医学界新聞

Medical Information (学会・研究会情報)


●平成9年度ブレインサイエンス振興財団
 助成金候補者公募

 ブレインサイエンス振興財団では,ブレインサイエンス研究分野において,独創的テーマに取り組んでいる研究者を対象に,助成,褒賞事業を行なっているが,本年度も下記の要領で,助成ならびに塚原仲晃記念賞の候補者を募集している。
第12回塚原仲晃記念賞
 生命科学の分野において優れた独創的研究を行なっている45歳以下の研究者(国内外は問わない)に対して贈呈される。贈呈件数は原則として1件とし,賞牌ならびに副賞(100万円)を贈呈する。なお推薦者は関係各学会代表責任者または所属機関の長,ならびに同財団の理事および評議員とする。
〔締切日〕11月30日
第12回研究助成金
 ブレインサイエンス研究分野において,独創的で国際的評価に値する研究を助成。研究分野は,脳神経に関する実験研究のみならず理論・モデリング研究をも含む。候補者は単独でも共同研究でもよいが,なるべく若い研究者の推薦を希望する。助成金は1件80万円,助成件数は8件とする。推薦者は前項と同様。
〔締切日〕11月30日
第11回海外派遣研究助成金
 日本におけるブレインサイエンスの研究の促進を図るため,国際学会,シンポジウム等への参加,あるいは短期間(6か月以内)の共同研究のための研究者の海外派遣を助成する。ただし,平成10年4月から平成11年3月の間に出発できるものに限る。1件あたりの助成金額は往復の航空運賃を主とし,30万円までを限度として必要額を若干負担する。なお,推薦者は前項に同じ。
〔締切日〕平成10年1月16日
第11回海外研究者招聘助成金
 ブレインサイエンス研究分野において,独創的テーマに意欲的に取り組んでいる外国人研究者の短期間(3か月以内)の招聘を助成する。なお招聘は平成10年4月1日から平成11年3月31日の間に行なわれるものとし,助成金は外国人研究者を招聘する受入れ責任者に交付するものとする。1件あたりの助成金額は往復の航空運賃を主とし,30万円までを限度として必要額を若干負担する。なお,推薦者は前項に同じ。
〔締切日〕平成10年1月16日

連絡先:〒104 東京都中央区八重洲2-6-20 ホンダ八重洲ビル内 (財)ブレインサイレンス振興財団
 TEL(03)3273-2565


●第90回中部日本整形外科災害外科学会
 演題募集中 締切=11月19日(必着)

 第90回中部日本整形外科災害外科学会が,山野慶樹会長(阪市大教授)のもと,明年5月21-22日の両日,大阪市のホテルニューオータニ大阪で開催される。これに伴い事務局では演題を募集している。
募集演題:(1)切断指の再接着適応,(2)上腕骨頸部骨折の治療,(3)肩鎖関節脱臼の治療,(4)反復性肩関節脱臼の手術法,(5)前腕の脱臼骨折,(6)人工関節のゆるみに対する早期診断,(7)変形性股関節症に対する治療(人工関節を除く)(8)大腿骨頸部内側骨折の骨接合,(9)電気生理学的診断の適応,(10)上位頸椎の傷病,他
応募方法:官製はがきに演題名,所属,氏名,所在地,電話番号を記入の上,下記事務局まで送付のこと
締切:11月19日(必着)
事務局:〒530 大阪市北区梅田2-4-9 サンケイビル本館6階 (株)ジェイコム内
 TEL(06)348-1371/FAX(06)348-1375

●第35回日本消化器集団検診学会秋季大会
 開催案内 11月20-21日/鹿児島市

 第35回日本消化器集団検診学会の秋季大会が,渋江正会長(鹿児島県厚生連健康管理センター)のもと,きたる11月20-21日の両日,鹿児島市の鹿児島市民文化ホールにおいて開催される。
プログラム
〔会長講演〕医集検と医精検(渋江正)
〔特別講演〕医学会と社会(東女医大成人医学センター顧問 竹本忠良)
〔文化講演〕維新と薩摩(鹿児島大助教授原口泉)
〔特別企画〕がん検診の原点を考える(司会=東北大教授 久道茂)
〔シンポジウム〕検診における胃上部がんの実態―診断から治療まで(司会=横浜市民病院がん検診センター 今村清子,群馬大助教授 関口利和)
連絡先:〒890 鹿児島市与次郎1-13-1 鹿児島県厚生連健康管理センター(渋江)
 TEL(099)256-1139/FAX(099)285-1917

