,それぞれの場面での対応が必要になってくるので難しいですね。これは毎年議論になるところです。今回もその点で困ったということですが,ただ,そういう問題を解く時は,ここではどんな知識を問おうとしているか出題者の意図を理解するところがカギになりますね。

■やってよかった,やればよかった勉強法

出題基準に忠実だった今回の国試

青木 今年の出題は,科目ごとのねらいがはっきりしていたと推測できます。例えば,みなさんが難しかったという午後の専門基礎科目のところでは,単純に医学的な知識を問うのではなく,看護に必要なかたち,つまり,人間を生活者として全人的にみつめ,日常生活行動と結びつけたり,私たちが身体機能を正常に整えていくためにはどうするかというような視点で出すという出題基準の意図があるんですが,それに忠実だったのではないかと思います。
森本 忠実でしたねえ(笑)。
青木 小項目もそうですが,各領域の項目の前にある解説文。この意図を十分に考えて勉強するといいのかなというようなことを思いました。皆さんはどのように出題基準を活用しましたか。
森本 先生方にも「この出題基準をみて勉強しなさい」と言われていたんですけど,使い方がよくわからず,過去問を解いてばかりいました。「こうやって使っていくと便利です」というふうに,少しずつ先生から解説をもらえると,もっと使い勝手がよかったんじゃないかと思います。
青木 そうですね。今回振り返ってみると,試験全体やそれぞれの科目の意図が出題の内容に非常に反映されていたとわかります。このへんを意識して教員が指導していけば,みなさんの後輩は助かるだろうと思います。
森本 助かるでしょうね。

成功する出題基準の使い方

鹿島 過去問だけでも何回かやると思うんですけど,それ以外の問題集や雑誌に載っている問題を解いたりすると膨大な量で,どれを解いたら効果的なのかというのがわからなくなる時がありました。そうした時に出題基準をみて,解いたほうがいい問題がだいたいピックアップできたので,そういう使い方をするのもいいかなと思いました。あと,1回出題基準を確認してから教科書を読むと,必要な部分が頭に入るなと思いました。
赤城 私の場合,教科書は莫大なので,それよりも問題を解いて頭に入れるほうが先という考えで,とりあえず過去問や予想問題を解いて身につけるようにしていました。
青木 そのうえで,「この問題の意図は何だろう」と考えていくと効果的になるのかしらね。「このまとまりは,どんなことを学習しているんだろう」と出題基準の解説文や小項目・中項目・大項目を整理していくと身になっていくでしょうかね。
赤城 あと,母性看護学の補講の際にもらったプリントに,教員用の出題基準(系統看護学講座との対照表『クイックリファレンス』のこと)のコピーが入っていて,出題基準の小項目のあとに教科書の対照頁が載っている表があって,それがすごく役に立ちました。
青木 そうですか。私たちもそこまで意図的に十分活用してはいなかったのですが。問題集のように,テキスト類もできたら出題基準と対応した表示があると勉強しやすいということですね。
石川 教科書・参考書もとてもたくさんあるので,見直す時間もあまりない時に,効率よく探すのに役立つものがあるといいなと思います。
森本 私も,調べものをしようとしても教科書で探すのにかなり時間がかかって,それだけでも1時間過ぎちゃったり……。
青木 最後のところで知識をどう整理するか,どんなものを活用したら効果的な学習につながるかがよくわかりました。

