医学界新聞

Medical Information (学会・研究会情報)


DDW‐Japan1997 開催案内
(4月17-20日/名古屋市・名古屋国際会議場)

 DDW(Digestive Diseases Week:消化器病関連週間)-Japan1997が,きたる4月17-20日,名古屋市の名古屋国際会議場において開催される。
 今年の参加学会は,全面参加が(カッコ内は会長),第33回肝臓学会(鳥取大 川崎寛中氏)第53回消化器内視鏡学会(東女医大 鈴木茂氏),第33回胆道学会(和歌山医大 谷村弘氏),第83回消化器病学会(藤田保衛大 中澤三郎氏),第28回膵臓学会(名大 早川哲夫氏),の5学会。部分参加は,消化吸収学会(日大 荒川泰行氏),消化器集団検診学会(浜松医大 金子榮蔵氏),消化器外科学会(北里大 比企能樹氏),大腸肛門病学会(横浜市立市民病院 福島恒男氏)の4学会。

 会議の内容は以下の通り。
【招待講演】(1)〔未定〕(コネチカットヘルスセンター J.W.Freston),(2)導管細胞からみた膵外分泌(マンチェスター大 M.Case),(3)The Future of Echoendoscopy(ミュンヘン大 T.Rosch),(4)Molecular basis of Hepatitis B and C-hepatoma association (ネッカー大 C.Brechot),(5)Molecular analysis of Endoscopic Biopsies from Gastrointestinal Cancers(南カリフォルニア大 P.V. Danenberg),(6)Biliary Tract Cancer:Comparative Epidemiology,Natural History and Response(テキサス大 R.D.Soloway)

【教育講演】(1)消化管運動(群馬大 伊藤漸),(2)胃粘膜の粘液細胞と粘液ゲル層(信州大 勝山努),(3)潰瘍性大腸炎の癌化-分子病理学からみて(新潟大 渡辺英伸),(4)腹腔鏡下手術(帝京大 山川達郎)

【特別講演】(1)治験の医療経済学(アジア太平洋消化器病学会長 竹本忠良),(2)カテコールアミン(藤田保衛大 永津俊治氏),(3)形態から機能を考える-Oddiの括約筋を中心に(名大 小林繁),(4)食道内視鏡検査30年のあゆみ-食道外科の立場から(東医歯大 遠藤光夫),(5)HGFの発見から肝疾患治療をめざした最近の進歩まで(阪大バイオメディカル研 中村敏一),(6)肝臓移植ができること,これからしなければならないこと(北大 藤堂省),(7)色彩と視覚(日大 大山正)

【シンポジウム】(1)高齢者消化器病学は必要か,(2)残胃癌の診断と治療,(3)消化器疾患と分子生物学:診断と治療の可能性,(4)膵疾患におけるInterventional Endoscopyの意義,(5)超音波内視鏡検査の進歩(管腔内超音波を含む),(6)3次元画像を用いた診断法の意義,(7)臓器相関:他臓器疾患に合併した肝胆膵疾患をめぐって,(8)血行動態からみた消化性潰瘍(ミクロからマクロへ),(9)消化器疾患の栄養のアセスメントとその治療対策,(10)肝線維化研究と治療の最前線,(11)胆嚢癌-進展度診断と治療方針,(12)悪性疾患に対する腹腔鏡下手術の新しい展開,(13)International Symposium:Infectious Diseases and Endoscopy,(14)炎症性腸疾患の内視鏡診断,(15)炎症性腸疾患に対する治療,(16)食道・胃微小癌の内視鏡診断,(17)大腸腫瘍の発育と進展,(18)無症状胆石の取り扱い,(19)消化器悪性腫瘍の遺伝子診断-検診への可能性を求めて,(20)International Symposium:Frontiers in Pancreatic Research-From Basic to Clinics,(21)International Symposium on Gastritis:Finnish-Japanese Joint Research on Gastritis

【パネルディスカッション】(1)H.pylori の病原性と宿主反応,(2)大腸ポリープに対する治療の再検討,(3)胃腫瘍の治療法における新展開,(4)GERDの基礎と臨床,(5)胃炎における新しい進歩,(6)膵癌治療の現況と将来,(7)内視鏡検査時の麻酔と呼吸循環動態,(8)慢性膵炎の新しい診断基準をめぐって,(9)C型慢性肝炎のインターフェロン療法と長期予後,(10)消化器癌の非手術的治療の治療効果測定,(11)肝内結石症の治療法-私の主張,(12)消化管狭窄の内視鏡的治療,(13)早期胃癌のEMR後の遺残再発をめぐって,(14)孤立性胃静脈瘤の治療手技(ビデオ),(15)悪性胆道閉塞に対する減黄術の手法と功罪,(16)門脈圧亢進症-診断と治療の進歩,(17)日本における治験の在り方

