医学界新聞

Medical Information (学会・研究会情報)


●HOSPEX JAPAN '96が開催される

 さる11月26-29日の4日間,東京・有明の東京ビッグサイトにおいて,第25回日本病院設備学会(11月27-28日)の開催に併設するHOSPEX Japan '96(日本病院設備学会・日本能率協会共催)が開催された。これは,日本病院設備学会の併設展として開催されてきた「病院設備・機器展」をリニューアルしたもので,「医療・福祉施設のための設備・機器総合展」として位置づけ,過去最大の198社(738コマ)が一般展示をした。
 今回は,環境に配慮した機器類や看護業務を軽減させるハード,ソフト両面の製品,介護支援のための機器類が多く展示されたのが特徴といえる。特に,在宅における高齢者ケアに焦点を合わせた巡回型入浴サービス車や寝たきり者への入浴システム(バスユニット)などが注目を集めた。なお,この傾向はこれからも続くと思われる。


●第9回「ベーリング・北里賞」に長田重一氏とクラマー氏に

受賞対象は「Fas,Fas-ligandを介した細胞死 (アポトーシス)の分子機構の解明」

 免疫学の分野において卓越した研究業績をあげた研究者に,2年に1度贈呈される「ベーリング・北里賞」の第9回受賞者に長田重一氏(阪大教授・遺伝学)とペーター・クラマー氏(ドイツ国立癌研究センター遺伝・免疫学研究所長)に決定。その贈呈式がさる11月29日,東京のホテル・オークラで行なわれた。
 今回の受賞対象となった研究業績は,「Fas, Fas-ligandを介した細胞死(アポトーシス)の分子機構の解明」。
 従来,Programmed cell death(プログラムされた細胞死)と呼ばれていた細胞死の概念の提唱は1972年と比較的新しく,発生生物学の分野では,その生物学的重要性が認識されていたが,形態学的観察による知見が主で,積極的な細胞死のメカニズムが分子レベルで論じられるようになったのはごく最近のことである。
 1989年,クラマー氏らのグループと米原伸氏(京大)がそれぞれ独自に,癌細胞のアポトーシスを積極的に引き起こす特異的なモノクローナル抗体(抗-APO-1)と,ヒトのT細胞の細胞死を誘発する抗体(抗-Fas抗体)を報告。次いで,長田氏は1991年に,クラマー氏は翌1992年にそれぞれの抗原分子のcDNAのクローニングに成功し,抗体が認識する抗原は同一分子であることを証明した。
 長田氏は引き続き1993年に,Fas-ligandのクローニングにも成功し,Fas-ligandを発現させる細胞は,Fasを発現するターゲット細胞のアポトーシスを誘導することから機能的にもFas受容体の死のシグナルの担い手であること,さらに組み替え技術による可溶性Fasligandによってもアポトーシスが誘導されることを証明した。
 両氏の先駆的な業績は,“細胞死”の概念を確固たるものとしたばかりでなく,免疫学の基礎をさらに掘り下げ,自己免疫疾患,癌,エイズ,神経系疾患などの病理学的遺伝学的研究に多大な貢献をもたらし,これらの疾患の治療,特に遺伝子治療などの方向への今後の発展が期待される。なお,同賞はヘキストジャパン社が1980年に創設したものだが,同社の組織変更により9回目の今回で終了する。

●第5回バイエル循環器病研究助成
 助成候補者募集中 応募期間=1月6日-2月28日

 循環器病研究振興財団では,バイエル薬品株式会社からの申し出を受け,循環器病領域の研究に携わる研究者に対し助成を行なっており,第5回(1997年度)も研究助成の候補者を募集している。
第5回研究テーマ:心不全
応募資格:1953(昭和28)年4月1日以降に生まれた,日本在住の研究者
助成金額:500万円1件,250万円2件
応募方法:所定の申請書および承諾書(下記まで請求のこと)に必要事項を記入し,推薦者および所属機関長の署名・捺印の上,下記宛に送付すること
応募期間:1月6日-2月28日
応募先:〒565 吹田市藤白台5-7-1 (財)循環器病研究振興財団
 TEL(06)872-0010/FAX(06)872-0009

●第1種ME技術実力検定試験
 受験者募集中 締切=2月1日(必着)

