医学界新聞

Medical Information (学会・研究会情報)


●第38回日本熱帯医学会
 演題募集中 締切=8月20日

 第38回日本熱帯医学会が,石井明会長(自治医大教授)のもと,きたる11月6-7日の両日,宇都宮市の栃木県総合文化センターにおいて開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
プログラム
〔会長講演〕マラリア:ミクロとマクロの視点(石井明)
〔特別講演〕WHO西太平洋地域における新しい保健戦略-感染症対策も含めて(WHO S. T. Han)
〔招請講演〕(1)WHO西太平洋地域における小児麻痺(ポリオ)根絶計画(WHO 尾身茂),(2)Malaria vaccine trial in Indochina peninsula(Shoklo Malaria Research Unit F. Nosten)
〔シンポジウム〕アジアの肝炎と肝癌(座長=山梨医大学長 鈴木宏)
締切:8月20日
事務局:〒329-04 栃木県河内郡南河内町薬師寺3311-1 自治医科大学医動物学教室内(松岡裕之)
 TEL(0285)44-2111/FAX(0285)44-6489
 E-mail: QZS03263@niftyserve.or.jp

●第19回癌の生存時間研究会
 演題募集中 締切=8月31日(必着)

 第19回癌の生存時間研究会(代表世話人=九大教授 野瀬善明氏)が,きたる12月13日に,九州大学医学部同窓会館において,「明日の臨床試験を考える」をテーマに開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
プログラム
〔特別講演〕アメリカで学んだ実用統計学(愛知県がんセンター研 富永祐民)
〔教育講演〕(1)統計検定力(長崎大 中村剛),(2)臨床試験に関わるガイドライン(東大 大橋靖雄)
締切:8月31日(必着)
連絡先:〒812 福岡市東区馬出3-1-1 九州大学医学部附属病院医療情報部
 TEL(092)642-5882/FAX(092)642-5889

●第28回日本人工関節学会
 演題募集中 締切=8月31日(必着)

 第28回日本人工関節学会が,井村慎一会長(福井医大教授)のもと,明年3月5-6日の両日,金沢市の金沢市文化ホールならびに金沢ニューグランドホテルにおいて開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
募集演題:(1)人工関節材料の磨耗,(2)金属対ポリエチレンの組み合わせ以外の人工関節置換術,(3)新しい人工股関節の開発と臨床応用,(4)骨移植を併用した人工股関節置換術における移植骨の運命,(5)高度な大腿骨前捻を有する症例に対する人工股関節置換術の工夫,(6)各種人工膝関節置換術の長期成績,(7)内側型変形性膝関節症に対するUKAの術後成績,(8)RAに対する下肢多関節置換の適応と問題点,(9)上肢人工関節の成績
応募方法:官製はがきに演題名,演者名,所属,連絡先を明記の上,下記事務局まで送付すること。
締切:8月31日(必着)
事務局:〒910-11 福井県吉田郡松岡町下合月23 福井医科大学整形外科学教室
 TEL(0776)61-3111/FAX(0776)61-8125

●第2回病態と治療におけるプロテアーゼとインヒビター研究会
 開催案内 8月20-21日/名古屋市

 第2回病態と治療におけるプロテアーゼとインヒビター研究会(代表世話人=名大名誉教授 友田豊氏)が,きたる8月20-21日の両日,名古屋市の名古屋国際会議場において開催される。なお詳細は下記まで問合せのこと。
プログラム
〔基調講演〕循環器疾患(高血圧)とプロテアーゼ(東大 豊岡照彦)
〔シンポジウム〕癌転移とプロテアーゼ(オーガナイザー=熊大 小川道雄,ノバルティスファーマ 中島元夫)
〔ワークショップ〕アルツハイマーとプロテアーゼ(オーガナイザー=東大 名取俊二,同 石浦章一)
事務局:〒466 名古屋市昭和区鶴舞町65 名古屋大学医学部産婦人科学教室内
 TEL(052)744-2261/FAX(052)744-2268

●言語・認知障害臨床の最前線 講演会
 参加者募集中 9月5日/東京

 国際治療教育研究所の主催による特別講演会「言語・認知障害臨床の最前線:失語,嚥下障害,記憶障害の評価・治療・リハビリテーション」が,きたる9月5日に,東京の品川区立総合区民会館「きゅりあん」において開催される。これに伴い事務局では参加者を募集している。
プログラム:(1)失語症者の心理社会的問題について(ニューヨーク大 Martha T. Sarn),(2)記憶障害への心理学的アプローチについて(ケンブリッジMRC応用心理学研 Barbara A. Wilson),(3)拡大・代替コミュニケーションと嚥下障害について(ワシントン大 Kathryn M. Yorkston)
事務局:〒107 東京都港区赤坂2-21-15 赤坂OSビル1階 国際治療教育研究所 国際セミナー係
 TEL(03)3586-3240/FAX(03)3505-2959