【ワークショップ】(1)肝発癌とその制御,(2)G型肝炎ウイルスの基礎と臨床,(3)膵疾患におけるアポトーシスの意義,(4)膵外分泌研究モデルとその臨床的意義,(5)Non‐ESTによる胆管結石の治療,(6)胆嚢機能の判定をめぐる諸問題,(7)H.pylori とMALTリンパ腫,(8)電子スコープ時代における合理的な記録法(展示ワーク),(9)腹腔鏡下胆嚢摘出術の遠隔成績の評価,(10)超音波内視鏡下穿刺,(11)無石胆嚢炎の診断と治療,(12)分子生物学的手法による消化管研究の展望

【特別企画】 (1)Future Trends in Gastroenterology,(2)肝移植の推進に向けて-内科と外科の対話,(3)胆管ステントの選択と効果判定基準(委員会報告)


●第49回日本消化器外科学会
 開催案内 2月20-21日/福岡市

 第49回日本消化器外科学会が,中山和道会長(久留米大教授)のもと,きたる2月20-21日の両日,福岡市の福岡サンパレス他で開催される。
プログラム
〔会長講演〕胆道外科とともに-胆道癌の臨床(中山和道)
〔特別講演〕(1)消化器疾患治療の面からみた外科の流れに思う(東北大名誉教授佐藤壽雄),(2)わが国近代医学の温故知新(九大名誉教授 井口潔),(3)早期肝細胞癌の発生と進展-病理学的観点から(久留米大教授 神代正道),(4)2001年の医療情報(国立大蔵病院長 開原成允)
〔招待講演〕(1)The Management of Patients with Portal Hypertension in 1997(ケープタウン大教授 J.Terblanche),(2)Aggressive Approach to Hepatobiliary Surgery(パリ大教授 J.Belghiti),(3)The Surgical Relevance of Somatostain to Gastrointestinal EndocrineTumor Management(エール大教授 I.M. Modlin)
〔特別シンポジウム〕卓越せる手術手技と映像の美(司会=大阪府済生会中津病院長 斎藤洋一)
連絡先:〒102 千代田区九段南2-2-4 新九段ビル8階 日本消化器外科学会事務局
 TEL(03)3234-2501/FAX(03)3221-5690

●アルツハイマー病の変異型プレセニリン

 プレセニリン(PS)の変異が若年性のアルツハイマー病(AD)を起こす機序は不明だが,この変異保有者由来の線維芽細胞では,ADプラークの主成分であるアミロイド形成能の高い42残基型アミロイドβ-タンパク質(Aβ42)の分泌量が増える。ハーバード大学ほかのM.Citronたちは今回,ヒトのPSとアミロイドβ-タンパク質前駆体(APP)の両方を発現する遺伝子導入細胞とトランスジェニックマウスとを作製し,PS発現のAPPプロセシングに対する影響を定量的に分析した。そして,プレセニリン1(PS1)を発現しているトランスジェニックマウスの脳でAβ42値が増加することを示している。
 変異型プレセニリンの大部分はアミノ酸の変化が控えめで保存されているが,興味深いことに,最もアミノ酸保存度の少ない変異型が最大のAβ42産生を引き起こしていた。これはおそらく,3次構造の歪みによるのだろう。細胞内β-アミロイド値は比較的変化せず保たれているのに,分泌型アミロイド値の上昇が観察されたのは興味深く,相対的に量の乏しいプレセニリンが,どんな機構でAβ42産生を制御するセクレターゼを調節しているのか不思議である。これが解明できれば,Aβ42産生を抑制してADの進行を緩和または予防する治療にもつながるだろう。

nature medicineJanuary 1997より


●第5回家庭医の生涯教育のためのワークショップ
 締切=2月15日 参加者募集中

 家庭医療学研究会の主催による,第5回家庭医の生涯教育のためのワークショップが,きたる3月15-16日の両日,名古屋市の邦和セミナープラザにおいて開催される。これに伴い事務局では参加者を募集している。
ワークショップ:(1)家庭医に必要なリハビリの知識と技術(近森リハビリテーション病院 今井稔也),(2)家族へのアプローチ(山口県立大 森山美知子)
定員:30名
参加費:会員10,000円,非会員13,000円(宿泊費,食事代別)
締切:2月15日
連絡先:〒701-01 倉敷市松島577 川崎医科大学総合臨床医学教室内 家庭医療研究会事務局
 TEL(086)462-1111/FAX(086)462-1199
 E-mail:mailto:jafm@med.kawasaki-m.ac.jp