 日本エム・イー学会では,第3回第1種ME技術実力検定試験を,きたる3月2日に下記会場で実施する。なお願書提出締切は2月1日。詳細は下記まで問合せのこと。
受験資格:次のいずれかを満たしていること。(1)第2種ME技術実力検定合格者,(2)臨床工学技師免許所有者
試験日:3月2日(9:00~17:00)
会場
〔東京会場〕富士通システムラボラトリ
〔大阪会場〕国立大阪病院附属看護学校
受験料:20,000円
問合せ先:〒113 文京区本駒込5-16-9 (財)日本学会事務センター内 ME技術実力検定試験事務局
 TEL(03)5814-5800/FAX(03)5814-5823

●日仏整形外科学会
 医師交換研修 参加者募集中
 締切=1月31日(必着)

 日仏整形外科学会(会長=滋賀医大名誉教授 七川歓次氏)では,フランス整形外科学会(SOFCOT)との間で青年整形外科医の交換研修を行なっているが,1997年度研修参加者を下記の要領で募集している。
募集人員:若干名
応募資格:日本整形外科学会の認定医であり,原則として40歳以下であること
研修条件:(1)滞在期間は3か月間を原則とする,(2)費用については,渡航費用の一部を日仏整形外科学会が援助し,フランス滞在中の宿泊費と食費はSOFCOTが負担する,(3)研修を希望する分野に応じてSOFCOTが研修施設を推薦する,(4)家族の同伴は原則として認めない
締切:1月31日(必着)
事務局:〒569 高槻市大学町2-7 大阪医科大学整形外科学教室内(瀬本)
 TEL(0726)83-1221/FAX(0726)82-8003

●第23回九州膝関節研究会
 演題募集中 締切=1月31日

 第23回九州膝関節研究会が,緒方公介会長(福岡大教授)のもと,きたる3月8日に,福岡市のアクロス福岡で開催される。これに伴い事務局では演題を募集している。
特別講演:(1)膝蓋大腿関節不安定症に対する大腿骨外側顆形成術(福岡整形外科病院理事長 小林晶),(2)膝骨軟骨障害発生のバイオメカニクス(東海大助教授 戸松泰介)
募集演題:(1)一般演題(治療に難渋している症例,興味深い症例等),(2)主題(膝蓋大腿関節障害)
参加費:2,000円
締切:1月31日
送付先:〒889-13 宮崎県児湯郡川南19403-4 国立療養所宮崎病院整形外科 (桑原茂)
 TEL(0983)27-1036/FAX(0983)27-5033

●第34回関東整形災害外科学会
 演題募集中 1次締切=1月31日(必着)

 第34回関東整形災害外科学会が,福田宏明会長(東海大教授)のもと,きたる5月24日に,東京・港区のコクヨホールで開催される。これに伴い事務局では演題を募集している。
教育研修講演:(1)上腕骨顆上骨折の治療(阪医大教授 阿部宗昭),(2)前十字靱帯損傷膝の診断と治療(阪大 史野根生)
募集演題:(1)腱板不全断裂の病態と医療,(2)胸椎間板ヘルニアの病態と治療,(3)一般演題
締切:1次締切=1月31日(必着)
    2次締切=2月28日(必着)
事務局:〒259-11 伊勢原市望星台 東海大学医学部整形外科学教室内
 TEL(0463)93-1121(内2320)
 FAX(0463)96-4404

●第36回小児股関節研究会
 演題募集中 1次締切=2月15日(必着)

 第36回小児股関節研究会が,小田浤会長(旭川療育園長)のもと,きたる6月13日に,岡山市の岡山衛生会館で開催される。これに伴い事務局では主題および一般演題を募集している。
特別講演:先天股脱治療35年の経験から(岐阜大名誉教授 松永隆信)
募集演題:(1)予定主題(先天股脱の今昔,ペルテス病の治療,先天股脱保存療法の適応),(2)一般演題
*なお主題は応募演題数によっては一般演題とすることもあり,一般演題から上記以外の主題を組むこともある
応募方法:官製はがきに演題名,所属,氏名,所在地,電話番号を記入の上,下記事務局宛に申し込むこと
締切:第1次締切=2月15日(必着)
第2次締切=3月15日(必着)
事務局:〒703 岡山市祇園地先 旭川荘 旭川療育園内
 TEL(086)275-1881/FAX(086)275-3800

