医学界新聞

 

「第5・6回朝日看護セミナー」が開催される


 「こころと体のがん看護-QOLを高めるために看護ができること」をテーマとした,第5回朝日看護セミナー(主催:朝日新聞社・医学書院)が,日本看護協会,日本がん看護学会,日本サイコオンコロジー学会の後援を得て,さる8月25日,東京の笹川記念会館国際会議場において開催された。
 「看護の日」応援企画となった今回は,(1)「痛みに対するケア-がん治療の場での実践」(埼玉県健康づくり事業団総合健診監/前埼玉県立がんセンター総長・武田文和氏),(2)「がん治療に伴う副作用へのケア-悪心・嘔吐,倦怠感など」(聖路加国際病院・中村めぐみ氏),(3)「がん患者さんの精神看護-米国の現状と日本への提言」(メイヨークリニック精神科コンサルタント/メイヨー医学部精神科教授・丸田俊彦氏),(4)「看護職のストレスマネジメント-バーンアウトしないために」(淀川キリスト教病院・田村恵子氏,東洋英和女学院教授/精神科医・平山正実氏),などこれまでにも増して多彩なプログラムが企画され,講演終了後には参加者との間に質疑応答が交わされた。
 また,翌26日には会場を京都の国立京都国際会館に移して,同様のプログラム(但し,武田文和氏の代わりに淀川キリスト教病院の恒藤暁氏が講師を務める)の内容で「第6回朝日看護セミナー」が開催された。