医学界新聞

MEDICAL LIBRARY 書評・新刊案内


General Radiologist必見の書

びまん性肺疾患の画像診断指針 日本医学放射線学会胸部放射線研究会 編集

《書 評》片山 仁(順大学長)

 びまん性肺疾患の画像診断は難しい。この範疇に入る疾患は優に百を越えるというのに,X線写真では皆同じような顔をしている。学生が「びまん性陰影を示すX線写真の診断は難しいですね」と言えば,「教授の僕自身にとっても難しいので心配しなさんな」などと言って,その場をしのぐことが多い。いくつかの疾患には特徴的な副所見(胸膜反応,心陰影の異常,肺門リンパ節の腫大,肺容積の変化など)があるから,それを見逃さないようにといったアドバイスをするぐらいである。ところがX線CTが出現し,高分解能CTが普及し,肺の微細診断は一挙に進歩した。X線CTはX線写真の泣きどころである前後の重なりの問題を解決し,肺微細構造レベルの病変の分離・描出を可能にしたからである。とはいっても,小葉中心性とか,小葉間隔壁の異常などは言葉では聞けても,実際のCT像で的確に指摘することは容易ではない。

難解な画像診断をわかりやすく

 この困惑を解決してくれたのが本書,日本医学放射線学会(日医放)胸部放射線研究会(河野通雄代表)編集による『びまん性肺疾患の画像診断指針』である。俗に,目から鱗が落ちると言うが,理解しにくかったびまん性肺疾患の画像診断,特に高分解能CT診断を大変わかりやすく解説している。総花的でなく,核心を強調した解説がよい。導入部分でX線診断とCT診断の特長をわかりやすく説明し,肺の微細構造の画像解剖と異常像の解析法の理解を容易にしている。異常像の解析では,X線写真がマクロレベルでの対比であるのに対して,高分解能CTではミクロレベルの対比が可能であることを示している。代表的疾患の記述も思い切った絞り込みで読者の混乱を避ける親切さがある。
 日医放には十指に余る研究会があり,総会では手の届かないきめの細かさで時代に即応した放射線医学の臨床を勉強してもらっている。その中にあって,胸部放射線研究会は発足も早く,代表世話人の兵庫県立成人病センター院長(神戸大学名誉教授)河野通雄先生の指導力で,立派な成果を出している研究会である。米国の有名なFleischner Societyとも公的な関係を結び,国際交流も活発である。
 今回,上梓された『びまん性肺疾患の画像診断指針』には河野代表とメンバーの意地と意気込みが感じられる。親学会の日医放に貢献したいという意志が見事にかなえられたわけである。画質の進歩は年々歳々であるが,機をみて本書も改訂されることであろう。しかし,それを待つこともなく,本書は胸部の画像診断の専門家をめざす人のみならず,むしろGeneral Radiologistに必見の書である。Radiologyはchestに始まり,chestに終わるといっても過言ではない。昔,肺結核,そして肺癌と対象の中心は変わってきたが,今や肺の画像診断医が取り扱わなければならない疾患は多岐にわたっている。この意味において,本書の出版の意義は大きい。肺の画像診断はX線写真と高分解能CTが車の両輪となって,さらに進歩していくことであろう。
B5・頁136 定価(本体4,700円+税) 医学書院


眼科臨床に直結したBook & Video型テキスト

多色クリプトンレーザー光凝固 Book & Video 米谷新 編集

《書 評》佐藤幸裕(日大駿河台病院・眼科学)

 レーザー光凝固は広く普及している。しかし,若い医局員や他院で行なわれた光凝固の瘢痕を見ると,編著者である米谷新教授の「レーザー光凝固術が眼科医にとってごく当たり前の治療となっている一方,白内障などの手術手技に比べ,その実技教育がおざなりにされているのではないかと危惧する」との指摘は正しいと感じることが多い。
 このたび,『多色クリプトンレーザー光凝固』と題されたBook & Videoが埼玉医大の米谷教授と医局のスタッフにより刊行された。