●第21回日本心筋保護研究会
 演題募集中 締切=2月5日(必着)

 第21回日本心筋保護研究会(世話人=関西医大教授 今村洋二氏)が,きたる4月11日に,京都市の国立京都国際会館で開催される。これに伴い事務局ではテーマ演題を募集している。
募集演題:(1)Warm blood cardioplegiaの基礎と臨床,(2)心筋保護における分子生物学的アプローチ
申込方法:適宜用紙に演題名,所属,発表者(演者を筆頭),抄録および内容要旨を400字以内に記載の上,下記まで送付すること
締切:2月5日(必着)
申込み先:〒570 守口市文園町10-15 関西医科大学胸部外科(今村洋二)
 TEL(06)992-1001/FAX(06)994-7022

●第5回日本大動脈外科研究会
 演題募集中 締切=2月28日(消印有効)

 第5回日本大動脈外科学会(当番世話人=今村洋二氏)が,きたる4月10日に,京都市の国立京都国際会館で開催される。これに伴い事務局ではテーマ演題および一般演題を募集している。
募集演題:(1)テーマ演題(大動脈外科における脊髄マヒ発生の予防法,その現状と将来),(2)一般演題(大動脈外科に関するもの)
締切:2月28日(消印有効)
申込み先:〒570 守口市文園町10-15 関西医科大学胸部外科教室(今村洋二)
 TEL(06)992-1001(内3272)
 FAX(06)994-7022

●セミナー「細胞内カルシウム動態とシグナル伝達」
 参加者募集中 2月21日/豊中市

 千里ライフサイエンス振興財団主催によるセミナー「細胞内カルシウム動態とシグナル伝達-その生理と病態」が,きたる2月21日に,豊中市の千里ライフサイエンスセンタービルで開催される。これに伴い同財団では参加者を募集している。
プログラム:(1)受精とカルシウム(東女医大教授 宮崎俊一),(2)平滑筋細胞収縮のカルシウム制御と形質転換(分化・脱分化)における遺伝子発現制御(阪大教授 祖父江憲治),(3)細胞内カルシウム動態と分泌(東大助教授 河西春郎),(4)シナプスの可塑性とカルシウム(阪大教授 津本忠治),(5)心血管系におけるカルシウムシグナルのダイナミックス(東大教授 飯野正光),(6)IP3レセプターとカルシウムシグナリング-その生理機能と病態(東大教授 御子柴克彦)
定員:300名
申込方法:氏名,勤務先,所属,役職名,所在地,郵便番号,電話,FAX番号を明記の上,郵便またはFAXで下記宛に申し込むこと
連絡先:〒565 豊中市新千里東町1-4-2 (財)千里ライフサイエンス振興財団 セミナー(K3)係(桜井・井関)
 TEL(06)873-2001/FAX(06)873-2002

●日本医学協会懇話会
 開催案内

 日本医学協会では下記のとおり定例懇話会を開催する。なお詳細は下記まで問い合わせのこと。
第195回診療懇話会
日時:1月16日(18:00~20:30)
話題:脳出血の現状
講師:高倉公明(東女医大教授)
司会:川原群大(前岐阜歯大大学院教授)会場:東京女子医科大学
第196回医療問題懇談会
日時:1月26日(13:00~15:30)
話題:心臓移植を待つ患者たち
講師:尾本良三(埼玉医大副学長)
司会:織畑秀夫(東女医大名誉教授)
会場:文京シビックセンター
会費:1,000円
問合せ先:〒113 文京区本郷7-2-8 善美ビル (社)日本医学協会
 TEL(03)3813-7788/FAX(03)3813-1216

●医療の質に関する研究会シンポジウム
 開催案内 1月18日/東京

 医療の質に関する研究会主催によるシンポジウム「続あなたの病院の感染管理はこれでよいのか」が,きたる1月18日に,東京・文京区の日本医科大学で,「抗生物質の使い方と院内感染対策」をメインテーマに開催される。
プログラム:(1)抗生物質選択の国際基準と日本の現状(国際医療センター 青木真),(2)抗生物質の併用療法の利点と欠点の認識(聖路加国際病院 古川恵一),(3)抗生物質の予防的使用を理解する(筑波大武田裕子),(4)耐性菌のできない抗生物質の使い方を考える(済生会中央病院 高橋幸則)(5)院内感染対策におけるサーベランスの役割(沖縄県立中部病院 遠藤和郎)
事務局:〒113 文京区千駄木1-1-5 日本医科大学医療管理学教室内
 TEL&FAX(03)5685-4922

