医学界新聞

Nursing Information (学会・研究会情報)


●国際痴呆カンファレンス
 参加者募集 6月11-12日/オーストラリア

 本紙に「シドニー発看護便」を隔月連載している瀬間あずさ氏が所属するオーストラリア・痴呆症サービス開発センターの主催する「国際痴呆カンファレンス」が,きたる6月11-12日の両日,「どこまでリスクを負えるのか」をテーマに,オーストラリア・ニューサウスウェールズ州のマンリーパシフィックパークロイヤルホテルで開催される。これに伴い同センターでは,日本からの参加者を募集している。申し込みは下記まで(同時通訳付)。
・連絡先:オーストラリア・痴呆症サービス開発センター(Demantia Service Development Center),瀬間あずさ
 TEL&FAX(61)2-9477-2883

●1998年度「先駆的保健活動研究」
 助成候補募集中 締切=5月29日

 日本看護協会では,厚生省の委託を受けて行なっている「先駆的保健活動交流推進事業」の一環として,地域保健活動の向上に質する研究に対する助成を今年も実施する。これに伴い同協会では助成候補者を募集している。詳しくは下記へ。
・応募資格:地域保健活動に従事している保健婦(士),助産婦,看護婦(士)で,都道府県看護協会長の推薦があるもの
・要件:(1)地域のニーズに基づいた活動であり保健活動の展開方法を普遍化するものであること,(2)看護職が日常活動に根ざして研究し,その結果が地域保健活動に発展的に還元される見通しがあること,(3)他職種,関係機関との協同で進めるものであること,(4)本年度中に研究結果が得られること,(5)原則として身近にスーパーバイザーが得られること,(6)指定する研究課題に基づいていること
・助成件数・助成金:15件程度,1件につき50-70万円程度
・申込み方法:所定の研究計画書に記入のうえ,所属する都道府県看護協会に申込み,同協会の推薦を得る
・締切:都道府県看護協会に準ずるが,各都道府県看護協会から日本看護協会への提出締切りは,5月29日
・問合せ先:各都道府県看護協会または日本看護協会専門職業務課
 TEL(03)3400-8391

●シェア=国際保健協力市民の会
 海外派遣協力員募集中 締切=5月30日

 シェア=国際保健協力市民の会では,カンボジア王国のコンポンチャム県スレイセントー郡および首都プノンペンのシェア事務所に勤務する,助産婦,保健婦,看護婦を募集している。詳しくは下記まで問合せのこと。
・職務内容:プロジェクト地域の調査,現地スタッフへのトレーニング・指導・助言,住民への保健教育などの計画・実施,報告書の作成
・応募条件:実務経験3年以上,異文化への適応力,協調性がある,英語で実務ができる,カンボジア語を学ぶ意志があること
・待遇:シェアの規定による。渡航費,保険料は支給
・締切:5月30日
・問合せ先:〒112-0004 東京都文京区後楽2-20-18 掛川ビル101 シェア事務局(本橋,那須野)
 TEL(03)5800-4778/FAX(03)5800-4779
 E-mail:ut2s-mths@asahi-net.or.jp

●第1回日本地域看護学会
 会場変更のお知らせ 6月20日/東京

 きたる6月20日に,「地域看護学のストラテジー」をメインテーマに開催される,第1回日本地域看護学会(学会長=東大教授 金川克子氏)の会場が下記の通り変更された。
〔変更前〕東京大学医学部構内
〔変更後〕東京大学教養学部構内(東京都目黒区駒場)
・事務局:〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学医学部健康科学・看護学科地域看護学教室
 TEL&FAX(03)5802-2043

●第3回日本看護サミットかながわ'98
 開催案内 6月9-10日/横浜市

 第3回日本看護サミットかながわ'98が,きたる6月9-10日の両日,横浜市の神奈川県民ホールで開催される。
・問合せ先:〒231-0021 横浜市中区日本大通1 神奈川県衛生部医療整備課看護指導班 「第3回日本看護サミットかながわ'98」係
 TEL(045)201-1111/FAX(045)212-8342