●第17回日本骨形態計測学会
 演題募集中 締切=2月28日

 第17回日本骨形態計測学会が,乗松尋道会長(香川医大教授)のもと,きたる7月4-5日の両日,高松市の高松テルサで開催される。これに伴い事務局では骨の形態学,形態計測に関する演題を広く募集している。
プログラム
〔特別講演〕The Mechanical Behavior ofCortical Bone in vivo(インディアナ大教授 David B. Burr)
〔シンポジウム〕(1)骨吸収に関する骨形態計測の進歩,(2)力学的負荷と骨の細胞,(3)骨の脆弱性と骨構造
応募方法:官製はがきに演題名,所属,連絡先を明記の上,下記事務局まで抄録用紙を請求のこと(FAXでも可)
締切:2月28日
事務局:香川県木田郡三木町池戸1750-1 香川医科大学整形外科学教室内
 TEL(0878)98-5111/FAX(0878)91-0116

●杉村 隆氏らに1997年日本国際賞

 国際科学技術財団は,1997年(第13回)日本国際賞の授賞者を決定。「医学におけるバイオテクノロジー」分野から日本の杉村隆氏(東邦大学長)とアメリカのBruce N.Ames氏(カリフォルニア大バークレー校)が,また「人工環境のためのシステム技術」分野からアメリカのJoseph F. Engelberger氏(ヘルプメイト・ロボティクス社),日本の吉川弘之氏(東大総長)の計4名が受賞することが発表された。医学分野の対象業績は「癌の原因に関する基本概念の確立」。杉村氏は変異原物質であるMNNGの皮下注射で線維芽肉腫を,経口投与で胃癌をラットに発生させることに成功し,Ames氏は効率的な変異原物質の検出を可能にするエームス法を考案している。さらに両氏はそれぞれに多くの発癌物質が変異原物質であることを明らかにし,環境中の発癌物質の同定など,癌発生の原因や予防に貢献。「癌はDNAの変化により発生する」という発癌の基本概念の確立に寄与した。なお授賞式はきたる4月25日に東京で行なわれる。


●「生命の彩」ALS研究助成基金
 助成候補者募集 締切=2月28日(当日消印有効)

 公益信託「生命の彩」ALS研究助成基金では,ALS(筋萎縮性側索硬化症)に関する基礎および臨床研究に対して毎年助成を行なっているが,本年度も下記の通り助成候補者を募集している。
応募資格:1947(昭和22)年4月1日以降出生で,同基金の研究助成を受けたことのない者
応募方法:所定の用紙(事務局に請求すること)に必要事項をワープロで記入し,下記事務局へ提出のこと。
締切:2月28日(当日消印有効)
事務局:〒103 中央区日本橋室町2-1-1 三井信託銀行本店営業第1部公益信託室
 TEL(03)3277-7497

●第8回日韓合同整形外科シンポジウム
 演題募集中 締切=2月28日

 第8回日韓合同整形外科シンポジウム(The 8th Japanese-Korean Combined Orthopaedic Symposium)が,井上一会長のもと,きたる7月2-4日の3日間,岡山市のアークホテル岡山で開催される。これに伴い事務局では演題を募集している。
募集演題:(1)Spine,(2)Hip,(3)Knee,(4)Pediatrics,(5)Trauma,(6)Hand,(7)Miscellaneous,以上の主題に関するもの
締切:第1次締切=2月28日
    第2次締切=5月17日
事務局:〒700 岡山市鹿田町2-5-1 岡山大学医学部整形外科学教室内
 TEL(086)235-7273/FAX(086)223-9727

●第33回日本医学写真学会
 演題募集中 締切=2月20日

 第33回日本医学写真学会(大会長=松本歯大 荻原稔氏)が,きたる5月22-23日の両日,松本市のサンピア松本において開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
参加費:一般7,000円,学生6,000円
締切:2月20日
事務局:〒350-02 埼玉県坂戸市けやき台1-1 明海大学歯学部中央写真室内
 TEL(0492)85-5511(内307)