●第1回日本適応医学会
 演題募集中 締切=1月31日(当日消印有効)

 昨年2月に,疾患や生体の変化を適応現象(およびその破綻)という観点から総合的に検討する目的で設立された日本適応医学会の第1回学術集会が,大西俊造会長(阪大名誉教授)のもと,きたる5月9-10日の両日,豊中市の千里ライフサイエンスセンターで開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
特別講演:(1)生体の適応現象とサイトカイン(阪大教授 岸本忠三),(2)適応の破綻としての心不全(京大教授 篠山重威),(3)高血圧における神経,内分泌,水電解質代謝の適応(慶大教授 猿田享男),(4)宇宙における生体の適応(名大教授 森滋夫),(5)適応現象としての心肥大(東大教授 矢崎義雄)
募集演題:(1)循環器の適応,(2)内分泌,代謝の適応,(3)消化器の適応,(4)呼吸器の適応,(5)免疫系の適応,(6)神経系の適応,(7)その他
応募方法:所定の用紙(事務局に請求)に必要事項を記入の上,下記事務局に郵便またはFAXで送付のこと
締切:1月31日(当日消印有効)
参加費:5,000円
事務局:〒125 葛飾区青戸6-41-2 東京慈恵会医科大学附属青戸病院内科内(武田信彬)
 TEL(03)3603-2111/FAX(03)3602-2839

●第11回冬季札幌がんセミナー
 開催案内 2月7-8日/札幌市

 第11回冬季札幌がんセミナー(世話人=北大教授 加藤紘之氏,同教授 犬山征夫氏,同教授 斎藤政樹氏)が,きたる2月7-8日の両日,札幌市のセンチュリーロイヤルホテルで,「いまがんを考える-診断,治療そして予防」をテーマに開催される。
プログラム
〔セッション1〕診断=超音波装置(エコー)を用いたがん診断の実際とコツ:(1)乳がんの超音波診断,(2)卵巣がんの超音波診断-特に超音波による集団検診について,(3)軟部悪性腫瘍の超音波診断,(4)肝臓がんの超音波診断の進歩,(5)胆膵系悪性腫瘍の超音波診断
〔セッション2〕治療=臓器機能の温存と生存率の改善:(1)胃がんに対する術前化学療法,(2)消化器がんのNeoadjuvant Chemotherapyの現状,(3)化学療法の組織学的効果判定の問題点
〔セッション3〕予防=栄養とがん:(1)抗酸化物質によるがん予防,(2)植物食品の抗脂質ラジカルスカベンジャーとがん予防,(3)がん予防-まちがっていた食物油脂の選び方,(4)健康食品とがん予防
問合せ先:〒060 札幌市中央区大通西6 (財)札幌がんセミナー
 TEL(011)222-1506/FAX(011)222-1526

●シンポジウム「難病研究の進歩VII」
 開催案内 2月14日/東京

 難病医学研究財団の主催によるシンポジウムが,きたる2月14日に,東京・中央区の国際研究交流会館で「病態の解明と治療戦略」をテーマに開催される。
プログラム
〔特別講演〕遅発性ウイルス感染-狂牛病を含む(日大教授 高須俊明)
〔講演〕(1)血液凝固異常症(名大教授 斎藤英彦),(2)難治性血管炎(杏林大教授 長澤俊彦),(3)アミロイドーシス(山口大教授 石原得博),(4)びまん性肺疾患(熊本大教授 安藤正幸),(5)免疫不全症候群(金沢大名誉教授 谷口昴)
問合せ先:〒101 千代田区神田小川町1-6-3 川新ビル5階 難病医学研究財団
 TEL(03)3257-9021/FAX(03)3257-4788