●第9回国際看護研究会
 開催案内 6月20日/東京

 第9回国際看護研究会が,きたる6月20日に,東京・広尾の国際協力事業団青年海外協力隊広尾訓練所で開催される。
・講演:WHOと国際看護協力(千葉大看護学部看護実践研究指導センター教授 草刈淳子)
・連絡先:〒305-8575 つくば市天王台1-1-1 筑波大学社会医学系(森淑江)
 TEL&FAX(0298)53-3251

●ライフプランニングセンターセミナー
 「フォーカスチャーティング」
 参加者募集中 6月27日/東京

 ライフプランニングセンター(LPC)では,きたる6月27日に,臨床看護学セミナー「看護記録を考え直すフォーカスチャーティング」を,東京・千代田区の社会文化会館で開催する。これに伴いLPCでは,受講者を募集している。
・プログラム:(1)データの利用のしかたとデータの真偽性の見分け(LPC理事長 日野原重明),(2)フォーカスチャーティング-看護記録の簡素化とケアに活かせる記録(聖路加看護大教授 岩井郁子)
・参加費:会員5,000円,非会員6,000円
・定員:688名
・申込み方法:電話で確認の上,(1)セミナータイトル,(2)参加証送付先住所,電話番号,(3)氏名,職業,勤務先名,(4)同一施設で2名以上の申込みの場合は,各人の名前,勤務先住所,代表者に○印,(5)LPC会員は会員番号を明記した用紙を同封し,現金書留で申込む
・申込み・問合せ先:〒102-0093 千代田区平河町2-7-5 砂防会館5F ライフプランニングセンター臨床看護学セミナー係
 TEL(03)3265-1907

●第5回兵庫県立看護大学国際セミナー
 参加者募集中 申込期間=6月22日-7月10日

 兵庫県立看護大学の第5回国際セミナーが,「21世紀に向けた看護の国際協力-アジアとの交流を中心に」をテーマに,きたる9月25-26日の両日,明石市の兵庫県立看護大学講堂で開催される。これに伴い同大学では参加者を募集している。
・プログラム
〔講演〕(1)国際保健協力の理念とアジアにおける国際協力の現状-女性の健康を中心に(WHO南東アジア地域事務局長 Sally A. Bisch, RN, DNSc),(2)国際保健の立場から看護に対する期待-感染症対策を中心に(結核予防会結核研 石川信克),(3)プライマリヘルスケアを基盤とした看護の国際協力(兵庫県立看護大 森口育子)
〔パネルディスカッション〕21世紀に向けて,看護の国際協力の展望と課題
・定員:400名
・受講料:6,000円
・申込み方法:「国際セミナー応募要領希望」と明記し,返信用封筒(送り先住所記入,80円切手貼付)を同封の上,下記へ応募要領を請求する。送付された応募要領を利用し,6月22日-7月10日の期間内に申込み手続きをする
・問合せ先:〒673-8588 明石市北八王子町13-71 兵庫県立看護大学総務課国際セミナー担当
 TEL(078)925-0860/FAX(078)925-0878

●日本アロマセラピー学会関西地方会
 看護婦,助産婦,保健婦向け勉強会
 開催案内 7月5日/豊中市

 日本アロマセラピー学会の関西地方会が主催する看護婦,助産婦,保健婦向け勉強会が,きたる7月5日に豊中市の千里ライフサイエンスセンターで開催される。
・プログラム:(1)看護,アロマセラピストとして(看護婦 園田ゆかり),(2)看護に必要なアロマセラピー(看護婦 栗橋伸江),(3)助産婦が行なうアロマセラピー(助産婦 井端美奈子),(4)出産時に有用なアロマセラピー(助産婦 上田しのぶ)
・連絡先:〒564-0051 吹田市豊津町1-21 カワバタクリニック(川端一永)
 TEL(06)387-0110/FAX(06)369-0110