●第20回日本骨・関節感染症研究会
 演題募集中 締切=2月28日

 第20回日本骨・関節感染症研究会が,山野慶樹会長(阪市大教授)のもと,きたる7月5日に,大阪市の大阪ビジネスパークにおいて「骨髄炎の治療」をテーマに開催される。これに伴い事務局では演題を募集している。
教育講演:MRSA感染症(阪市大教授矢野郁也)
募集演題:(1)テーマ演題(骨髄炎の治療),(2)一般演題
応募方法:官製はがきに演題名,所属,演者名,連絡先を明記の上,下記事務局まで抄録用紙を請求のこと
締切:第1次締切=2月28日
    第2次締切=3月31日
事務局:〒545 大阪市阿倍野区旭町1-5-7 大阪市立大学医学部整形外科学教室内
 TEL(06)645-2161/FAX(06)646-6260

●第47回日本電気泳動学会春季大会
 演題募集中 締切=3月7日(必着)

 第47回日本電気泳動学会春季大会が,保崎清人会長(東医歯大教授)のもと,きたる6月6-7日の両日,東京・新宿区の野口英世記念会館で開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
プログラム
〔特別講演〕酸化ストレスと生体の防御機構(阪大教授 谷口直之)
〔教育講演〕ヒトレトロウイルスのトピックス(東医歯大教授 山本直樹)
〔シンポジウム〕(1)尿蛋白-病態解析へのアプローチ,(2)遺伝子検査における新しい分析技術の応用
参加費:5,000円
締切:3月7日(必着)
申込先:〒113 文京区湯島1-5-45 東京医科歯科大学医学部保健衛生学科
 TEL(03)5803-5364/FAX(03)5803-0161

●第11回日本小児救急医学会
 演題募集中 締切=3月8日

 第11回日本小児救急医学会が,田中哲郎会長(東京医大八王子医療センター部長)のもと,きたる6月20-21日の両日,東京・千代田区の東京全国社会福祉協議会灘尾ホールで開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。なお詳細は下記まで問合せのこと。
事務局:〒193 八王子市館町1163 東京医科大学八王子医療センター小児科内
 TEL(0426)65-5611/FAX(0426)66-0551

●第9回日本理学診療医学会
 演題募集中 締切=3月10日(必着)

 第9回日本理学診療医学会が,黒川高秀会長(東大教授)のもと,きたる7月5-6日の両日,東京・千代田区の東京国際フォーラムで「メカニカルストレスと生体」をテーマに開催される。これに伴い事務局ではテーマ演題および一般演題を募集している。
募集演題:(1)メカニカルストレスと骨,(2)メカニカルストレスと軟骨,(3)メカニカルストレスと筋・腱,(4)メカニカルストレスと靱帯,(5)メカニカルストレスと神経,(6)メカニカルストレスと循環,(7)メカニカルストレスと皮膚,これらに関する分子,細胞,組織,各器官レベルの基礎研究,臨床研究,数理・工学的研究,(8)一般演題
応募方法:所定の応募用紙(下記まで請求)に必要事項を記入し下記に申込むこと
締切:3月10日(必着)
用紙請求先:〒113 文京区本郷7-3-1 東京大学医学部整形外科内
 TEL(03)3815-5411

●第21回日本リンパ学会
 演題募集中 締切=3月15日(必着)

 第21回日本リンパ学会が,大橋俊夫会長(信州大教授)のもと,きたる6月5-6日の両日,松本市の看護総合センターながのにおいて開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
プログラム
〔特別講演〕(1)毛細リンパ管-炎症反応と免疫系をつなぐ幹線道路(北里大名誉教授鹿取信),(2)ガス状モノオキシドによる腹部臓器微小循環機能の調節(慶大助教授 末松誠)
〔シンポジウム〕(1)リンパ学の最近の進歩(座長=富山医薬大教授 大谷修,新潟大教授 牛木辰男),(2)リンパ学と免疫学の連繋(座長=浜松医大教授 山下昭,慶大三浦総一郎),(3)リンパ学と腫瘍学の連繋(座長=鹿児島大教授 愛甲孝,大分医大教授 島田達生)
締切:3月15日(必着)
事務局:〒390 長野県松本市旭3-1-1 信州大学医学部第1生理学教室内
 TEL(0263)37-2597/FAX(0263)36-5149

●第4回日本臓器保存生物医学会
 演題募集中 締切=3月13日(消印有効)