苦手な専門基礎の覚え方「解いて,読んで,また解いて」

青木 私も毎年言っていることですが,国家試験に合格するためには,専門基礎科目の理解がカギになります。出題基準でいうところの「人体の構造と機能」「疾病の成り立ちと回復の促進」「社会保障制度と生活者の健康」,これらをベースとして理解したうえで応用,統合していくのが看護だと思います。専門基礎科目は苦手な人が多い分野でもあるのですが,勉強するうえで工夫したことはありますか?
船戸 私は問題を解いて覚えるほうだったので,何度も何度も問題を解きなおして覚えていきました。ノートにまとめて覚える人もいたんですけど,人それぞれに勉強の仕方があるので。
青木 たくさんの問題を解くうちに,「この部分は覚えないといけない」というのがよくわかってきたということですね?
船戸 はい。
森本 私の場合はあんまり効果的ではないと思うんですけど(笑),たとえば呼吸機能障害者の看護をやる前に肺の解剖生理を勉強しておくとか,専門基礎科目と看護学を関連づけて頭に入れていったんです。でもちょっと効率が悪かったのか,ギリギリになるまで終わらなくてたいへんでした。
赤城 私も森本さんと同じやり方です。私は納得しないと応用が利かないので,問題を解くだけだと,その問題には対応できるけど,ほかの視点から似た問題が出ると困るタイプなんです。だから,教科書を確認しながら納得してから進むという方法をとったら,違うタイプの問題でも解けるようになったと思います。
鹿島 私はまず1回問題を解いて,その時はわからないことがすごく多いんですけど,あとで教科書を読むと,その分野の中でも特に注目すべきところというのが自然と頭に入ってきました。私の場合,最初から教科書を読んで勉強すると,どれが特に大切なのかがわからなくて,全部覚えなきゃいけないように感じてしまうんです。問題を何回か解いてみると,重要事項が頭に入りやすい感じでした。だから,問題を解いて,教科書を読んで,そしてもう1回同じ問題をやると完璧に解けるというパターンで,同じ問題を必ず2回繰り返してやるよう心がけました。
青木 大久保さんはどうですか?
大久保 私は,問題集をやって間違えたものにとりあえず×をつけて,それを何回も解くというふうにしました。参考書とかはあまり使わないで,問題集の答えをちゃんと読んで,苦手なところを克服するという方法を取りました。
赤城 国試の前の卒業試験の時に,「解剖生理がわからないと,看護をするのにも根拠がわからない」と思って,そこから勉強したら少しずつ看護行為が関連づけられてきました。よい看護をするには解剖生理,病理,生化学などがわからないと駄目なんだなというのがよくわかりました。
青木 じゃあ,国家試験というのは,受験勉強だけに終わらせるのでなく,看護についてどのように学んでいったらよいかなど,いろんなことに気づかせてくれる機会になったんですね。

■私たちが次の学年に伝えたいこと

何はともあれ授業と実習がいちばん大事

青木 いろいろな試験対策を話してきましたが,どんなことをするのがもっとも効果的か,これから受験する学生へのアドバイスはありますか?
石川 国家試験の勉強だけにとらわれないで,やっぱり学校の授業と臨床実習をしっかりやったほうがいいと思います。
鹿島 そうですね。問題集ばかり解くよりも。
森本 問題の出題範囲がすごく広いから,しぼって勉強すると外れた時にすごく痛いですし(笑)。
船戸 直前になって問題集を解いて焦るよりも,実際に生で体験できる実習がいちばん大切だと私も思います。
大久保 いま考えると,実習の時,記録に追われて看護の根拠となる解剖生理の勉強をおろそかにしていたのがあとで響いてきました。実習の時から,自分が受け持った患者さんを理解するために必要な解剖生理を頭に叩き込んでいれば少しは楽になるんじゃないかと,いまさらながら思いました。
青木 そのことは実習の時,教員としてよく言ってるつもりなんですけどね(笑)。「看護するためにも,国家試験のためにも大切ですから」って。
大久保 ほんとに大切ですね(笑),これは学生側の問題です。
石川 実習中は記録に追われてしまって,提出物が出せないとそのほうが厳しいというのもあります。
青木 記録は,そんなに多いですか。
一同 多いですね。
鹿島 記録は実習が進めば進むほど楽になると思いきや,「これも書かなきゃいけない」とわかってくるぶん,手をかけたい時間も多くなるから大変です。
大久保 しかも最初の頃は,患者さんの病気にばっかり目がいっちゃって,身体の機能のことを考える余裕がなくて。もっと早くからきちんと勉強しておけばよかったと思います。

