医学界新聞

Nursing Information (学会・研究会情報)


●第7回日本小児看護研究学会
 7月12日/横浜市立大学

プログラム
〔会長講演〕少子化の中で考える小児看護学教育(瀬谷美子)
〔特別講演〕院内教育のあり方-小児専門看護師誕生への期待(神奈川県立こども医療センター総看護婦長 岡部純子)
*なお,学会翌日(10:00-12:00)には下記の学習会を予定(参加自由・無料)
〔講演〕こどもの音楽療法-音楽をとおしての対話(国立音大助教授 遠山文吉)
事務局:〒236 横浜市金沢区福浦3-9 横浜市立大学看護短期大学部
 FAX(045)787-2546

●第42回日本腎不全看護研究会
 6月7日/横浜市健康福祉センター

プログラム
〔教育講演〕(1)看護婦の主体性とジレンマ(東大教授 小島通代),(2)アセスメント能力の強化-セルフケア理論の活用(神奈川衛生短大助教授 倉田トシ子)
〔ワークショップ〕事例を通して看護を学ぶ-適切なアセスメントと看護を表現する記録
参加費:会員5,000円,非会員および当日受付6,000円
事務局:〒231 横浜市中区野毛3-131-1 コスモ桜木町グランポール104号
 TEL(045)253-1532

●シシリー・ソンダース氏来日講演会が開催される

 1967年にイギリスにおいて聖クリストファーホスピスを設立し,ホスピスの提唱者として知られるシシリー・ソンダース氏がブリティッシュカウンシルの主催(協賛=ホスピスケア研究会,日本死の臨床研究会,全国ホスピス・緩和ケア病棟連絡協議会他)により来日。大阪(4月15日)と東京(4月19,20日)で来日講演会が開催された。
 東京会場の開催にあたっては,医師,看護婦を中心に定員(800名)を大幅に超える3000名の申込みがあり,当初の開催日(20日のみ)に前日の19日も講演会を追加。会場となった上智大学講堂には,両日で1600名を越す参加者がソンダース氏の話に聞き入った。「ホスピスケアの実践者は,患者の身体的,精神的痛みに加え霊的(スピリチュアル)な痛みの緩和をめざし,地域や家族の中での橋わたしが必要」と述べた講演「ホスピスケアの原点と実践」に引き続き,フロアとの質疑応答が行なわれた。
 なお20日の講演会ではソンダース氏の講演の他,A.デーケン氏(上智大)が「世界のホスピスに学ぶ」を講演,さらにシンポジウム「日本おけるホスピスの課題と展望」が開催され,ソンダース氏はここでもコメンテーターとして意見を述べた。


●野口医学研究所
 アメリカ看護研修生募集 締切=7月18日(消印有効)

 野口医学研究所では,アメリカの看護学部・大学院で看護を学びたい,またはアメリカの病院で働きたい(RNの資格を取りたい)看護婦のために,アメリカの医科大学や付属病院における看護研修プログラムを企画,参加希望者を募集している。
研修先:ペンシルベニア大学医学部病院,フィラデルフィア小児病院,ホックスチェスキャンサーセンター,ランケノワホスピタル,イングルウッドホスピタル他
研修内容:野口医学研究所と提携するアメリカの大学関連病院における看護研修
研修期間:10月上旬より2~3週間
応募資格:(1)正看護婦の資格を有すること,(2)CGFNSおよびアメリカRNの取得者,またはチャレンジ中も可,(3)TOFEL 470点以上,もしくはこれに匹敵する力を有すること(研修中は通訳はつかない),(4)看護に対する意識が高く,研修目的が明確で具体的であること
費用:原則自己負担(助成金を支給)
応募書類:(1)写真付履歴書(市販用紙で可),(2)英文履歴書(Curriculum Vitae),(3)自己PR文(英文),(4)課題作文「私にとってのアメリカ看護研修とは」(和文),(5)CGFNSおよびアメリカRN合格者は証明書の写し
*(2)~(4)はA4サイズの用紙にタイプした物に限る(参考文献『アメリカ医学留学の手引き』医学書院刊)
面接日:8月3日(予定)
受験料:10,000円
締切:7月18日(消印有効)
申し込・問合せ先:〒105 東京都港区虎ノ門1-20-7 興武虎ノ門ビル5F 野口医学研究所東京事務局
 TEL(03)3501-0130/FAX(03)3580-2490

