医学界新聞

 

日本看護協会の動向に関して


新会館建設のために事務所を移転

 日本看護協会(南裕子会長,会員数約52万人)は,1999年の通常総会で承認された原宿会館の立替え工事のため,仮事務所への移転を本年12月に行なう。これに伴い,原宿会館の業務は12月20日までとし,また21-25日までを休業期間にあて,仮事務所による業務開始は12月26日からとなる。仮事務所の住所は下記の通り。
 なお,看護展示・情報コーナーや喫茶店などのオープンスペースをはじめ,訪問看護ステーション,まちの保健室,240名収容のホールなどを併設する新会館は2003年末に完成予定。今後約2年間にわたり,仮事務所で業務が営まれることになる。
◆日本看護協会〈仮事務所〉:〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-4-3 光文恒産ビル
 TEL(03)5275-5871(代表)
 ホームページ=http://www.nurse.or.jp

専門看護師が26名に

 また,日本看護協会が認定をしている専門看護師は,本年「がん看護領域」6名,「精神看護領域」1名が,認定審査に合格。これに伴い,「がん看護専門看護師」15名,「精神看護専門看護師」9名,「地域専門看護師」2名の合計26名となった。
 なお,現在特定されている専門看護分野は,これまでの「がん看護」「精神看護」「地域看護」に加え,「老人看護」「小児看護」の分野が特定され,5領域となった。