 第4回日本臓器保存生物医学会が,小柳仁会長(東女医大教授)のもと,きたる5月30-31日の両日,東京・新宿区の東京女子医科大学弥生記念講堂において開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。なお募集要綱は下記事務局までFAXで請求のこと。
プログラム
〔特別講演〕Glucose Metabolism and Myocardial Preservation(Harvard Medical Center Pedro J. Del Nido)
〔教育講演〕異種移植における分子生物学的アプローチ(北里大教授 高垣洋太郎)
〔シンポジウム〕(1)リンパ球のアポトーシス誘導に基づいた免疫抑制,(2)Heat Shock Proteinの細胞保護作用-基礎と臨床,(3)肝,腎,膵保存の臨床における現状と問題点
〔ワークショップ〕(1)異種移植研究の展望,(2)臓器移植における医学,薬学,工学の接点,(3)臓器および組織保存の現状と限界-移植ネットワークとの連携
演題締切:3月13日(消印有効)
事務局:〒162 新宿区河田町8-1 東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所 循環器外科学教室内
 TEL(03)3353-8111/FAX(03)3359-2446

●第10回脳と免疫研究会
 演題募集中 締切=3月15日(消印有効)

 第10回脳と免疫研究会が,生塩之敬会長(熊本大教授)のもと,きたる6月28日に,熊本市の熊本市国際交流会館において開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
プログラム
〔特別講演〕神経系に関連した接着分子研究のトピック(阪大教授 宮坂昌之)
〔教育講演〕西村泰治(熊本大教授)
募集演題:(1)サイトカイン,(2)接着分子,(3)脳腫瘍免疫,(4)その他の脳と免疫に関する話題
締切:3月15日(消印有効)
事務局:〒860 熊本市本荘1-1-1 熊本大学脳神経外科学教室内
 TEL(096)373-5219/FAX(096)371-8064

●第59回耳鼻咽喉科臨床学会
 演題募集中 締切=3月15日

 第59回耳鼻咽喉科臨床学会が,村上泰会長(京府医大教授)のもと,きたる6月27-28日の両日,京都市の国立京都国際会館で開催される。これに伴い事務局では一般演題ならびにVTR演題を募集している。なお詳細は下記まで問い合わせのこと。
締切:3月15日
連絡先:〒602 京都市上京区河原町通広小路上ル梶井町465 京都府立医科大学耳鼻咽喉科学教室
 TEL(075)251-5603/FAX(075)251-5604

●第8回在宅医療研究会
 演題募集中 締切=3月21日

 第8回在宅医療研究会(当番世話人=阪大教授 岡田正氏)が,きたる6月21日に,大阪市の音楽の友ホールにおいて開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
シンポジウム(公募):癌患者の栄養管理-在宅でどこまでが可能か?
募集演題
〔要望演題〕(1)在宅療法に向けての患者教育,(2)高齢者の在宅療法
〔一般演題〕在宅療法に関するもの
申込方法:所定の演題申込用紙(下記まで請求)に必要事項を記入の上,抄録原稿とそのコピー3部,申込受領書および採用通知書用のハガキ2枚を郵送すること
締切:3月21日
事務局:〒565 大阪府吹田市山田丘2-2 大阪大学医学部小児外科(和佐勝史)
 TEL(06)879-3753/FAX(06)879-3759

●第17回和漢薬研究所特別セミナー
 開催案内 3月6-7日/富山市

 富山医科薬科大学和漢薬研究所の主催による第17回和漢薬研究所特別セミナーが,きたる6月6-7日の両日,富山市の富山医科薬科大学において「和漢薬と骨粗鬆症」をテーマに開催される。
プログラム:(1)破骨細胞の分離と発現している遺伝子の解析-特にカテプシン系について(明海大教授 久米川正好),(2)骨粗鬆症対策への疫学的方法の活用(和歌山医大教授 橋本勉),(3)エストロゲン欠乏と慢性炎症における骨量減少の骨動態(産業医大 中村利孝),(4)骨粗鬆症の危険因子について(香川医大教授 乗松尋道),(5)和漢薬の抗骨粗鬆活性成分について(富山医薬大 門田重利),(6)骨粗鬆症の遺伝について(順大 時田章史),(7)骨密度測定法とその臨床利用について(滋賀医大教授 森田陸司),(8)骨粗鬆症の予防と治療-ホルモン補充療法を中心として(横浜市大教授 水口弘司),(9)カルシウムと骨粗少症(葛城病院 藤田拓男),(10)骨粗鬆症の予防および治療における運動療法の意義(兵庫医大 楊鴻生),(11)骨粗鬆症薬の臨床評価について(阪市大教授 森井弘世),(12)骨粗鬆症の予防と治療(大蔵省東京病院 折茂肇)
連絡先:930-01 富山市杉谷2630 富山医科薬科大学教務部研究協力課
 TEL(0764)34-2281(内2186)