●第2回医療情報の効率化に関する研究会
 開催案内 5月31日/聖路加看護大学

 医療の質的向上のための臨床医学および臨床看護学の教育手法に関する研究助成などを行ない,医療および看護の国際交流に貢献することを目的として発足した聖ルカ・ライフサイエンス研究所では,第2回「医療情報の効率化に関する研究会」を,きたる5月31日に,東京の聖路加看護大学講堂において開催する。なお,今回のテーマは「診療録(医師,ナース,栄養士,薬剤師,その他による)の統合と効率化に関する研究:日本の現在の診療録,看護記録,その他をどのように変えるべきか」。
プログラム:(1)最新の米国の実情報告(聖路加国際病院 中村清吾),(2)医療情報記録の効率化と教育について(筑波大病院武田裕子),(3)看護記録の標準化の実行プログラム(東京都済生会中央病院 笹鹿美帆子),他4題(司会:名大医療短大教授中木高夫氏)
募集人員:150名(定員になり次第締切)
参加費:一般3,000円,賛助会員無料
問合せ先:〒104 東京都中央区明石町9-1 (財)聖ルカ・ライフサイエンス研究所
 TEL(03)5550-4101/FAX(03)5550-4114

●第1回全国医療保母研究大会
 開催案内 6月14-15日/東京

 このほど全国の小児病棟に勤務している保母職を中心に,理解ある看護職,心理職,教育職ならびに小児科医による,全国医療保母研究会(代表世話人=都立母子保健院副院長帆足英一氏)が発足。きたる6月14-15日の両日,窪田英夫会頭(東京家政大教授)のもと,第1回大会が東京・板橋区の東京家政大学で開催される。
プログラム
〔記念講演〕病棟保母への期待(前慈恵医大教授 吉武香代子)
〔教育講演〕(1)病児の保育-子どもにとっての遊び(東京家政大教授 阿部明子),(2)病気-子どもの心理・親の心理(日本子ども家庭総合研究所部長 庄司順一)
〔分科会〕(1)保母と看護婦のチームワーク,(2)病児の遊び,(3)NICUにおける保母,(4)保護者への対応
参加費:3,000円,学生2,000円
問合せ先:東京家政大学保育学研究室 第1回全国医療保母研究大会準備室(鈴木)
 FAX(03)3961-6226

●第6回国際看護研究会
 開催案内 6月21日/東京

 第6回国際看護研究会が,きたる6月21日(13:00-15:00)に,東京・広尾の国際協力事業団青年海外協力隊広尾訓練所で開催される。
テーマ:国際緊急医療協力における赤十字看護婦の役割(日赤医療センター婦長 ソルスティソンみさえ氏)
連絡先:〒305 つくば市天王台1-1-1 筑波大学社会医学系(森淑江)
 TEL&FAX(0298)53-3251

●東京ホームケア研究会20周年記念講演会
 開催案内 6月28日/東京

 東京ホームケア研究会が20周年を迎え,きたる6月28日に,東京・千代田区の弘済会館で,「高齢化と低成長が生み出す21世紀の新たなケア環境」をテーマに,20周年記念講演会を開催する。締切は6月10日,詳しくは下記事務局へ。
講師:滝上宗次郎氏(有料老人ホーム「グリーン東京」)
会費:1,000円
募集人員:150名
事務局:〒110 東京都台東区谷中1-5-1 ケアコーディネーション研究所内
 TEL(03)5685-4887/FAX(03)5685-4880

