医学界新聞

Nursing Information (学会・研究会情報)


●第7回日本公衆衛生看護教育研究会 
 演題募集中 締切=5月8日(必着)

 第7回日本公衆衛生看護教育研究会が,保健婦(士)の基礎教育,継続教育に関する研究を行なうこ とを目的に,きたる8月3日に,千葉市の千葉大学けやき会館で開催される。これに伴い事務局では研究演 題を募集している。
〔シンポジウム〕(1)保健婦(士)の専門性を伝えるための大学教育のあり方, (2)保健所保健婦(士)の現任教育機能
研究要望課題(1)公衆衛生看護学の基礎教育:保健婦(士)の資格取得に 至るまでの教育方法に関する研究,(2)公衆衛生看護学の継続教育方法:保健婦(士)資格取得後 の教育,現任教育,卒後教育を含むもので,主に保健婦(士)の専門性を高めるための教育,研修に関す る研究,(3)公衆衛生看護教育:内容実践活動の質の向上をめざして,活動に携わった保健婦(士) の意欲増進と視点の変化を導いた教育的な工夫や,保健婦(士)同士や他職,住民との共同活動の推進方 法のための方策の研究等で,何らかの形で保健婦(士)の人づくりの要素を追求する研究
応募条件:演題発表および研究会参加は会員に限る。会員資格は保健婦(士)の 継続教育,基礎教育に携わっている保健婦(士)で,会費は年間10,000円(会誌代を含む)
応募方法:テーマと簡単な要旨,氏名,所属を記入の上,返信用封筒(宛名明記, 切手貼付)を同封し,封書で下記事務局あてに送付する
締切:5月8日(必着)
事務局:〒260 千葉市中央区亥鼻1-8-1 千葉大学看護学部地域看護学教育研究分野
TEL(043)226-2437/FAX(043)226-2438

●日本老年看護学会
 学会誌原稿募集中 (締切=4月末) 
 第1回学術集会の会場が変更

 日本老年看護学会(理事長=千葉大教授野口美和子氏)が昨年11月に,日本の老年看護のこれまでの 業績や経験,問題点を整理し,老年看護学の進歩発展を図ることを目的として新たに設立された。これに 伴い事務局では,本年秋に創刊される日本老年看護学会誌に掲載する原稿を募集している。会員は学会誌 に投稿でき,かつ配布を受けることができる。締切は4月末。
 第1回学術集会は,中島紀恵子会長(北海道医療大教授)のもと,きたる11月23-24日の両日,千葉 市の千葉大学けやき会館で開催される(:会場がこれまで案内されていた東大安田講堂・山 上会館から千葉大学けやき会館に変更された)。なお,学術集会には会員以外でも参加でき,学会誌も購 入できる(価格未定)。
 入会および投稿についての詳細は下記事務局へ問合わせのこと。
事務局:〒260 千葉市中央区亥鼻1-8-1 千葉大学看護学部成人・老人看護学講座  老人看護学教育研究分野
TEL(043)226-2428/FAX(043)226-2427

●第43回日本病跡学会
 開催案内 4月18-19日/横浜市

 第43回日本病跡学会が,山田和夫会長(横市大)のもと,きたる4月18-19日の両日,横浜市の神奈 川県民ホールで開催される。
プログラム
〔特別講演〕小説を書いてみて(作家 山田太一)
〔会長講演〕創造と癒し(山田和夫)
〔シンポジウム〕創造と癒し
事務局:〒232 横浜市南区浦舟町3-46 横浜市立大学浦舟病院神経科
TEL(045)261-5656/FAX(045)252-6371

●第34回日本癌治療学会
 演題募集中 締切=4月15日(必着)

 第34回日本癌治療学会が,栗原稔会長(昭和大豊洲病院教授)のもと,きたる11月1-3日の3日間 (肺癌関係の発表は11月2-3日の両日),東京・有明の東京国際展示場(通称東京ビックサイト)で開催 される。これに伴い事務局では一般演題を募集している。
プログラム
〔シンポジウム〕(1)臨床腫瘍学の教育はいかにあるべきか,(2);臨床試験ガイドラインを めぐって,(3)フッ化ピリミジン系抗癌剤および白金化合物の現状と展望,(4)形態温存か機 能温存か,(5)癌の診断や予後追跡に役立つ検査の進歩,(6)在宅癌治療(日本がん看護学会と共催を予定)
〔教育シンポジウム〕(1)臓器別にみた話題の新抗癌剤(phase2以降のもの),(2)消化器癌診療の最前線, (3)State of the Art, 1996-適正なインフォームドコンセントがなされるために, (4)開放手術か内視鏡手術か-予後からみた治療法の選択,(5)Neoadjuvant therapy, (6)各科境界領域における拡大手術
*他にワークショップ,教育講座,特別講演等
参加費:15,000円(看護婦は5,000円)
締切:4月15日(必着)
問合せ先:〒135 東京都江東区豊洲4-1-18 昭和大学附属豊洲病院消化器科
TEL(03)3534-1151/FAX(03)3531-9566

