医学界新聞

第4回アジア肝胆膵外科学会の開催にあたって

山川達郎
第4回アジア肝胆膵外科学会長,帝京大学溝口病院外科教授



 第4回アジア肝胆膵外科学会が,本年6月19-21日の3日間,東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催されます。本会は,日本医学会分科会の1つである日本肝胆膵外科学会公認の国際学会であり,第1回アジア肝胆膵外科学会が1991年にタイのバンコクで開かれ,その後台湾の台北(1993年),韓国のソウル(1995年)と,2年に1回開催されてきました。
 本会の目的は,肝移植,肝・胆・膵癌をはじめとして,アジア人に特有の疾患である先天性総胆管拡張症,肝内結石症その他の肝胆膵領域の外科について討議するものであります。世界の目が発展著しいアジアに向けられているこの時期に,本会を日本において開催し,アジア人同士の連携を深めることは,きわめて意義あることと考えております。
 招待演者には,James Toouli氏(オーストラリア),Claud Couiaud氏(フランス,予定),Sheung-Tat Fan氏(香港),Gene Branum氏(アメリカ),Charles Yeo氏(アメリカ),Orhan Ariogul氏(トルコ)などに加えて,内外アジア主要国の専門家多数が出席されます。皆様のご出席を期待しています。
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