●第19回日本呼吸療法医学会
 開催案内 7月4-5日/倉敷市

 第19回日本呼吸療法医学会が,左利厚生会長(川崎医大教授)のもと,きたる7月4-5日の両日,倉敷市の倉敷市芸文館で開催される。これに伴い事務局では,医師,看護婦およびコメディカルスタッフからの参加を募集している。
プログラム
〔教育講演〕呼吸器疾患と画像診断(川崎医大 松島敏春)
〔パネルディスカッション〕理想的な換気モードを求めて(司会=昭和大 安本和正)
〔医看コメディカルジョイントミーティング〕ICU呼吸管理をどう進めるか
参加費:医師10,000円,他職種5,000円
事務局:〒710 倉敷市松島577 川崎医科大学麻酔・集中治療医学教室
 TEL(086)462-1111/FAX(086)462-1199

●第105回医学書院看護学セミナー
 開催案内 8月7日/大阪

 第105回医学書院看護学セミナーを下記のとおり開催します。今回は,セミナー終了後に第2部としてグループワーク(定員限定30名・有料)を実施します。セミナー(第1部)は入場無料。
〔第1部〕:8月7日(17:30-19:30)
会場:大阪フェスティバルホール(リサイタルホール)
講演:精神看護を拓く視点-新人教員の工夫と挑戦
講師:末安民生(東海大講師)
定員:560名(先着順)
〔第2部〕:8月7日(20:00-21:30)
会場:リーガグランドホテル(3F)
グループワーク:学生をサポートするための能力を養う
定員・参加費:30名(限定),3,000円
申込み方法:参加希望者は,往復はがき(1名1枚)の往信面に,(1)「105回看護学セミナー参加申込み」,(2)第2部参加希望の有無,(3)氏名(ふりがな),(4)勤務先名(学校名)および所在地を明記,返信面には住所,氏名を表記し,下記宛に郵送してください。折り返し返送される返信はがきが入場券となります。また,第2部参加希望者が多数の場合は抽選となります。参加費(3,000円)は,当日会場にてお支払いください。
《おことわり》当セミナーは医学書院が独自に主催するもので,日本看護協会・日本看護学会との共催ではありません。
申込み・問合せ先:〒113-91 東京都文京区本郷5-24-3 (株)医学書院PR部 『看護学セミナー』係
 TEL(03)3817-5693/FAX(03)3815-7850

(医学書院PR部)


●オーストラリア看護留学セミナー
 開催案内 7月3日/東京

 オーストラリア大使館の主催による,オーストラリアの大学看護学部への留学および編入の紹介をするセミナーが,きたる7月3日に,東京・千代田区のニューオータニガーデンビル内のオーストラリアンビジネスセンターで開催される。参加費は無料。
プログラム:オーストラリアの大学看護学部への留学・編入について,他
申込み方法:下記へ電話にて予約する
申込み先:(株)メディカルアカデミー
 TEL(03)3462-6615

●第4回兵庫県立看護大学国際セミナー
 参加者募集中 締切=7月4日

 兵庫県立看護大学主催の第4回国際セミナーが,「看護実践における倫理的課題」をテーマに,きたる9月18-19日の両日,明石市の兵庫県立看護大学で開催される。
講師:Anne J. Davis(長野県立看護大教授),福間誠之(明石市民病院長),他
定員:400名(定員を越える場合は抽選)
受講料:6,000円
問合せ先:〒673 明石市北王子町13-71 兵庫県立看護大学総務課国際セミナー担当
 TEL(078)925-0860

●第7回日本精神保健看護学会
 開催案内 7月5-6日/東京・聖路加看護大

 第7回日本精神保健看護学会が,きたる7月5-6日の両日,東京の聖路加看護大学において開催される。
プログラム:〔講演〕精神看護領域における臨床教育(北里大教授 小池明子)
*他に,ワークショップ,シンポジウム
問合せ先:〒228 相模原市北里2-1-1 北里大学看護学部内
 FAX(0427)78-9428(問合せはFAXで)