●第35回日本エム・イー学会
 開催案内 5月16-18日/豊中市

 第35回日本エム・イー学会が,井上通敏会長(阪大教授)のもと,きたる5月16-18日の3日間,大阪 府豊中市の千里ライフサイエンスセンターで開催される。
プログラム
〔特別講演〕(1)分子モーター(阪大教授 柳田敏雄),(2)Topics in Medical Image Network System : Project of ICMIT(Imperial College Richard Ian Kitney)
〔シンポジウム〕(1)医療の未来デマンド(実需)から必要となる新しいテクノロジーは何か (東大教授 藤正巖,阪大 牧川方昭),(2)21世紀のウェルネス・エンジニアリング(国立循環 器病センター 辻隆之,東京電機大 福井康裕)
〔ワークショップ〕医療現場の危機管理(国立循環器病センター 稲田紘,北里大教授渡辺敏)
*他にオーガナイズドセッション等
事務局:〒565 吹田市山田丘2-2 大阪大学医学部医療情報部
TEL(06)879-3471/FAX(06)879-3479  

●ライフプランニングセンター
 心電図基本コース 参加者募集中 4月9・16日

 ライフプランニングセンター(LPC)では,看護婦,医学生,医師,臨床検査技師を対象に, 心電図波形の意味を理解し,複雑な不整脈の解読にチャレンジできるところまでの指導を目的 として,これから心電図を学ぼうとする初心者のための心電図基礎コースを実施する。 これに伴いLPCでは参加者を募集している。
講師:久代登志男氏(日大駿河台病院循環器科)
講義日時〔第1回〕4月9日〔第2回〕4月16日(いずれも時間は18:00-20:00)
講義内容:(1)心電図の基本概念(心臓の正常脱分極過程,肢誘導と胸部誘 導の理解と正常波形),(2)異常心電図(臨床上重要な不整脈の診断と病的意義の判断, ST・Tの異常),(3)診断能力の高い心電図をとるために,(4)病例呈示による診断実習
会場:ライフプランニングセンター健康教育サービスセンター
参加費:会員4,000円,非会員6,000円テキスト代500円
定員:80名(定員になりしだい締切)
申込方法:電話で満員かどうかを確認の上,参加証送付先住所,氏名,職業,勤 務先名を明記し,参加費とともに現金書留で申し込む。なお,LPC会員は会員No.を明記すること
申込み先:〒102 東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館5階  ライフプランニングセンター心電図基本係
TEL(03)3265-1907

●放射線医学総合研究所
 第5回放射線看護基礎課程研修生募集 締切=5月31日

 放射線医学総合研究所養成訓練部では,放射線医療に関係する看護婦(士)を対象に,放射線の基礎, 人体に対する影響,防護,放射線診療患者の看護などについての基礎知識・技術を与え,看護婦(士)が 放射線に対する理解を深め,放射線に正しく対処することにより,放射線看護の向上を図ることを目的に, 第5回放射線看護基礎課程の研修生を募集している。
募集人員:20名
研修期間:7月1-4日
応募資格:看護婦(士)または准看護婦(士)の資格を持ち,放射線診療の業務に従事, または従事しようとする者。
申込み方法:所定の用紙(下記へ請求)に必要事項を記入の上,5月31日までに 研究所長あて(養成訓練部気付)提出。
連絡先:〒263 千葉市稲毛区穴川4-9-1 科学技術庁放射線医学総合研究所養成訓練部教務室
TEL(043)251-2111/FAX(043)251-7819

