医学界新聞

Medical Information (学会・研究会情報)


●日本医療機能評価機構講演会「病院が評価を受ける時代を迎えて」
 開催案内 4 月 10 日/東京,12 日/京都

 医療機関の機能を第三者的立場から評価することを目的に昨年設立された(財)日本医療機能評価機 構が,医療評価について先駆的な業績を持つアヴェディス・ドナベディアン氏(ミシガン大名誉教授)を 迎え,講演会 「病院が評価を受ける時代を迎えて 」を開催する。
 講演会は2か所で行なわれ,4月10日は東京・文京区の日本医師会館,12日は京都市の京都府医師会館 で開催される(各会場とも13時30分~17時)。参加希望者は下記まで問合せのこと。
プログラム
〔講演〕 「病院機能評価事業の現状と今後の役割-本稼働に向けた課題と展望」(日大教授 大道久), 「医療の質の評価と向上」(ミシガン大名誉教授 アヴェディス・ドナベディアン)
〔対談〕「ドナベディアン博士に聞く」(聞き手=大道久)
定員:400名(定員に達し次第締め切る)
参加費:3,000円
問合せ先:〒103 東京都中央区日本橋浜町3-16-7 EMCビル (財)日本医療機能評価機構
TEL(03)3661-3721/FAX(03)3661-5856

●細菌学のメーリングリスト microbiology-ML
 開催案内

 近年,インターネットを利用する研究者が増加している。その中でも,電子メール(E-mail)を使っ た連絡・情報交換が最も頻繁に利用されていると思われる。
 電子メールの機能の1つに,メーリングリスト(Mailing List:ML)という,ある決められたアドレス に電子メールを発信すると,登録されたメンバー全員に自動的に届けられるシステムがある。この機能を 利用して,微生物学,特に,医学・歯学に関連する細菌学に関する話題,ちょっとした実験手技のことな どを,気軽に日本語で質問・討論できるようなMLをめざして,新潟大の佐藤拓一氏が,microbiology-MLを開設。昨年の9月に実質的な運用を開始した。
 現在までのところ,メール数は1か月約10通程度と,比較的静かなMLとなっているが,メンバーは北 海道から鹿児島まで分布しており,2月5日現在で51名(内訳は医学部関係者8名,歯学部関係者28名,そ の他15名)が会員。話題の傾向は今までのところ,学会・研究会の案内,ポストの公募案内の転送が主だ が,佐藤氏は,今後より学術的な情報交換・議論に発展するような話題提供があれば,と願っている。
 登録希望者は, microbiology-request@dent.niigata-u.ac.jp あてにメールを送ること。
連絡先:〒951 新潟市学校町通2-5274 新潟大学歯学部口腔細菌学講座 佐藤拓一(Takuichi Sato)
TEL(025)223-6161(内4165)/FAX(025)228-8771
E-mail:tak@dent.niigata-u.ac.jp

●第 25 回日本脊椎外科学会
 開催案内 6月14-15 日/名古屋国際会議場

 第25回日本脊椎外科学会が,蓮江光男会長(日赤医療センター部長)のもと,きたる6月14-15日の 両日,名古屋市の名古屋国際会議場で開催される。なお,学会開催前日の6月13日(16:00-18:00)に, 「痛みとしびれ」をテーマとしたサテライト講演会も開催する。参加希望者は下記まで問合せのこと。
プログラム
〔教育研修講演〕脊椎外科における画像診断の変遷と進歩(東医大教授 三浦幸雄)
〔サテライト講演会〕痛みとしびれ:(1)しびれの臨床と電気生理(京大教授 木村淳), (2)痛みの解剖学(福島医大教授杉浦康夫)
参加費:13,000円(事前参加登録はない)
事務局:〒600 京都市下京区塩小路通新町西入新京都センタービル5F(株)ジェイコム内
TEL(075)341-1618/FAX(075)341-1917

●日本病院管理学会第 147 回例会
 開催案内 4 月 24 日/東京

 日本病院管理学会の第147回例会が,きたる4月24日17時から,東京・新宿区の国立医療・病院管理研 究所3階大講堂にて開催される。テーマは「医療情報ネットワークの有効利用と問題点」。  参加希望者は詳細を下記まで問合せのこと。
プログラム
(1)医療施設内における有効利用(高知医大 奥原義保)
(2)医療施設間における有効利用(三重大附属病院 津田光徳)
(3)実際の運用における有用性の評価と問題点(香川医大 石川澄)
問合せ先:〒783 高知県南国市岡豊町小蓮 高知医科大学附属医学情報センター 北添康弘
TEL(0888)80-2212