●第2回日本糖尿病教育・看護学会
 演題募集中 締切=6月25日(消印有効)

 第2回日本糖尿病教育・看護学会が,佐藤昭枝会長(平塚共済病院)のもと,きたる9月27-28日の両日,横浜市のパシフィコ横浜で開催される。これに伴い,事務局では演題を募集している。
プログラム
〔基調講演〕患者から医療従事者へのメッセージ(元朝日新聞 藪下彰治朗)
〔特別講演〕専門看護師,認定看護師をめざして(日本看護協会常任理事 岡谷恵子)
〔シンポジウム〕教育困難例へのアプローチ-インスリン導入患者への看護のかかわり
募集演題:実践報告,一般研究演題
締切:6月25日(消印有効)
参加費:会員7,000円,非会員8,000円(ただし8月10日締切。当日支払いはそれぞれ1,000円加算),学生3,000円
事務局:〒254 平塚市追分9-11 平塚共済病院看護部
 TEL(0463)32-1950/FAX(0463)31-1865

●第4回日本家族看護学会
 演題募集中 締切=6月30日(消印有効)

 第4回日本家族看護学会が,波多野梗子会長(愛知県立看護大学長)のもと,きたる9月13-14日の両日,名古屋市の愛知県立看護大学で開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
プログラム
〔会長講演〕家族観・介護観の世代間による差異(波多野梗子)
〔特別講演〕母なるものと父なるもの(家族機能研究所 斎藤学)
〔シンポジウム〕家族観の多様化と看護職の役割(司会=千葉大 鈴木和子,北里大森秀子)
締切:6月30日(消印有効)
事務局:〒463 名古屋市守山区大字上志段味字東谷 愛知県立看護大学内
 TEL(052)736-1401/FAX(052)736-1415

●神戸市看護大学 平成10年度編入学生募集
 出願期間=8月5-12日

〔平成10年度編入学試験実施要項〕
募集人員(看護学部看護学科):40名
一般20名,地域特別選抜5名,社会人特別選抜15名(うち市内優先枠7名)
出願資格
〔一般〕次の要件をすべて備えている者:(1)短大を卒業した者または平成10年3月卒業見込みの者,(2)看護婦(士)免許を有する者または平成10年3月までに取得見込みの者
〔地域特別選抜〕次の要件をすべて備えている者:(1)神戸市内の看護系短大を平成10年3月卒業見込みの者,または平成9年4月1日以前から引き続き神戸市内に住所を有し看護系短大を平成10年3月卒業見込みの者,(2)看護婦(士)免許を平成10年3月までに取得見込みの者
〔社会人特別選抜〕次の要件をすべて備えている者:(1)短大を卒業した者,(2)看護婦(士)免許を有する者,(3)出願時に看護職として2年以上継続して就業した経験を有する者(ただし市内優先枠は,出願時に神戸市内の医療機関等に看護職として2年以上継続して就業している者,または平成9年4月1日以前から引き続き神戸市内に住所を有し,医療機関等に看護職として2年以上継続して就業している者)
出願期間:8月5-12日
試験日:9月4-5日
試験科目:(1)英語,(2)小論文,(3)専門科目I(基礎,成人,母性,小児看護学),(4)専門科目II(解剖,生理,病理,生化学,社会福祉学,公衆衛生学),(5)面接
*社会人特別選抜は専門科目IIを免除
募集要項請求:住所,氏名,郵便番号を明記し,270円切手を添付した返信用封筒(角2型)を同封の上,「編入学募集要項請求」と朱書きし,下記に請求する
請求・問合せ先:〒651-21 神戸市西区学園西町3-4 神戸市看護大学総務課
 TEL(078)794-8080