医学界新聞

Medical Information (学会・研究会情報)


●第2回日本適応医学会
 演題募集中 締切=10月31日

 第2回日本適応医学会が,杉下郎会長(筑波大教授)のもと,明年2月27-28日の両日,東京のシェーンバッハ・サボーにおいて開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
プログラム
〔会長講演〕AdaptationとMaladaptation(杉下郎)
〔特別講演〕(1)HIV感染症の病態と臨床像(東大 大村哲),(2)生物・医学系の諸面から「適応」を考える(北里大 養老孟司)
〔シンポジウム〕生体の適応現象とは?―各領域からみて(座長=東北大 豊田隆謙,順大 大地陸男)
募集演題:(1)循環器系の適応,(2)内分泌・代謝系の適応,(3)消化器系の適応,(4)呼吸器系の適応,(5)免疫系の適応,(6)神経系の適応,(7)その他
締切:10月31日
事務局:〒305 つくば市天王台1-1-1 筑波大学臨床医学系内科(大塚定徳)
 TEL&FAX(0298)53-3143

●よこはま21世紀フォーラム
 開催案内 11月3-4日/横浜市

 横浜市立大学木原生物学研の主催による,よこはま21世紀フォーラム「ゲノム生物学が拓く生命科学の新局面」が,きたる11月3-4日の両日,横浜市の浜銀ホールヴィアマーレ他において開催される。なお詳細は下記まで問合せのこと。
参加費:無料
連絡先:〒244 横浜市戸塚区舞岡町641-12 横浜市立大学木原生物学研究所
 TEL(045)820-1900

●飯塚病院
 平成10年度専修医募集 締切=11月28日(必着)

 飯塚病院では,基礎的な臨床研修を修了した医師に対して,さらに専門分野の高度な知識および技術を習得させることを目的とした専修医制度を導入している。来年度の募集の詳細は下記の通りである。
応募資格:原則として平成10年4月1日の時点で医師法の定める臨床研修を修了した者,もしくは修了見込みの者
研修期間:1年を単位,最長3年まで
募集科目:(1)内科系(総合診療内科,肝臓内科,呼吸器内科,内分泌代謝内科,消化器内科,血液内科,腎臓内科,放射線科,小児科,漢方診療科),(2)外科系(外科,小児外科,整形外科,皮膚科,泌尿器科,産婦人科,耳鼻咽喉科,心臓血管外科,脳血管内外科,麻酔科)
募集人員:若干名
締切:11月28日(必着)
連絡先:〒820 福岡県飯塚市芳雄町3-83 飯塚病院人事課 専修医係
 TEL(0948)29-8012

●第36回日本臨床細胞学会
 開催案内 11月2-3日/横浜市

 第36回日本臨床細胞学会が,岡島弘幸会長(神奈川がんセンター)のもと,きたる11月2-3日の両日,横浜市のパシフィコ横浜において開催される。なお詳細は下記まで問合せのこと。
教育講演:(1)アポトーシスの形態像(東北大 笹野公伸),(2)肺の高分化腺癌の細胞像(国立仙台病院 斎藤泰紀)
事務局:〒241 横浜市旭区中尾1-1-2 神奈川県立がんセンター婦人科内
 TEL(045)391-5761/FAX(045)361-4692

●第7回日本健康医学会
 開催案内 11月29日/千葉大学

 健康医学とは個人を重視し,その健康にかかわる諸問題を医学的に解明し,これを科学として確立していく学問。この目的に達成するために平成3(1991)年に日本健康医学会が設立されました。その理念は,人間の健康について医学的に研究し,その成果を個人を対象とする実践において適用し,健康の保全と改善さらに増進に役立てることにあります。キーワードとして個人の健康志向,実学性,集学性と包括性,生体重視,ヒューマニズムと民主性の5つをあげています。
 このような理念のもとに,過去6回全国各地で学会がもたれ着実に成果をあげてきました。第7回日本健康医学会は千葉市できたる11月29日に開催されます。学会は,「高齢者とQOL」をメインテーマとして,医師,保健婦,看護婦などの保健医療福祉の関係者が各々の専門的な立場から健康について研究し論じようというものです。
 第7回日本健康医学会は今回は,特に学会員のみによる閉鎖的な大会ではなく,県内外の保健医療福祉の関係者に広く当日会員として参加が可能です。どうぞ気軽にお出かけください。
(文責:第7回日本健康医学会長,千葉大教授 野尻雅美)

期日:11月29日(土)
会場:千葉大学けやき会館
プログラム
〔学会長講演〕21世紀は生態学的健康観で-環境行動と健康行動-エコヘルス(野尻雅美)
〔特別講演〕高齢者のQOL(都老研副所長 柴田博)
〔シンポジウム〕高齢者のQOLと感覚,運動,性〔座長=上都賀総合病院長 大井利夫,千葉県木更津保健所長 小倉敬一,シンポジスト=(1)聴覚の立場から(千葉大教授 今野昭義),(2)視覚の立場から(山梨医大教授 塚原重雄),(3)骨・関節の立場から(都老研室長 鈴木隆雄),高齢者の性(千葉大教授 武田敏)〕
参加費:当日資料代として500円
事務局:〒260 千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1 千葉大学看護学保健学研究室(中野正孝)
 TEL(043)226-2440/FAX(043)226-2442


●野口医学研究所 米国医学研修生募集
 締切=11月22日(消印有効)

 野口医学研究所では,米国医科大学および付属病院において医学研修を希望する研修生を下記の要領で募集する。
研修先:トーマス・ジェファーソン医大,ハワイ大クワキニ医療センター,グレンズ・フォール病院
研修期間:1998年5月以降で3-4週間のエクスターン研修
応募資格:(1)医学部6年生(1998年3月卒業見込み)または研修医,(2)TOEFL 550点以上,(3)FMGEMS,USMLEのいずれかに合格
費用:原則として自己負担
応募書類:(1)写真付き履歴書,(2)英文履歴書,(3)英文自己PR文,(4)課題作文「米国医学研修応募にあたり」(原稿用紙2枚程度),(5)FMGEMS,USMLE合格者は合格証,TOEFLの成績証明症(コピー),(6)大学の成績証明書(英文)
*(2)-(4)については,A4サイズの用紙にタイプしたものに限る
締切:11月22日(消印有効)
受験料:18,000円
連絡先:〒105 東京都港区虎ノ門1-20-7 野口医学研究所
 TEL(03)3501-0130/FAX(03)3580-2490