●第37回日本核医学会
 開催案内 11月19-21日/大宮市

 第37回日本核医学会が,町田喜久雄会長(埼玉医大教授)のもと,きたる11月19-21日の3日間,大宮市の大宮ソニックシティにおいて「患者のための核医学と核医学の振興」をテーマに開催される。
プログラム
〔特別講演〕こころと脳(東大教授 松下正明)
〔教育講演〕(1)シンチグラム診断の医師間変動,(2)骨塩定量の基礎と臨床,(3)新しい治験GCPについて,(4)心ポジトロン核医学の基礎とガンマカメラへの応用,(5)心臓PET,(6)モノクローナル抗体やペプチドを用いた腫瘍核医学,(7)乳癌のPET診断,(8)脳PET概論,(9)骨シンチグラフィからみた骨転移,(10)インビトロ検査の進歩と問題点,(11)腎の核医学,(12)肝臓の核医学,(13)虚血性心疾患のSPECT,(14)心筋代謝SPECT,(15)心臓SPECTの技術的側面,(16)AIDSの核医学,(17)脳血流シンチグラム製剤の集積機序,(18)痴呆の核医学
事務局:〒350 埼玉県川越市辻道鴨田1981 埼玉医科大学総合医療センター放射線科学教室内
 TEL(0492)25-7811/FAX(0492)26-5284
 E-mail:norihnd@saitama-med.ac.jp

●第8回日本小児整形外科学会
 開催案内 11月21-22日/仙台市

 第8回日本小児整形外科学会が,船山完一会長(仙台赤十字病院副院長)のもと,きたる11月21-22日の両日,仙台市の仙台国際センターにおいて開催される。
主題:(1)骨格の成長とその制御,(2)あの小児疾患はどうなったか(ポリオ麻痺,小児骨関節結核,筋性斜頸,大腿四頭筋拘縮,重度CP,内反足,他),(3)小児骨折の発生と治療成績の疫学
事務局:〒982 仙台市太白区八木本町2-43-3 仙台赤十字病院内
 TEL(022)243-1111/FAX(022)243-1102

●第24回加速度脈波・脈波研究会
 開催案内 11月15日/東京

 第24回加速度脈波・脈波研究会(世話人=東女医大看護短大助教授 渡辺弘美氏)が,きたる11月15日に,東京の東京女子医科大学において開催される。なお詳細は下記事務局まで問合せのこと。
連絡先:〒162 東京都新宿区河田町8-1 東京女子医科大学看護短期大学内科(渡辺弘美)
 TEL(03)3353-8111/FAX(03)3341-8832

●第24回マイクロサージャリー学会
 開催案内 11月20-21日/東京

 第24回マイクロサージャリー学会が,野崎幹弘会長(東女医大教授)のもと,きたる11月20-21日の両日,東京の東京ヒルトンホテルにおいて開催される。これに伴い事務局では参加者を募集している。
事務局:〒162 東京都新宿区河田町8-1 東京女子医科大学形成外科学教室内
 TEL(03)3353-8111/FAX(03)3225-0940

●国際股関節シンポジウム
 開催案内 11月16日/横浜市

 日本股関節研究振興財団(理事長=伊丹康人氏)では,創立10周年の記念行事として国際股関節シンポジウムを,きたる11月16日に横浜市のはまぎんホール「ヴィアマーレ」において開催する。これに伴い事務局では参加者を募集している。なお詳細は下記事務局まで問合せのこと。
シンポジウム:(1)各国における変形性股関節症に対する治療の趨勢と演者の変股症に対する治療のPhilosophy,(2)人工股関節(各国における人工股関節手術の趨勢,または,人工股関節開発の歩み)
参加費:10,000円
事務局:〒104 東京都中央区銀座7-16-12 (株)旭通信社メディカルコンベンション事業室内
 TEL(03)3547-2533/FAX(03)3547-2590

●「大腸内視鏡挿入手技」セミナー
 受講者募集中 11月16日/東京

 第888回チーム医療セミナー「最新コンセプトによる大腸内視鏡挿入手技」が,きたる11月16日に,東京のかんぽヘルスプラザ東京において開催される。これに伴い事務局では受講者を募集している。
プログラム:(1)軸保持短縮法に基づいた内視鏡挿入のレベル分類,(2)大腸内視鏡検査の心得,(3)前処置と前投薬,(4)吸引のタイミングと挿入技術の基礎,(5)挿入技術の応用
テキスト:『大腸内視鏡挿入法』秋田赤十字病院胃腸センター 工藤進英著,医学書院刊)
受講料:44,100円
連絡先:〒170 東京都豊島区南大塚2-37-12 和田ビル3階 (株)チーム医療
 TEL(03)3945-0771/FAX(03)3945-0355