●日本医学協会懇話会
 開催案内

 日本医学協会では下記のとおり1997年2月の定例懇話会を開催する。なお詳細は下記まで問合せのこと。
第196回診療懇話会
日時:2月20日(18:00~20:30)
話題:関節リウマチ
講師:柏崎禎夫(東女医大教授)
会場:東京女子医科大学弥生記念講堂
会費:1,500円(夕食代を含む)
第197回医療問題懇談会
日時:2月23日(13:00~15:30)
話題:宗教と医学
講師:小田晋(筑波大教授)
司会:広瀬貞雄(日大名誉教授)
会場:文京シビックセンター
会費:1,000円
問合せ先:〒113 文京区本郷7-2-8 善美ビル (社)日本医学協会
 TEL(03)3813-7788/FAX(03)3813-1216

●第1回日本研究皮膚科学会フォーラム
 開催案内 3月1日/東京

 第1回日本研究皮膚科学会フォーラムが,奥村康(順大教授),島田眞路(山梨医大教授)両世話人のもと,きたる3月1日に,東京・港区の八芳園において開催される。なお詳細は下記事務局まで問い合わせのこと。
事務局:〒409-38 山梨県中巨摩郡玉穂町下河東1110 山梨医科大学皮膚科学教室(塚本克彦)
 TEL(0552)73-1111(内2332)

●第25回日本臨床免疫学会
 演題募集中 締切=3月31日

 第25回日本臨床免疫学会が,矢田純一会長(東医歯大教授)のもと,きたる9月17-19日の3日間,東京・千代田区の砂防会館で開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
プログラム
〔特別講演〕(1)AIDS治療法の進歩(米国立癌研究所 満屋裕明),(2)粘膜関連リンパ組織(阪大教授 清野宏),(3)臓器移植と免疫(北大教授 藤堂省)
〔教育講演〕(1)免疫応答の制御機構(順大教授 奥村康),(2)B細胞の分化(都臨床研 烏山一),(3)T細胞活性化の正と負のシグナル(千葉大教授 齋藤隆),(4)サイトカインレセプターシグナル伝達(東大教授 高津聖志),(5)キラーリンパ球の細胞傷害機構(三菱化学生命科学研高山大),(6)第4のリンパ球系列-NKT細胞(千葉大教授 谷口克),他
〔シンポジウム〕(1)ケモカインと臨床(司会=秋田大教授 茆野順一,産業医大 田中良哉),(2)自己免疫疾患における免疫調節異常の分子機構(東医歯大教授 宮坂信之,九大教授 山本一彦),(3)アポトーシス-基礎から臨床へ(聖マリアンナ医大難治研副センター長 西岡久壽樹,順大助教授 八木田秀雄)
締切:3月31日
事務局:〒113 文京区湯島1-5-45 東京医科歯科大学医学部小児科内
 TEL(03)5803-5248,5249/FAX(03)3818-7181

●第38回形の科学シンポジウム
 開催案内 2月14-15日/徳島市

 形の科学会(会長=筑波大物理工学系小川泰氏)の主催による第38回形の科学シンポジウムが,きたる2月14-15日の両日,徳島市の徳島大学医学部青藍会館で「生体の3次元構築」をテーマに開催される。
プログラム
〔特別講演〕(1)ミリからナノメートルの世界へ-走査電子顕微鏡でどう見るか(聖隷クリストファー看護大教授 田中敬一),(2)病理学におけるトポロジー(東北大教授 高橋徹)
〔シンポジウム〕生体の3次元構築:(1)成長ホルモン産生下垂体腫瘍(GH細胞腫)におけるサイトケラチン(CK)分布の共焦点レーザー顕微鏡による検討(徳島大 楊鵬),(2)Ⅱ型糖尿病モデルラットの膵ラ氏島血管異常の3次元画像による解析(徳島大 野間喜彦),(3)分岐導管系の3Dモデル(東京農大 北岡裕子),(4)メダカ初期胚の被覆層を伝播するパルス波(名大大学院 御橋廣眞),(5)線虫(C.elegans)の胚発生における細胞集合構造の表現(国立衛生試験所 五十嵐貴子)
事務局:〒770 徳島市蔵本町3-18-15 徳島大学医学部第2解剖(福井義浩)
 TEL(0886)33-7051/FAX(0886)33-7053