●第2回助産婦トリプルマーカー・スクリーニング研修会
 参加者募集中 7月12日/東京

 第2回助産婦トリプルマーカー・スクリーニング研修会が,トリプルマーカー・スクリーニング検査について十分な知識を獲得し,実際に現場においてカウンセリング等のケアを自立的に計画できるような助産婦を育成する目的に,きたる7月12日に,東京・新宿のラポール日教済で開催される。これに伴い事務局では参加者を募集している。
・定員:50名(定員に達し次第締切)
・参加費:15,000円
・申込み方法:氏名,所属機関名,連絡先住所,TEL&FAX番号を記入のうえ,下記あてにFAX送信する
・事務局:〒162-0801 東京都新宿区山吹町333 愛児クリニック
 FAX(03)5228-6092

●クリニカルマネジメントフォーラム
 第1回スキルアップセミナー
 開催案内 8月3,5日

 日本でも急速に感心が高まりつつあるクルティカルパスの理論と実際の使い方をわかりやすく解説するためのクリニカルマネジメントフォーラム・第1回スキルアップセミナーが,ケアマップ・クリティカルパスの提唱者であるKaren Zander氏の主宰するthe Center for Case Management(CCM)の協力のもと,「クリティカルパス入門 ケアの質向上とチーム医療の実現をめざして」をテーマに,きたる8月3日(東京)および8月5日(大阪)で開催される。
・プログラム:(1)クリティカルパスの歴史と発展-ケアの質向上と効率化を図る(CCM共同主宰者 Kathleen Bower),(2)クリティカルパスの作り方,その実践-アメリカからの報告(群馬大・イリノイ大阿部俊子),(3)日本での実践経験から-済生会中央病院での経験(前筑波大医療短大 笹鹿美帆子),(4)チーム医療としてのクリティカルパスの作成方法(Kathleen Bower)※逐次通訳つき
・東京会場:8月3日,早稲田大学井深ホール
・大阪会場:8月5日,千里ライフサイエンスセンター(豊中市)
・会費:20,000円(昼食,資料代含む)
・事務局:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-33-12-202 ドクターズオピニオン
 TEL(03)3470-9978/FAX(03)3470-9962
 E-mail:seminar@doctors-opinion.co.jp

●第2回日本看護管理学会
 開催案内 8月29-30日/別府市

 第2回日本看護管理学会が,粟谷典子会長(大分県立看護科学大学長)のもと,きたる8月29-30日の両日,大分県別府市のビーコンプラザで開催される。
 なお,事務局(連絡先)が4月以降,これまでの虎の門病院から下記の大分県立看護科学大に変更された。
・プログラム
〔会長講演〕看護管理と人材育成
〔シンポジウム〕看護管理におけるベンチャーの可能性(司会=横浜市衛生局 鶴田恵子,兵庫県立看護大 上泉和子)
〔ディベート〕看護管理者の経済観念は看護サービスを向上させるか(司会=東医歯大 数間恵子,国際医療福祉大 森田夏実)
・事務局:〒870-1201 大分県大分郡野津町廻栖2944-9 大分県立看護科学大学
 TEL(0975)86-4460/FAX(0975)86-4391

●第3回国際在宅ケア看護会議
 開催案内 11月16-18日/韓国・ソウル市

 第3回国際在宅ケア看護会議が,きたる11月16-18日の3日間,Cho Ja Kim会長(韓国・延世大)のもと,「病院ケアの枠を超えて-看護のフロンティア/在宅ケア,ホスピスケア,エイズケア」をテーマに,韓国ソウル市のスイスグランドホテルにて開催される。
・会長からのメッセージ:在宅ケア,ホスピスケアおよびナース主導のケアは,病院ケアを超えるものとして,社会的,人道的理由から重要性が高まってきています。今会議は,病院ケアに代わるやりがいのある看護ケアの知識と理解を深めるケアに焦点をあてています。科学的なプログラムとともに,在宅看護ケア看護のために,理論,研究および教育の結合を強調する関連プログラムも準備しています。
・抄録,案内資料請求先:延世大学看護学部在宅看護研究所(Research Institute for Home Health Care, College of Nursing, Yonsei University, C.P.O.Box 8044, Seoul, Korea)
・日本側問合せ先:〒654-0142 神戸市須磨区友が丘7-10-2 神戸大学医学部保健学科(片岡万里) 
 TEL&FAX(078)796-4520
 E-mail:mkataoka@mthp.ams.kobe-u.ac.jp