●「在宅介護ビジネス」フォーラム
 開催案内 11月17日/東京

 日本計画研究所の主催による特別VIPフォーラム「在宅介護ビジネス―そのマーケット拡大と諸課題への挑戦」が,きたる11月17日に,東京の明治記念館において開催される。これに伴い事務局では参加者を募集している。
プログラム:(1)医療改革・高齢社会の現状と今後の展望(国立医療・病院管理研究所 中江章浩),(2)在宅介護ビジネスの現状と将来展望(リクルート 水谷正夫)
参加費:29,890円
事務局:〒100 東京都千代田区有楽町1-2-11 有楽ビル 日本計画研究所
 TEL(03)3508-9070/FAX(03)3581-9178

●第11回日本エム・イー学会秋季大会
 開催案内 11月20-21日/横浜市

 第11回日本エム・イー学会秋季大会が,南谷晴之会長(慶大教授)のもと,きたる11月20-21日の両日,横浜市の慶應義塾大学日吉キャンパスで開催される。
プログラム
〔特別講演〕(1)Gerontechnology:Concepts and Oppotunities(Eindhoven University of Technology Herman Bouma),(2)老化と脳機能(浜松医療センター 金子満雄)
〔シンポジウム〕(1)21世紀に向けた国家的医療福祉技術研究と評価のあり方,(2)老化に伴う脳機能の変化:各種脳機能計測によるアプローチ
〔ワークショップ〕(1)老化に伴うクリニカルエンジニアリングの課題,(2)医療機器への苦情・苦言―より良い医療機器を目指して
事務局:〒223 横浜市北区日吉3-14-1 慶應義塾大学理工学部南谷研究室内
 TEL(045)563-1141/FAX(045)562-7625
 E-mail:mnt@bmel.elec.keio.ac.jp

●第43回日本宇宙航空環境医学会
 開催案内 11月19-20日/横浜市

 第43回日本宇宙航空環境医学会が,吉岡利忠会長(聖マリアンナ医大教授)のもと,きたる11月19-20日の両日,横浜市の神奈川県民ホールにおいて開催される。これに伴い事務局では参加者を募集している。なお詳細は下記まで問合せのこと。
プログラム
〔シンポジウム〕環境適応の生理学―現状と将来(司会=金沢大 永坂鉄夫)
〔臨床分科会公開シンポジウム〕航空の安全と医学適性(司会=防衛庁 中村彰男,日本航空 飛鳥田一朗)
事務局:〒216 川崎市宮前区菅生2-16-1 聖マリアンナ医科大学第2生理学教室内
 TEL&FAX(044)977-3915
 E-mail:seiri@marianna-u.ac.jp

●日本プライマリ・ケア学会創立20周年
 記念式典および国際シンポジウム
 開催案内 11月23日/東京

 日本プライマリ・ケア学会(会長=小林医院長 小林之誠氏)では創立20周年を迎えるにあたり,きたる11月23日に,これを記念した記念式典ならびに国際シンポジウムを,東京の東條會館において開催する。なお詳細は下記事務局まで問合せのこと。
記念国際シンポジウム・我が国のプライマリ・ケア医への提言:(1)我が国のプライマリ・ケアの展開(小林之誠),(2)家庭医の視点から(Baylor College of Medicine R. E. Rakel),(3)一般医の視点から(WONCA W. E. Fabb)
参加費:25,000円(シンポジウム講演集代,懇親会費を含む)
連絡先:日本プライマリ・ケア学会事務局
 TEL(03)5281-9781/FAX(03)5281-9780

●第4回日本グループ診療研究会
 開催案内 11月22日/東京

 第4回日本グループ診療研究会が,高柳和江会長(日本医大助教授)のもと,きたる11月22日に,東京の日本医科大学において「21世紀のグループ診療」をテーマに開催される。
プログラム
〔特別講演〕これからのグループ診療(厚生省健康政策局 関山昌人)
〔シンポジウム〕グループ診療とテクノロジーアセスメント(司会=自治医大教授 五十嵐正紘,東北大教授 濃沼信夫)
事務局:〒113 文京区千駄木1-1-5 日本医科大学医療管理学教室内
 TEL(03)3822-2131/FAX(03)3822-8144

●第15回日本感覚統合障害研究会
 開催案内 11月22-23日/宇都宮市

 第15回日本感覚統合障害研究会が,きたる11月22-23日の両日,宇都宮市のとちぎ健康の森において「感覚統合療法・その成果」をテーマに開催される。これに伴い事務局では参加者を募集している。なお詳細は下記事務局まで問合せのこと。
参加費:会員5,000円,非会員6,000円
事務局:〒329-04 栃木県河内郡南河内町薬師寺3311-1 自治医科大学附属病院リハビリテーションセンター
 TEL(0285)44-2111(内2150,2153)
 FAX(0285)40-6016(送信先には「リハビリテーションセンター」と明記のこと)