●第4回小児運動スポーツ研究会
 演題募集中 締切=2月28日

 第4回小児スポーツ研究会が,浅井利夫会長(東女医大教授)のもと,きたる4月17日に,東京・お茶の水の総評会館で開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
プログラム
〔教育講演〕整形外科的スポーツ障害の応急処置について(東芝病院 増島篤)
〔教育シンポジウム〕学校におけるスポーツ障害(事故)とその対応
応募方法:演題名,所属,演者名,400字以内の抄録を下記事務局宛に送付すること
締切:2月28日
事務局:〒116 荒川区西尾久2-1-10 東京女子医科大学第二病院小児科内
 TEL(03)3810-1111/FAX(03)3810-0944

●第18回癌免疫外科研究会
 演題募集中 締切=2月28日(消印有効)

 第18回癌免疫外科研究会が折田薫三会長(岡山大名誉教授)のもと,きたる5月28-29日の両日,岐阜市の岐阜グランドホテルで「サイトカインと腫瘍免疫」と「癌治療におけるアポトーシスの応用」をテーマに開催される。これに伴い事務局ではテーマ演題および一般演題を募集している。
プログラム
〔特別講演〕Apoptosis in the immune response and cancer:Common denominatorsand reciprocal lessons(Hebrew大教授 Eitan Yefenof)
〔ミニレクチャー〕(1)癌治療における免疫・栄養相関,(2)腫瘍抗原を用いた特異的免疫療法の展望,(3)炎症性サイトカインと抗腫瘍サイトカイン,(4)癌治療におけるサーカディアンリズムの応用,(5)脾摘の功罪,その後
募集演題
〔テーマ演題〕(1)サイトカインと腫瘍免疫,(2)癌治療におけるアポトーシスの応用
〔一般演題〕ミニレクチャーに関連した演題
申込方法:所定の用紙に必要事項を記入した上,下記事務局へ申し込むこと
締切:2月28日(消印有効)
事務局:〒500 岐阜市司町40 岐阜大学医学部第2外科内
 TEL(058)267-2621/FAX(058)265-9018

●日米医学医療交流財団
 海外臨床研修助成対象者募集
 締切=1月31日(必着)

 日米医学医療交流財団では米国・カナダ他で臨床研修および医学研究を希望する者に対し助成を行なっているが,本年度も助成候補者を下記のとおり募集している。
応募資格:FMGEMS/USMLE,MCCEEFMS, CGFNS他の合格者またはそれと同等の能力を有し,海外での生活にただちに順応できる人物であること(原則として海外での有給者ならびに同財団から4年以内に助成を得たものは対象から除外する)
助成人数:約10名
締切:1月31日
選考方法:書類審査,テレフォンインタビュー,面接等
連絡先:〒160 新宿区四谷2-11-9-303 (財)日米医学医療交流財団
 TEL(03)3357-5333/FAX(03)3357-5776

●第19回癌局所療法研究会
 演題募集中 締切=2月28日(消印有効)

 第19回癌局所療法研究会(当番世話人=千葉大教授 磯野可一氏)が,きたる6月6日に,千葉市の千葉市文化センターで開催される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
募集演題:癌の局所療法(局注,動注,門注,体腔内投与,温熱放射線療法に関するもの)
締切:2月28日(消印有効)
連絡先:〒260 千葉市中央区亥鼻1-8-1 千葉大学医学部第2外科(鈴木孝雄)
 TEL(043)226-2110/FAX(043)226-2113

●第30回日本心臓血圧研究振興会
 研究課題公募 締切=2月1日

 日本心臓血圧研究振興会(理事長=吉岡博光氏)では,同財団の基礎研究施設を使用する1997年度の研究課題を,以下の要領で公募している。
研究テーマ:循環器に関する実験研究
応募資格:(1)すでにある程度研究実績があること,(2)所属長の推薦があること(申込み時に必ず添付のこと),(3)国籍,所属期間,地位,性別,個人,グループの別は問わない,(4)現在の所属のまま同財団の研究施設を利用して研究を行なうことができる者
研究期間:1997年5月-1998年4月(研究成果発表の結果,審査により次年度の継続も可能)
研究設備:(1)動物実験用手術設備,(2)血行動態測定のための設備,(3)検査,分析機器,(4)生理学的研究設備,(5)病理学的研究設備,(6)レントゲン撮影装置設備,(7)動物飼育設備
応募方法:所定の応募用紙(下記まで請求のこと)に記入の上,書留で送付のこと
締切:2月1日
問合せ先:〒162 新宿区河田町8-1 (財)日本心臓血圧研究振興会
 TEL(03)3353-8111(内24218)