助産雑誌 Vol.76 No.5
2022年 10月号

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共働き世帯が全世帯の6割を超え,働く女性の中では第1子出産後も継続して就労する割合が5割を超えています。助産師が出会う妊産婦の多くが「働く女性」であり,パートナーも就労している「共働き家庭」です。これらの家庭は,妊娠・出産・育児において,専業主婦やその家庭とは異なるニーズと困難を抱えることになります。出産や育児のために準備することや,必要とする情報も異なります。
本特集では,「共働き家庭を対象とした出産準備・育児教室に追加したい内容」を念頭に,助産師の専門分野(助産・医学情報や育児技術)以外の情報をまとめました。対象のニーズを捉え,的確な情報提供と支援につなげるために,助産師がアップデートしたい内容や考え方をご紹介します。

ISSN 1347-8168
定価 1,980円 (本体1,800円+税)

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特集 共働き家庭のための出産準備アップデート

データで見る 共働きカップルの意識と現状──「育児と仕事の両立」の実際とうまくいくための工夫とは?
監修 山谷真名

働く女性が抱える「子育てと仕事の両立不安」を解消する
堀江敦子

共働き家庭が知っておきたい妊娠・出産・育児に関する制度とお金の話
井戸美枝

「保活」と復職支援のポイント
貫名 茜

「特権」から考える 家庭内の不平等の解決法
出口真紀子


■特別企画 家族で育児をするための産後の計画づくり アフターバースプランをやってみよう!
アフターバースプランをやってみよう
青野有紀子/山下梨江子

アフターバースプランをやってみた!──経験者の声から学ぶ意義と実践ポイント
渡邊千夏/青柳早祈/佐藤愛子/梶岡智佳子/髙崎若奈

■実践報告
産科・周産母子センターにおけるグリーフケアの取り組み──委員会活動の実際と今後の課題
太田 絢/鎌田展子/三上薫子


●表紙リレー連載 出産写真家が撮るお産と家族の風景[5]
NO BABY, NO FUTURE
きくちさかえ

●日本の乳信仰 総論[5]
おっぱい神社・おっぱい寺・乳銀杏・乳地蔵・乳神様を記録する──資料にみる乳信仰とその存続・今後の課題
おっぱい神社等を記録するワーキンググループ

●未来の助産師を育てています わたしたちの教育現場[74]
静岡県立看護専門学校 助産学科

●りれー随筆[448]
成人教育をきっかけにつながる縁
坂本和代

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