●1996年 医学書院看護学セミナー 開催案内

 毎回好評を博している『医学書院看護学セミナー』の今年の開催日程・会場および講師と 講演テーマが下記のように決まった。参加申込み方法は,本紙および医学書院発行看護系 雑誌などでその都度紹介する。なお,参加費は無料。
第102回:8月8日 佐賀市 佐賀県医師会メディカルセンター
〔講演〕質への転換-人間理解への教育をめざして[仮](国療東京病院附属看護学校副校長 関根龍 子)
〔定員〕450名
第103回:9月19日 長崎市茶L崎文化放送NCC&スタジオ
〔講演〕時代に生きる人として-social actionをともにおこそう(フリーライター 水間摩遊美)
〔定員〕500名
第104回:11月7日 新潟市 新潟市民プラザ
〔講演〕新時代。求められるマタニティケア[仮](出産教育者 戸田律子)
〔定員〕500名
《おことわり》当セミナーは,医学書院が独自に主催するもので,日本看護協会・日本看護 学会との共催ではありません。
申込み・問合せ先:〒113-91 東京都文京区本郷5-24-3 (株)医学書院PR部 『看護学セミナー』係
TEL(03)3817-5690/FAX(03)3815-7850

●実践・教育における看護診断:その有効性と限界 
 講演とセミナー開催案内
 11月3-4日/東京・ホテルイースト21東京

 アメリカにおいても臨床や教育における看護診断の使い方には賛否両論がある。そこで,看護診断の 近年の発展と現在の動向を踏まえ,看護診断の有効性と限界に関する有益な情報を得ることを目的に,ア メリカで実際に看護診断を用いる実践,研究,教育の分野で活躍している4人が,看護診断の臨床,教育 におけるその効用と問題点を理論的に展開する,講演と質疑応答を中心としたセミナーが,きたる11月3 -4日に東京のホテルイースト21東京で開催される。
プログラム
(1)開会挨拶(慈恵医大教授 高橋照子,イリノイ大 阿部俊子),(2)看護診断の歴史(ネブラスカ 大メディカルセンター ジュディス・ウォーレン),(3)アメリカの看護教育における看護診断(コロ ンビア大 メリー・O・マンディガー),(4)実践の場における看護診断の必要性(ナースプラクティ ショナー エリサ・ブラウン),(5)ラベリングとしての看護診断(イリノイ大 キャテイ・マーフィー), (6)パネルディスカッション:看護診断の有効性と限界
*2日間ともすべて同時通訳付き。
参加費:25,000円
定員:700名(定員になり次第締切る)
問合せ先:〒108 東京都港区芝5-29-22 ライオンズマンションフェリス三田308 フォーラムインターナショナル内 国際医学・看護学会議センター
TEL(03)3457-7716/FAX(03)3457-7723

●第1回日本看護サミット'96 in GIFU
 開催案内 6月13-14日/岐阜市

 第1回日本看護サミット'96 in GIFUが,(1)少子・高齢社会の中で果たす看護の機能と役割を公 に宣言することで,看護職自身の自覚と責任を喚起し,患者中心の看護が展開できる魅力ある職場作りを 推進する,(2)国民の健康の担い手としての看護職の社会的評価を高める,(3)看護職員に展 望を与え,離職防止を図ると同時に,看護職志望者の拡大確保を図ることを目的として,きたる6月13- 14日の両日,「21世紀の社会が求める看護-夢と感動を創造するナースたち」をテーマに, 岐阜市の長良川国際会議場で開催される。なお,最終日には大会宣言も行なわれる。
プログラム
〔基調講演〕世界の看護の動向と今後の課題(WHO看護担当官 Miriam J. Hirschfeld)
〔パネルディスカッション〕 病院看護分科会:看護職副院長のインパクト-先駆者たちのチャレンジ(コーディネーター=日本看護 協会常任理事 高橋美智,演者=東札幌病院 石垣靖子,聖路加国際病院 井部俊子,公立富岡総合病院  青木孝子,浦添総合病院 島袋豊子) 訪問看護分科会:地域社会が求める訪問看護(コーディネーター=北里大保健衛生専門学院副学院長  嶋崎佐智子,演者=東医歯大教授 川村佐和子,北海道総合在宅ケア事業団副理事長 千田徳子,若林訪 問看護ステーション管理者 加藤ハマ子,野洲町総合福祉保健センター健康対策課長 竹澤良子) ホスピス看護分科会:ホスピスケアと看護(コーディネーター=ホスピスケア研究会季羽倭文子,演者 =国立がんセンター東病院 丸口ミサエ,日本在宅看護システム 村松静子,上尾甦生病院 磯崎千枝子) 看護教育分科会:高等看護教育(看護大学)の果たす役割(コーディネーター=兵庫県立看護大学長  南裕子,演者=日赤看護大学長 樋口康子,千葉大教授 平山朝子,愛知県立看護大学長 波多野梗子, 聖隷クリストファー看護大学長 吉田時子)
〔シンポジウム〕21世紀の社会が求める看護(座長=厚生省看護課長 久常節子,シンポジスト=筑波 大教授 紙屋克子,フジテレビニュースキャスター 黒岩祐司,日本看護協会長 見藤隆子,岐阜県衛生 環境部 小田清一)
定員:2000名
参加費:無料
申込み方法:往復はがきによる予約制。往信面に氏名,施設名,住所,電話番号, および希望する分科会の参加希望順位,返信面に勤務先の住所,施設名,氏名を明記すること。 なお,受\付は4月1日より先着順で定員に達し次第締切る。参加の可否は返信はがきで連絡する。
申込み先:〒500 岐阜市神田町2-2 名鉄観光サービス(株)岐阜支店  日本看護サミット係
TEL(058)265-8101

