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JJNスペシャル

1996年06月号 (通常号) ( No.51)
がん患者の痛みのマネジメント
編集:武田 文和・渡辺 孝子

がんの痛み、あきらめていませんか?
「がんの痛みはほぼ完璧に取り除ける」。これは今や医学的常識です。しかし、医療者側にまだ残る除痛に対する認識不足やモルヒネへの警戒心から、無用な痛みのために自分らしいQOLを保てないまま日々を送っている患者さんがいるとすれば、残念なことです。

JJNスペシャル No.51では、患者さんのQOL回復を具体化する総合的ながん疼痛ケアを提案します。複雑ながんの痛みを全人的に理解するとはどういうことなのか、治療の流れの中でどう痛みをアセスメントすればよいかなど、がん疼痛ケアに欠かせない基礎知識から、鎮痛薬の正しい理解、痛みを持つ患者・家族への援助、ケアマネジメントの豊富な展開例など、臨床現場で対応するためのノウハウを満載しています。

がんの痛みに苦しんでいるあの患者さんが笑顔を取り戻せるように、もっと力がほしい――そんな意欲的なあなたに、本書をお送りします。


【CONTENTS】
■がん患者の痛みの解決にむけて
がんとはどんな病気か/がん患者に起こる痛みとは/がん患者の痛みのマネジメントとは/がん患者とインフォームド・コンセント

■がんの痛みの発生機序と痛み症候群
がんの痛みのメカニズム/がん患者の部位別の痛み症候群

■アセスメントのための基礎知識
痛みを持つがん患者の特徴/がん患者の痛みのアセスメント

■がん患者の痛みの治療法
痛み治療の基本原則/鎮痛薬の種類と使い方/モルヒネによる除痛/鎮痛補助薬の使い方/放射線治療/神経ブロック/脳神経外科的治療法/鍼灸治療

■痛みを持つがん患者の看護
がん患者の痛み治療における看護婦の役割/がん患者の痛みを緩和させる看護ケア/日常生活への援助/家族への支援と指導/在宅がん患者の痛み治療

■がん患者の痛みのマネジメントの実際
事例1 短期間でスムーズに痛みがコントロールされた事例/事例2 モルヒネの大量投与と放射線治療を併用した事例/事例3 モルヒネの長期投与を行なった事例/事例4 長期モルヒネ投与を中止できた事例/事例5 モルヒネと鎮痛補助約の併用が奏功した事例/事例6 訪問看護により在宅でQOLを維持できた事例/検討事項――目的どおりに効果があがらないときには

■痛み以外の症状のコントロール
対応の基本/全身倦怠感/呼吸困難/嘔気・嘔吐/腹部膨満感/不眠

商品写真
定価 2,160円
(本体2,000円+税8%)
(品切中)