適応疾患を具体的に記述

 Bookは72頁と薄手ではあるが,総論で本装置が開発された背景や,新しい焦点方式であるsharp-edged defocusの解説,本方式と従来のdefocus焦点方式で凝固したサル眼の組織所見の比較などがわかりやすく述べられている。各論では,糖尿病網膜症,網膜静脈閉塞症,中心性漿液性網脈絡膜症,加齢黄斑変性,緑内障など光凝固の適応となる主な疾患に関して,適応とアプローチ,凝固手技がまず述べられている。その後に,実際の症例が提示され,光凝固までの経過,光凝固前後の眼底写真と蛍光眼底造影写真,凝固条件,光凝固後の経過などが示されている。また,「ポイント」として,凝固に際しての具体的な注意点やコツなど有用なコメントが随所に挿入されている。

臨場感あふれる映像による解説

 Videoでは,まずBookの総論で述べられた諸点が多数のスライドを用いて解説されている。各論では,実際に光凝固が行なわれている様子が,きれいな画像で映し出されており,網膜面に凝固斑が現れてくるのを見ていると,文章や写真では得られない臨場感と多くの情報が得られる。まず,Bookをざっと通読してから,Videoを見て,もう一度Bookに戻って知識を確認することお勧めしたい。
 このBook & Videoという形式は,Bookで要点が解説されており,Videoでその実際を確認できるとともに,疑問点が生じたり記憶が不正確になった時に,Videoを見直さなくてもBookで要点を短時間に再確認できる利点もあると思われる。
 このように,本書は真の意味で臨床に直結した優れた企画である。ただ,私には以下の2点が少し気になった。第1点は,照射時間の調節を,凝固斑の出方を見ながら足で行なうことを勧めている点である。この方法はある程度の熟練を要し,本書のように光凝固の経験が少ない医師も対象とした解説書で推奨するにはやや適さないように思われる。第2点は,本装置では緑,緑・黄,黄,赤の4色のモードが選択できるが,どういう疾患のどういう病態にはどの色が最も適しているかの解説が,今ひとつ明快でないように思われる。改訂版が刊行される際には,この点を一覧表の形で示していただけることを期待したい。
B5・頁72 定価(本体12,000円+税) 医学書院


心電図を学ぶ上で必要な知識をコンパクトに

ECGブック 心電図センスを身につける
A.R. Houghton, D. Gray 著/村川裕二,山下武志 訳

《書 評》比江嶋一昌(東医歯大教授・保健衛生学)

心電図センスとは

 「心電図センスを身につける」とはなんとも魅力的な副題である。それでは,“心電図センス”とは一体何かということになるが,これはある程度心電図の基礎をマスターした人が得ることができる“心電図感覚”であろう。つまり,異常波形だけの理解にとどまらず,それらが由来する病態・疾患の認識から治療に至るまでの幅広い知識と,心電図の有用性と限界についてのバランスのとれた感覚と解せられる。例えばT波をみるとき,まず,高すぎないか,低すぎないか,あるいは陰転していないかが問題になる。異常所見であれば,今度は,どのような病態を考慮するか,さらには,疑われる病態に対しどのように対処したらよいかが問題になる。このような一連の問題を自分自身で解決できて,かつどこで専門家の助けを借りるかを判断する能力が,ここでいう“センス”であろう。
 以下のような特徴をもつ本書は,この“センス”を教えてくれる。
(1)各項目ごとに豊富な心電図,イラストや表が適切に挿入してあり,それらを視野に入れながら本文を読むことができるので,理解しやすい
(2)異常心電図出現の背景となる病態が併せて並べられているので,それによって病態や疾患を知ることができる
(3)とくに必要な心電図用語や波形,病態,治療法などに関してはコラムを設け,その中で要領よく解説してある
(4)各項で異常心電図に対する対処法が簡単に述べられており,さらに巻末には心肺蘇生術まで言及されている
(5)診断ないし治療の過程において,対処を急ぐ必要のあるもの,注意すべき点(警告)や専門家の助けを要するものは随所で指示してある
 さらに本書で特異的なのは,心電図波形の解説からいきなり不整脈の解説に入っていることである。一般の教科書では,不整脈の項は後に回されるのが通常で,その理由は,不整脈が心房負荷,心室肥大,心筋梗塞,電解質異常などの心電図よりも厄介なためである。そのような理由からか,著者は序文で「読者がJohn Hamptonの“The ECG Made Easy”のような入門書をすでに読んでいたら都合がよい」と述べているが,本書に掲げてあるのは単純な不整脈だけであるから,読者はより興味をそそる不整脈と最初に取り組むことによって,学習意欲がいちだんと増すものと思われる。