●雑誌「看護管理」月刊化記念
 懸賞論文募集 締切=6月末日
「私たちの安全・安楽の工夫 - 看護用具の工夫・看護ケアの工夫」

 日常の臨床現場では,さまざまな看護用具や看護ケアの工夫がされています。院内研究発表会をはじ め,看護系学会での発表など,看護用具やケアに関する工夫は興味を抱かせます。すでに商品として売り 出されているものもあります。
 そこで弊社では,「看護管理」誌の月刊化を機に,上記テーマの懸賞論文を募集する ことにいたしました。日常の繁忙な中でも,看護用具やケアの工夫をされているナースの方々の努力に, 少しでもお役にたちたいと考えております。   医学書院

懸賞内容 優秀(1編):賞金30万円 佳作(2~3編):賞金10万円
応募要領
〔応募資格〕臨床で看護用具や看護ケアの工夫をされているナース(個人・グループいずれも可)
〔原稿枚数〕400字×15枚(図・表を含む),写真は別途最大6枚まで,ワープロ原稿歓迎(1行22字で 印字した原稿を添付,使用機種明記のこと)
〔内容〕(1)工夫の動機,(2)工夫・開発までの背景,プロセス(事前の調査,開発グループの組織など), (3)対象患者とセールスポイント,(4)用具の作り方,材料,費用,あるいはケアの手順,(5)使ってみて,実 施してみて,どうだったか(改良点,看護者の評価,患者の評価)
〔締切〕1996年6月末日
〔発表〕「看護管理」誌の1996年10月号誌上に入選発表と佳作以上の論文を掲載
〔審査委員〕川島みどり(健和会臨床看護学研究所長),西元勝子(滋賀医大看護学科教授), 「看護用具の工夫」検討委員会(医学書院「看護管理」編集室)
〔その他〕(1)未発表論文に限ります,(2)応募論文は返却しません,(3)応募論文の版権は弊社に帰属しま す。
あて先:〒113-91 東京都文京区本郷5-24-3 (株)医学書院「看護管理」編集室 懸賞論文係


●看護診断にもとづく看護治療の進展-理論と実践
 講演とセミナー 開催案内
 7月27-28日/千葉市・幕張メッセ
 7月30-31日/堺市・リーガロイヤルホテル堺

 看護治療学の発達と重要性,看護診断治療分類(NIC)の発展と有効性,および臨床看護記録に関連 したモデルと問題の概念を含めた実践でのNIC用法を学ぶことを目的とする,「看護診断にもと づく看護治療の進展-理論と実践」の講演とセミナーが,東京会場ではきたる7月27-28日に千葉 市・幕張メッセで,大阪会場は7月30-31日に堺市・リーガロイヤルホテル堺で開催される。なお,2日間 ともすべて同時通訳付き。詳しいことは下記まで。
プログラム
(1)看護治療学の発達と重要性(阪大教授 早川和生),(2)看護診断治療分類(NIC)の発展(アイオワ大教授  J.マックロスキー),(3)研究方式に焦点をあてたNICの発展と有効性 (アイオワ大助教授 G.ブレチェク),(4)コンピュータ化と臨床記録に関連したモデルと問題 の概念を含めた実践でのNIC用法(J.マックロスキー),(5)教育面におけるNICの活用方法:臨 床専門家団体によって定義された主要な治療方法の報告(G.ブレチェク),(6)NICおよび標準化 された用語を使っての効果的な方法:5分野でのNIC実践経験を踏まえて(J. マックロスキー,G. ブレチェ ク)
問合せ先:〒108 東京都港区芝5-29-22 ライオンズマンションフェリス三田308 フォーラムインターナショナル内 国際医学・看護学会議センター 「看護診断にもとづく看護治療の進展」係
TEL(03)3457-7716/FAX(03)3457-7723