●日本リウマチ学会教育研修会
 受講者募集中 11月23日/東京

 日本リウマチ学会の主催による教育研修会「1997年度・RAの病態と治療をめぐるミニ国際シンポジウム」が,きたる11月23日に,東京の全社協・灘尾ホールにおいて開催される。これに伴い事務局では参加者を募集している。
プログラム
〔講演〕(1)RAにおけるパンヌス形成機序,(2)アポトーシスと自己免疫,(3)抗リン脂質抗体,(4)早期RA滑膜の特徴的病理所見,(5)リウマチ疾患の眼症状と免疫,(6)Progress towards development of a gene therapy for arthritis:Preclinical and clinical studies,(7)New insights in the pathogenesis of rheumatoid arthritis:Potential targets for future therapies
〔パネルディスカッション:RAの臨床〕(1)RAにおける続発性アミロイドーシス,(2)リウマチ性多発筋痛症,(3)RAと骨粗鬆症,(4)DMARDsの副作用とその対策,(5)RAに対する人工関節の問題点
定員:200名
受講料:4,000円(昼食代は含まず),5,000円(昼食代を含む)
応募方法:ハガキに所属,氏名を明記し,下記事務局まで送付のこと。受理後,受付票と受講料振込用紙を送付する
連絡先:〒170 東京都豊島区南大塚2-39-7 ヤマモト大塚ビル6階 日本リウマチ学会事務局
 TEL(03)3946-5661/FAX(03)3946-7600

●第109回日本医学会シンポジウム
 開催案内 11月25日/東京

 日本医学会(会長=森亘氏)の主催による第109回シンポジウム「内視鏡およびカテーテル治療の最前線」が,きたる11月25日に,東京の日本医師会館において開催される。
プログラム
〔I.カテーテル治療〕(1)腹部動脈性出血に対する救急動脈塞栓術-いつでも,どこでも(福岡大 岡崎正敏),(2)肝細胞癌塞栓療法-亜区域塞栓術(金沢大 松井修),(3)腸骨動脈狭窄のステント治療-血管内超音波による観察も含めて(国立循環器病センター 栗林幸夫),(4)胆道ドレナージとステントの応用(琉球大 澤田敏)
〔II.内視鏡治療〕(5)食道・胃静脈瘤の内視鏡治療(東海大 幕内博康),(6)上部消化管癌の根治的および緩和的内視鏡治療(慈恵医大 鈴木博昭),(7)大腸のポリペクトミーとEMR(東邦大 酒井義浩)
〔III.内視鏡下手術〕(8)胆石症の内視鏡下手術-ESTを含む(帝京大 山川達郎),(9)鼠径ヘルニアの内視鏡下手術(国立相模原病院 金田悟良),(10)腸疾患に対する腹腔鏡下手術の現状と展望(慶大 渡邊昌彦),(11)胸腔鏡下手術(東大 中島淳)
連絡先:〒113 東京都文京区本駒込2-28-16 日本医師会館内
 TEL(03)3946-2121

●第10回日本神経免疫学会
 演題募集中 締切=11月25日(必着)

 第10回日本神経免疫学会が,糸山泰人会長(東北大教授)のもと,明年1月30-31日の両日,東京のアルカディア市ヶ谷(私学会館)において開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
プログラム
〔特別講演〕サイトカインのシグナル伝達:その異常と病態(東北大教授 菅村和夫)
〔シンポジウム〕(1)TNFレセプターファミリーと神経免疫,(2)胸腺と重症筋無力症:今日の論点
締切:11月25日(必着)
事務局:〒980 仙台市青葉区星陵町1-1 東北大学医学部神経内科内
 TEL(022)717-7189/FAX(022)717-7192
 E-mail:meeting@neurol.med.tohoku.ac.jp

●第31回制癌剤適応研究会
 演題募集中 締切=11月29日

 第31回制癌剤適応研究会(当番世話人=広島大教授 峠哲哉氏)が,明年3月6日に,広島市のリーガロイヤルホテル広島において開催される。これに伴い事務局では演題を募集している。
特別講演:癌化学療法における分子標的(九大教授 桑野信彦)
募集演題:(1)主題(抗癌剤感受性因子:分子標的としての可能性),(2)一般演題
締切:11月29日
事務局:〒734 広島市南区霞1-2-3 広島大学原爆放射能医学研究所・腫瘍外科
 TEL(082)257-5866/FAX(082)256-7109