●平成9年度島原科学振興会
 助成候補者募集中 応募期間=8月15日-9月30日

 島原科学振興会では,医薬品に関する研究ならびに製薬企業経営に関する研究を奨励し,学術文化の発展に寄与することを目的に,毎年研究助成を行なっているが,今年度も下記の要領で助成候補者を募集している。
応募課題
〔医薬品研究部門〕毒性物質の臓器作用特異性に関する研究
〔製薬企業経営研究部門〕(1)製薬企業における流通システム,(2)製薬企業の経営理念,(3)製薬企業と他企業との経営比較
応募資格:大学ならびにそれに相当する研究機関で研究に専念している者(個人またはグループ)
応募方法:所定の申請用紙(事務局まで請求)に必要事項を記入の上,書留にて下記まで送付すること
応募期間:8月15日-9月30日
事務局:〒103東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井信託銀行信託部内 (財)島原科学振興会事務局
 TEL(03)3270-9511(内4332)

●平成9年度日本臨床検査標準協議会
 開催案内 8月30日/東京

 日本臨床検査標準協議会(JCCLS)の平成9年度学術集会が,菅野剛史会長(浜松医大教授)のもと,きたる8月30日に,東京の順天堂大学・有山記念講堂において開催される。詳細は下記まで問合せのこと。
プログラム
〔特別講演〕Managed Care(NCCLS会長 A.S.Koenig III)
〔シンポジウム〕臨床検査の標準化と医療経済(司会=JCCLS幹事 河野均也)
連絡先:〒103東京都中央区日本橋中洲1-1 日本橋和崎ビル5階 日本臨床検査標準協議会事務局
 TEL&FAX(03)3669-9110

●第10回交通・予防医学研究財団
 助成候補者募集中 応募期間=7月1日-9月30日

 交通・予防医学研究財団では,交通災害や,その予防に関する医学的研究,交通災害防止に資する健康管理システムに関する研究ならびに医学的検査法および検査機器の開発などに関する研究に対し,毎年助成を行なっているが,今年度も下記の要領で助成候補者を募集している。
研究テーマ:(1)交通災害の実態および原因についての医学的研究,(2)交通運輸機関従事者などの健康管理システムに関する研究,(3)医学的観点からの検査法あるいは検査機器などの開発に関する研究
応募方法:所定の応募用紙(下記まで請求)に必要事項をワープロまたはタイプにより記入し,コピー6部を添えて下記事務局まで送付すること
応募機関:7月1日-9月30日
事務局:〒170豊島区東池袋1-9-3 あさひ銀行池袋副都心支店5階 (財)交通・予防医学研究財団事務局
 TEL(03)3987-1876

●第8回日本末梢神経研究会
 開催案内 8月30日/名古屋市

 第8回日本末梢神経研究会が,祖父江逸郎会長(愛知医大学長)のもと,きたる8月30日に,名古屋市の名古屋国際会議場において開催される。
プログラム
〔特別講演〕(1)神経成長因子と末梢神経,(2)種々病態と受容器活動
〔講演〕(1)末梢神経と神経栄養因子,(2)慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー,(3)疼痛(RSD & Causalgia)の病態と治療,(4)頸椎症の病態,治療および予後
〔トピックス〕糖尿病性神経障害の臨床
参加費:2,000円
事務局:〒807北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1 産業医科大学神経内科内
 TEL(093)691-7438/FAX(093)693-9842

●第4回日本小児整形外科学会研修会
 参加者募集中 8月23-24日/東京

 日本小児整形外科学会の主催による第4回研修会が,きたる8月23-24日の両日,東京のコクヨホールで開催される。これに伴い事務局では参加者を募集している。
プログラム:(1)先天性股関節脱臼の治療-初期治療を中心に,(2)ペルテス病の治療,(3)肘周辺骨折の治療,(4)先天異常(上肢)の診断と治療,(5)骨軟部腫瘍の診断,(6)膝半月板障害の診断と治療,(7)骨系統疾患のX線診断
参加費:一般30,000円,会員25,000円(教材費,昼食代等含む)
定員:300名
応募方法:官製往復ハガキに氏名(フリガナ),勤務先,勤務先住所(電話・FAX番号),卒業年度,会員・非会員の別を記入の上,下記まで送付すること
事務局:〒154 東京都世田谷区太子堂3-35-31 国立小児病院整形外科内(係=菊地三恵)
 TEL&FAX(03)3424-8383