軽視できないケースカンファ

赤城 私たちの学校は大きい病院で実習できるから,1グループの中の半数のメンバーが違う診療科にわかれて実習しますよね。それがよかったと思っているんです。
 私の場合,成人看護実習Ⅱ(外科実習)では脳外科病棟で実習したのですけれども,グループの半数のメンバーは循環器病棟で実習をしていて,そのメンバーともいっしょにカンファレンスをするので,循環器病棟での学習内容も脳外科病棟で実習している私たちの耳に入ってくるんです。その時に学んだことが今回の試験に出ていて,実習がすごく役立ったなとつくづく思いました。
鹿島 たしかに,ケースカンファレンスは軽視できないですね。
青木 そうですね。実習が終わって,いまになってみるとそう思う。実習中は,自分の患者さんで精いっぱいですが(笑)。
鹿島 お昼の休み時間とかに,友だち同士で,「この患者さんはこうだから,こういうところを注意しなきゃいけない」とか,「体はこういうふうになっている」という話をしたり。あと,自分が受け持っている患者さんの病気について調べて,1人ずつ発表する時,それをその場で記録すると,あとになってポイントを思い出せました。だから,カンファレンス中にはあまり寝たりしないほうがいい……(笑)。
青木 その時は疲れていたりと,いろいろ大変なのよね。でも,終わってみると,1日1日の実習の積み重ねが大切だと思えるのですよね。
赤城 ほんとにそう思います(笑)。

実習は看護観を深める機会

森本 でも,1年生だとなかなか実感が湧かないんですよね。私も1年生の時,先生に「もう,国試の解剖生理の問題を解きはじめるのよ」と言われたことがあって,「えー?」と思ったんです。今になってみれば,やっておけばよかったと思うんですが,やっぱり実感が湧かないんですね。
 どんどん身についてくるのは,やっぱり実習の時だと思うので,実習に入ったら,とりあえず自分が受け持った患者さんのことだけは集中してやること。ケースカンファレンスや,友だちとの情報交換というのは,その時はすごく大変だったんですけど,いまとなれば,もっと時間を長くして,しっかりみんなで発言して,考える時間を取れるとよかったと思います。自分が受け持ってなくても,その時々で考えられることはたくさんあるので,もっと吸収できたと思います。
青木 なるほどね。そういう体験を積み重ねていくと,状況設定問題にも対応できるようになっていくと思えるのですか?
森本 そうですね。状況設定の問題を解く力というのは,やっぱり実習の時にいちばん身につくと思ったので。実習中はまだ自信がないので,「どうしたらいいでしょう?」みたいな感じで聞いちゃうことがほんとに多かったんですけど,「これはどうですか」「これは駄目ですか」と自分の考えを整理してから判断をもらうようにすれば,もっと自分の中でも考えが積み重なって,看護に必要な思考力や判断力が身に付いていったかなと思うんです。
青木 実習の時にすぐ実習指導者に答えをもらうのではなくて,自分自身で考えていくと,状況設定問題で問われる分析力・判断力・問題解決力や看護観が養えるということですね。
 これから受験する後輩にとって,いろいろ参考になることを聞かせてもらいました。国家試験のためには,日々の授業がいかに大切であるか再確認できました。また,出題基準の活用法などは,教員の具体的な指導に生かすことができる話だろうと思います。ありがとうございました。

■2004年(2003年度)保助看国家試験合格者状況

●第93回看護師国家試験合格状況
受験者数(人)合格者数(人)合格率(%)
49,20444,87491.20%

区 分学校数新 卒既 卒
受験
者数
合格
者数
合格率受験
者数
合格
者数
合格率
3年課程63730,56029,30695.90%1,42082257.90%
大学845,9945,81597.00%1075248.60%
短期大学644,3374,09594.40%19012163.70%
養成所48920,22919,39695.90%1,12364957.80%
2年課程40214,91313,74092.10%2,28899643.50%
短期大学1154050393.10%552952.70%
養成所33011,75810,94493.10%1,61273345.50%
高等学校専攻科612,6152,29387.70%62123437.70%
その他 121083.30%1100.00%
1,03945,48543,05694.70%3,7191,81848.90%

●第90回保健師国家試験合格状況
受験者数(人)合格者数(人)合格率(%)
8,7158,04892.30%

区 分学校数新 卒既 卒
受験
者数
合格
者数
合格率受験
者数
合格
者数
合格率
大学856,7016,26893.50%51936269.70%
短期大学専攻科1649847896.00%251768.00%
養成所3693389696.00%372567.60%
その他 22100.00%   
1378,1347,64494.00%58140469.50%

●第87回助産師国家試験合格状況
受験者数(人)合格者数(人)合格率(%)
1,7611,69496.20%

区 分学校数新 卒既 卒
受験
者数
合格
者数
合格率受験
者数
合格
者数
合格率
大学5551150298.20%645484.40%
短期大学専攻科2640539697.80%655280.00%
養成所3765664297.90%584781.00%
その他 2150.00%   
1181,5741,54197.90%18715381.80%