●第6回MX人工股関節研究会
 開催案内 3月1日/岡山市

 第6回MX人工股関節研究会が,高木克公会長(熊本大教授)のもと,きたる3月1日に,岡山市の岡山国際ホテルにおいて開催される。詳細は下記事務局まで問合せのこと。
教育研修講演:(1)骨セメントの特性(姫路工大助教授 村上惇),(2)セメントを用いる人工股関節置換術の実際とその考え方-Charnley LFAをめぐって(愛知医大助教授 澤井一彦)
事務局:〒860 熊本市本荘2-2-1 熊本大学医学部整形外科学教室内
 TEL(096)373-5226/FAX(096)373-5228

●第10回骨軟部肉腫手術手技研究会
 開催案内 3月1日/東京

 第10回骨軟部肉腫手術手技研究会(幹事=癌研 川口智義氏)が,きたる3月1-2日の両日,東京・池袋のメトロポリタンプラザで開催される。
特別講演:(1)D. R. Capanna(Cenro Traumatologico Orthopedico),(2)R. D. H. Pho(The National University of Singapore)
参加申込:氏名,勤務先,住所,電話・FAX番号,E-mailアドレスを下記事務局に郵送,またはE-mailで連絡すること。
定員:150名
参加費:20,000円
事務局:〒170 豊島区上池袋1-37-1 癌研究会附属病院整形外科内
 TEL(03)5394-3832
 E-mail:chi-orth@t3.rim.or.jp

●第30回制癌剤適応研究会
 開催案内 3月7日/東京

 第30回制癌剤適応研究会(会長=名大名誉教授 近藤達平氏)が,きたる3月1日に,東京・新宿区の京王プラザホテルにおいて開催される。なお詳細は下記まで問合せのこと。
事務局:〒160 東京都新宿区信濃町35 慶應義塾大学医学部外科学教室内
 TEL(03)3353-1211/FAX(03)3350-1387

●第11回精神研国際シンポジウム
 開催案内 3月4-5日/東京

 東京都精神医学総合研究所(黒川正則所長)の主催による,第11回精神研国際シンポジウムが,きたる3月4-5の両日,東京・千代田区のアルカディア市ヶ谷で,「アルツハイマー病とモデル動物の分子生物学-新治療薬の開発への道程」をテーマに開催される。
プログラム:(1)原因遺伝子とアルツハイマー病発症危険因子,(2)APP/アミロイド蛋白/タウの異常沈着機構,(3)細胞死・神経細胞,アストログリア,ミクログリア,平滑筋への作用,(4)モデル動物
参加費:5,150円
事務局:〒156 世田谷区上北沢2-1-8 (財)東京都精神医学総合研究所・分子生物学
 TEL(03)3304-5701/FAX(03)3304-9396
 E-mail:sympoAD@prit.go.jp

●国際シンポジウム「糖転移酵素」
 開催案内 3月26-28日/豊中市

 国際シンポジウム「糖転移酵素:遺伝子制御とその生体機能」が,谷口直之氏(阪大教授)のもと,きたる3月26-28日の3日間,豊中市の千里ライフサイエンスセンターで開催される。
 近年,糖鎖が発生,分化,癌化などさまざまな細胞の営みを調節,制御している可能性が示唆され,糖鎖生物学という新たな分野として発展しつつある。その中でも糖転移酵素は糖鎖合成の基本であり,生物工学的応用の可能性も含んでいる。同シンポジウムは,糖転移酵素研究において世界をリードする海外・国内の研究者を集め,講演,討論を通じて糖転移酵素研究を総括し,最先端の情報交換を行なう目的で開催される。
招待講演者:J. U. Baenziger, J. W. Dennis, D. H. van den Eijnden, M. Fukuda, K. Furukawa, U. Galili, M. C. Glick, S.Hakomori, G. W. Hart, R. L. Hill, Y. Hirabayashi, C. Hirschberg, ,他
参加費:一般30,000円,学生10,000円
連絡先:〒565 吹田市山田丘2-2 大阪大学医学部生化学教室(井原義人)
 TEL(06)879-3421/FAX(06)879-3429
 E-mail:osatoh@biochem.med.osaka-u.ac.jp