●超音波診断講習会
 受講者募集中 9月7日/東京

 Japan Ultrasound Schoolの主催による超音波診断講習会が,きたる9月7日に,東京のTOCビルにおいて開催される。これに伴い事務局では受講者を募集している。
プログラム:(1)基本原理・消化管・腎疾患(慈恵医大 辻本文雄),(2)肝びまん性・肝腫瘤性疾患(虎の門病院 竹内和男),(3)膵・胆道疾患(癌研附属病院 権藤守男)
定員:100名
受講料:12,000円
連絡先:〒195 東京都町田市三輪緑山3-23-9 Japan Ultrasound School
 TEL(03)3221-1779/FAX(044)987-1110

●第15回青年期精神医学交流会
 演題募集中 締切=8月31日

 第15回青年期精神医学交流会が,きたる11月22日に,横浜市の横浜市社会福祉センターにおいて開催される。これに伴い事務局では演題を募集している。
参加費:5,000円
応募方法:800字程度の要旨を下記まで簡易書留にて送付のこと
締切:8月31日
事務局:〒236 横浜市金沢区福浦3-9 横浜市立大学医学部附属病院小児精神神経科(担当=金井剛,竹内直樹)
 TEL(045)787-2800/FAX(045)787-2717

●第5回日本産業ストレス学会
 演題募集中 締切=9月10日

 第5回日本産業ストレス学会が,森本兼曩(阪医大教授),夏目誠(大阪府立心の健康総合センター)両会長のもと,きたる12月5-6日の両日,豊中市の朝日阪急ホールにおいて「ストレス危機の予防とは何か-ヒューマンサポートの重要性」をテーマに開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。なお詳細は下記まで問合せのこと。
プログラム
〔会長講演〕(1)ヒューマンサポートとQOL(森本兼曩),(2)ストレスドックの現状と課題(夏目誠)
〔特別講演〕(1)ストレス対処の心理生態学的側面(産業医大学長 小泉明),(2)ストレス学と精神分析(慶大教授 小此木啓吾)
〔教育講演〕痴呆研究が意味するもの-発症機構から治療福祉サービスまで(阪大教授 武田雅俊)
締切:9月10日
事務局:〒565 吹田市山田丘2-2 大阪大学医学部環境医学教室内
 TEL&FAX(06)879-3923

●九州厚生年金病院
 エクスターン募集中 期間=7月中旬-9月下旬

 九州厚生年金病院では,卒後研修を体験できる2泊3日のエクスターンを下記の要領で募集している。詳細は下記まで問合せのこと。
対象:医学部卒業者,医学部生(原則として6年生)
実習内容:内科研修,手術研修のほか,実習の希望も取り入れ面談の上決定
費用:研修中の宿舎,食事は病院で用意(交通費等は自己負担)
応募方法:氏名,大学名(勤務先),学年(卒年度)の他,実習を希望する科,時期を電話・FAXで申込むこと
期間:7月中旬-9月下旬
連絡先:〒806 北九州市八幡西区岸の浦2-1-1 九州厚生年金病院職員課
 TEL(093)641-5111/FAX(093)642-1868

●AMDA国連ボランティア
 医師募集中

 AMDA(アジア医師連絡協議会)では,ロシア・サハ共和国で国連ボランティア(UNV)として医療活動を行なう医師を募集している。なお詳細は下記まで問合せのこと。
期間:1997年10月から約3か月
募集人員:産婦人科医,外科医,小児・新生児科医,内視鏡医(内科医)いずれか1名
派遣場所:ロシア・サハ共和国内 マタニティセンター(今年10月開院),シティホスピタル
条件:実務経験が5,6年以上の医師
派遣処遇:渡航費,滞在費,保険手当などすべてUNV支給
応募方法:履歴書をAMDA本部まで送付すること
連絡先:〒701-12 岡山市楢津310-1 AMDA総務局人事
 TEL(086)284-7730/FAX(086)284-8959