歯切れのよい文章での解説

 以上のような特徴に加え,本書は平明でかつきわめて歯切れのよい文章に訳されており,また心電図を学ぶうえで最少かつ必要な内容をコンパクト(A5変型,240頁)にまとめたものであるから,訳者も述べているように,息切れすることなく最後まで読み通すことができよう。
 このような意味から,本書を研修医のみならず,医学生,看護婦,コメディカルの人たちにもお薦めする次第である。
A5変・頁240 定価(本体4,200円+税) MEDSi


検査室の現場での実践を考慮した教科書

臨床検査技術学(2) 検査機器総論・検査管理総論
菅野剛史,松田信義 編集

《書 評》徳永賢治(愛媛大付属病院検査部副技師長)

 『臨床検査技術学(2)検査機器総論・検査管理総論』が3年ぶりに改訂された。
 検査機器総論についてまず目につくのは,図を豊富に取り入れ細部まで表示し,理解されやすいように工夫がこらされている。各項目では最初に目的が示され,ついで原理が続いているために,学習するうえできわめて効果的である。そして内容についてはできるだけ平易な文章となっているため,大変読みやすく感じられる。さらに基本的事項は十分に盛り込まれており,しかも機器の説明だけでなく使用上の注意や,項目によっては保守管理の項が設けられており,まさに検査室の現場での実践を考慮してまとめられた思いが伝わってくる内容となっている。学生はこの使用上のノウハウを学び取ってほしい。自動化に伴って機器による検体分析への興味が薄れていく中で,本書は内容を興味深く読ませ,学ぶことができる教科書である。

検査の実際を総論する新しい学問

 「検査管理総論は検査の実際を総論する新しい学問である」と著者が述べているように,その概念からはじまり,臨床検査をとりまく医療の現状,病院内での検査室の位置づけと続き,そして検査管理の項目が記述されている。その構成は検査受付から報告,システム,検査の活用については,この中のコンサルテーションが,今後の検査室の方向性を示唆している。さらに検査法の評価,教育研究まで含まれている。現在,検査結果が精密で迅速であるだけでは十分でなく,必須条件として検査の質が求められてきている。このことが理解できるように構成されており,その上に具体的な内容が盛り込まれている。そして,項目の最後に理解度の点検と問題が提示されている。したがって学生は自ら問題を考えることにより理解度が向上するものと思われる。自分で考え,創造し,種々の問題点を解決する姿勢こそが,臨床検査の将来への展望を開くものと思われる。

臨床検査技師の原点を理解

 医療費抑制政策の中で21世紀に向けての臨床検査を考えた場合,日本に高度成長時代が終了し低成長時代に突入した結果,産業の空洞化が叫ばれて久しい。病院検査室においても,省力化により自動化が進められ,用手法による分析が少なくなり,一方では経済性を考慮して特殊項目は外注検査に依存している。これはまさに検査室の技術の空洞化となり,日本の産業の縮図を見る思いである。検査機器総論,検査管理総論は臨床検査技師の原点を理解し,今後の方向性を考えるうえでの好著である。学生だけでなく,現場の臨床検査技師にも薦めたい1冊である。
B5・頁188 定価(本体3,200円+税) 医学書院