●岡本敏記念肺線維症研究基金
 助成候補者募集中 締切=3月31日

 岡本敏記念肺線維症研究基金では,肺線維症の原因や病態の解明,治療法の確立をめざした,基礎的・臨床的分野の研究に携わる研究者に対し助成を行なっている。同基金は1997年度助成事業として,助成候補者を下記の要領で募集している。
助成金額:100万円
応募資格:間質性肺炎・肺線維症およびそれに関する学術研究に携わる個人,または機関
応募方法:所定の助成金申請書(下記まで請求)と研究テーマに関する主な発表論文等の別冊またはそのコピーを提出すること
締切:3月31日
問合せ先:〒100 千代田区丸の内1-4-3 東洋信託銀行本店財務相談部(諏訪・小野)
 TEL(03)3218-0241/FAX(03)3211-0805

●第7回LECラット研究会
 演題募集中 締切=3月31日

 第7回LECラット研究会が,松本耕三会長(徳島大教授)のもと,きたる5月13-14日の両日,徳島市の徳島東急インで開催される。これに伴い,事務局では演題を募集している。参加希望者は事前に下記事務局まで連絡すること。
一般トピックス:(1)ウイルソン病の分子生物学-遺伝子構造とその変異,(2)銅トランスポータの構造と機能,(3)ウイルソン病の診断,治療,遺伝子治療,(4)銅代謝障害,鉄代謝障害,肝代謝障害,(5)肝癌の発症機構,肝癌の遺伝因子,(6)肝細胞の再生・増殖・分化機構,(7)T細胞免疫不全・放射線高感受性
締切:3月31日
参加費:一般7,000円,学生5,000円(懇親会費含む)
事務局:〒770 徳島市蔵本町3丁目 徳島大学医学部付属動物実験施設
 TEL(0886)31-3111/FAX(0886)32-9963
 E-mail:kozo@anex.med.tokushima-u.ac.jp

●第14回日本TDM学会
 演題募集中 締切=3月31日

 第14回日本TDM学会が,大橋京一会長(浜松医大教授)のもと,きたる6月27-28日の両日,浜松市の浜松福祉文化会館において開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
プログラム
〔特別講演〕血中濃度からみた薬剤開発と適正使用(浜松医大教授 中島光好)
〔シンポジウム〕医師の立場からみたTDMの現状と将来(座長=山口大教授 神谷晃,東女医大助教授 笠貫宏)
〔パネルディスカッション〕TDMの有用性向上をめざして(座長=浜松医大教授 橋本久邦,慈恵医大助教授 景山茂)
締切:3月31日
事務局:〒431-31 浜松市半田町3600 浜松医科大学臨床薬理学講座内
 TEL(053)435-2385/FAX(053)435-2384

●加藤記念難病研究助成基金
 助成候補者募集中 締切=3月31日

 加藤記念難病研究助成基金では,学術の振興と人類の福祉に寄与することを目的として毎年テーマを定め,難病に関する基礎および臨床研究に対して助成を行なっている。同基金では第11回(1997年度)も下記の要領で助成候補者を募集している。
研究テーマ:うつ病-病態と治療
助成金額:1件につき200万円(5件以内)
応募資格:1947(昭和22)年4月1日以降出生の者(1996年度助成者を除く)
応募方法:所定の助成金申請書(下記事務局まで請求のこと)に必要事項を記入して下記事務局に提出すること
締切:3月31日
問合せ先:〒103 中央区日本橋室町2-1-1 三井信託銀行本店営業第1部公益信託室内 公益信託加藤記念難病研究助成基金事務局
 TEL(03)3277-7497

●第34回日本外科代謝栄養学会
 演題募集中 締切=3月31日

 第34回日本外科代謝栄養学会が,小林国男会長(帝京大教授)のもと,きたる7月9-11日の3日間,東京・目黒区のTHE WESTIN TOKYOで開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
教育講演:(1)アポトーシスとFas(京大教授 米原伸),(2)外科的侵襲と接着分子(阪大教授 宮坂昌之)
締切:3月31日
事務局:〒173 板橋区加賀2-11-1 帝京大学救命救急センター(長谷部正晴)
 TEL(03)3964-1211/FAX(03)5375-3120

●第48回日本東洋医学会
 参加者募集中 締切=3月31日

 第48回日本東洋医学会が,三谷和合会頭(木津川厚生会加賀屋病院)のもと,きたる5月16-18日の3日間,大阪市の大阪国際交流センターで開催される。これに伴い事務局では参加者を募集している。
参加登録締切:3月31日
事務局:〒600 京都市下京区塩小路通新町西入 新京都センタービル (株)ジェイコム内
 TEL(075)341-1618/FAX(075)341-1917