●第3回日本臨床死生学会
 演題募集中 締切=9月10日

 第3回日本臨床死生学会が,平山正実会長(東洋英和女学院大教授)のもと,きたる11月29-30日の両日,東京の東洋英和女学院大において「死から生をみつめる-いのちの輝きを求めて」をテーマに開催される。これに伴い事務局では演題を募集している。なお詳細は下記事務局まで問合せのこと。
プログラム
〔会長講演〕悲嘆体験者への援助について(平山正実)
〔公開シンポジウム〕老いと死にかかわる社会的問題-現状を知り政策の方向を探る(司会=法政大 成澤光,東洋英和女学院大 河野友信)
〔シンポジウム〕人と人とのかかわりと死(司会=東京医大 飯森眞喜雄,明海大 木阪昌知)
締切:9月10日
事務局:〒160 新宿区西新宿6-7-1 東京医科大学病院 精神神経科内
 TEL(03)3342-6111/FAX(03)3340-4499

●第8回痛風研修会
 参加者募集中 8月24日/東京

 痛風研究会(理事長=御巫清允氏)の主催による第8回痛風研修会が,きたる8月24日に,東京の中央大学駿河台記念館において開催される。これに伴い事務局では参加者を募集している。
プログラム:(1)痛風研究会アンケート調査研究,(2)痛風・高尿酸血症と合併症,(3)疫学からみた血清尿酸値と死亡原因,(4)痛風の病理,(5)症例検討
事務局:〒105 東京都港区西新橋1-9-11JOビル4階 (財)痛風研究会事務局
 TEL(03)3597-9394/FAX(03)3593-8303

●第5回「NOの生物学」に関する国際会議
 開催案内 9月15-19日/京都市

 第5回「一酸化窒素(NO)の生物学」に関する国際会議(Fifth International Meeting on Biology of Nitric Oxide)が,きたる9月15-19日の5日間,京都市の国立京都国際会館において開催される。
事務局:〒520-21 大津市瀬田月輪町 滋賀医科大学薬理学教室内
 TEL(0775)48-2184/FAX(0775)48-2183
 ホームページ:http://www.shiga-med.ac.jp/pharm/index.html

●第90回中部日本整形外科
 災害外科学会 開催案内
 平成10年5月21-22日/大阪市

 第90回中部日本整形外科災害外科学会が,山野慶樹会長(阪市大教授)のもと,明年5月21-22日の両日,大阪市のホテルニューオータニ大阪において開催される。なお詳細は下記まで問合せのこと。
事務局:〒530 大阪市北区梅田2-4-9 サンケイビル本館6階 (株)ジェイコム
 TEL(06)348-1371/FAX(06)348-1375

●上原記念生命科学財団 平成9年度研究助成・海外留学助成
 助成候補者募集中 締切=9月10日

 上原記念生命科学財団では,下記の要領で平成9年度の研究助成ならびに海外留学助成の候補者を募集している。なお詳細は下記まで問合せのこと。
研究助成
〔研究課題〕生命科学,特に健康の増進,疾病の予防及び治療に関する次の分野の研究。(1)栄養学,(2)薬学一般,(3)基礎および臨床医学(東洋医学を含む),(4)社会医学(体力医学を含む)
〔助成対象〕研究に意欲的に従事する日本在住の研究者で,大学の場合は学長(総合大学は学部長)の推薦を受けた者とし,同財団理事会が承認した研究機関の場合はその代表責任者の推薦を受けた者とする
〔助成の種類と金額〕
(1)研究奨励金:1件200万円で70件(対象は若手研究者で昭和35年4月1日以降出生の者,医学部など6年生の学部卒業者は昭和33年4月1日以降出生の者)
(2)研究助成金:1件500万円で50件(年齢不問,単独研究でも共同研究でもよい)
海外留学助成(上原フェローシップ)
〔助成対象〕研究助成と同じ課題の研究を行なう者で,(1)研究助成と同様に推薦者の推薦を受けた者,(2)博士号を有するか,またはそれと同等以上の研究業績を有する者,(3)原則として平成10年1月以降に新たに海外留学に出立する者,(4)1年間以上の海外留学を受け入れる大学など学術機関が決定している者とする
〔助成の種類と金額〕
(1)ポストドクトラルフェローシップ:1件340万円以内で約25件(対象は昭和39年4月1日以降出生の者で,助成期間中無収入の者)
(2)リサーチフェローシップ:1件340万円以内の必要額で約40件(対象は上記研究助成と同様の条件を満たす研究者)
応募方法:所定の用紙に必要事項を記入の上,下記まで申込むこと
締切:9月10日
連絡先:〒171 東京都豊島区高田3-25-3 (財)上原記念生命科学財団
 TEL(03)3985-3500