生殖医療に携わるすべてのスタッフに

ARTスタッフマニュアル 体外受精から顕微授精まで 青野敏博 編集

《書 評》野田洋一(滋賀医大教授・産婦人科学)

 1978年に世界で初めて体外受精・胚移植(IVF-ET)による児が誕生して以来,世界各国でIVF-ETは急速に普及し,不妊治療は新時代を迎えるようになった。わが国においてもIVF-ETは,95年には256の施設において1万7489人の患者に対して2万6081周期実施され,出生児数も3627人にのぼるようになり,今やIVF-ETの位置づけも特殊医療から一不妊治療として定着した感がある。しかしながら,妊娠率はここ10年間は約20-30%を推移し,改善傾向が見られていないのが現状であり,今なお,技術改良,器具の改良・開発が求められており,その進歩は著しい。

最新の技術から倫理問題まで

 本書では「新しい技術」としてMESA,TESE,胞胚までの培養などを説明し,「ラボワークの実際」として水の作り方や培養液の調整法,卵子・精子の検査法など,「ARTの基本操作」としてIVF-ETの他,ICSI,GIFT,ZIFT,胚の凍結などを,「合併症対策」では,OHSS,多胎,子宮外妊娠など「治療に難渋した症例」では,高齢不妊婦人,子宮内膜症,low responderなどを取り上げ,ARTを行なう上で遭遇する困った場面での対処法について言及している。さらに,ARTを施行するにあたって行なうインフォームド・コンセントに必要な基礎知識や,生殖医療と倫理問題についての項目も設けられており,まさにかゆいところにまで十分手が届いた1冊といえる。
 本書は,ARTに関して多くの情報が錯綜し,生殖医療がcontroversialな様相を呈している現在において,これからARTを始めようとする施設から,すでにICSIを実施している施設まで,安全なラボワークができるように編集に工夫をしている。
 各分野の専門家によって,平易な文章と多くの図表・写真を用いて理解しやすいように工夫して執筆されており,最新のARTの技術マニュアルとしてのノウハウがすべて盛り込まれているだけでなく,倫理的な裏づけや基礎的知識も解説されている。
 本書は医師のみならず,生殖医療に携わる看護婦,検査技師などすべてのスタッフにとって座右の書となる1冊である。
B5・頁206 定価(本体7,200円+税) 医学書院


Strip biopsyのすべてをこの1冊に

胃内視鏡治療 Strip biopsyの実際 多田正弘 著

《書 評》川井啓市(大阪鉄道病院長)

 多田正弘博士の力作の1つであろう『胃内視鏡治療-Strip biopsyの実際』の書評を引き受けることとなり,通読させていただいた。
 多田先生は竹本忠良名誉教授,沖田極教授の紹介を待つまでもなく,日本の消化器内視鏡分野での逸材であり,広く消化器内視鏡の領域では,日本を代表する研究者の1人である。
 学会ではその発表を聞くことはあっても個人的にお話できるチャンスはあまりなかったが,3年程前であろうか,毎年1月に開催される私たちの小さなサロン風のシンポジウムに先生を招待したおり,3日ほどご一緒する機会に恵まれた。この会は消化器内視鏡の最先端の話題について討論するもので,日本では比較的よく知られているDr.Classen,Dr.Sivak,Dr.Geenenに私が加わってオーガナイズしている。毎年15人ほどの固定メンバーに10人ほどのニューメンバーが討論に参加するが,発表後,約30分の討論に耐えねばならない。フロリダのオーランドで開かれ,発表のpriorityを尊重してproceedingを印刷することはない。しかし今では欧米の若い先生方にとって1つの登竜門のチャンスと受けとめられていると聞く。
 多田先生の発表はこの書の主題と一緒だったように記憶するが,1例1例を大切にしながら早期胃癌の治療を生き生きと発表し,また物おじしない熱弁を思い出す。

早期胃癌の内視鏡治療法のために確立した手技と歴史的展開を詳述

 ところで本書は,早期胃癌の内視鏡的治療法のために著者が確立した手技の紹介とともにその歴史的展開に詳しい。元来strip biopsyは竹本教授のjumbo biopsyに始まり,意識的に鉗子によって幽門輪から噴門までの組織を紐状にとろうとしたもので,初めの目的は広範な面としての正確な胃炎の組織診断にあった。ほぼ同じ時期に私も東北大式の吸引生検を応用して4cmの紐状の生検材料を得た経験をし,小論文でふれたことがあるが,いずれにしろ多田博士の努力は胃炎の診断を超えたことにある。すなわち早期胃癌の面としての組織診断を治療にまで広げたことに意義があり,Ottenjanのbig particle biopsyやsnare biopsyの手技を超えたことにある。
 もちろん,この手技の確立は多くの周辺技術の開発,すなわち注射針の工夫に始まり,把持鉗子や高周波焼灼,止血のためのクリップの開発などがあって初めて可能になったもので,strip biopsyの手技の開発の苦労が最も生き生きと書かれている。またこのような早期胃癌の治療への展開を一層重みのある臨床研究としたのは,その後の経過観察にあり,再発を指標として地道に追跡していることにある。
 しかし何といっても多田博士の成果は,ある意味で時代の好運に恵まれたこともあろう。なぜなら,このような早期胃癌の診断学は病理学,X線,内視鏡の多くの専門家が1960年代に確立した背景の上に成り立っているからである。その意味でstrip biopsyのpriorityを主張することはよく理解できるが,endoscopic mucosal resection(EMR)がすでに欧米でも定着してきている現状を無視することもできまい。
 Strip biopsyのもつ語感は,あくまで生検診断にあり治療的な意義は含まれにくいからであり,英語は残念ながら私たちにとって母国語ではなく,学術用語はいかに多くの人が共通の理解で繁用していくかが問題だからである。
 ここで思い出すのは,日本で完成されたEndoscopic pancreato-cholangiography(EPCG)が欧米の反対によってEndoscopic retrograde cholangio-pancreatography(ERCP)に変わった無念さに共通するものかも知れない。
 他方,書評からは少しずれるが,私には早期胃癌の治療を通じて夢がある。それは故村上忠重教授が『早期胃癌診断学講座』(文光堂)で書かれたことがあるが,早期胃癌の診断学の確立された現在,これから何十年かたてば,進行胃癌は大学の標本室でしかみられず,臨床では早期胃癌のみみられるだろうとの予言であった。このことは私たちの1万人といった閉鎖集団の追跡で確かに証明でき,この集団では新しく発見された胃癌は理論的に癌発生率とほぼ一致する資料を得,先生の仮説の証明のみでなく,日本人の早期胃癌が日本人にとって特異なものでなく,あくまで進行癌の早期のものであるという結論ともなったことに一脈相通じるものである。
 私の多田博士に対する今後の期待は,内視鏡的治療の適応をリンパ節転移のない条件としてのul(-),2cm以内のIIcまたはIIaの癌とする適応は同感するが,それのみでは胃癌の20%のみを対象とすることとなる。この手技の適応を一層広げて,QOLを加味した再発率の取り扱いで,その適応を一層break throughすることができないかという問題解決が残ろうし,インフォームドコンセントも含め新しい局面の広がりを期待する。

若い内視鏡医には必読の書

 何はともあれ,本書は多田博士が入局早々に与えられた主題を,その若さでどのように苦労しながらまとめることができたか,若い内視鏡医には必読の書として推薦する。臨床の研究はまず十分な数と観察の期間が要求されるが,日本の若い力の集まりの中で成果をあげて,英文で改めて上梓されることを期待する。
B5・頁162 定価(本体15,000円+税) 医学書院