特集 多疾患併存患者への在宅ケアの展開――シナリオで学ぶ「バランスモデル」
もっと見る
2型糖尿病、慢性心不全、骨粗鬆症、認知症、
変形性膝関節症を併せ持っている人──。
こうした主たる慢性疾患を複数抱える療養者の存在は
決して珍しいものではありません。
多疾患併存の状態(=マルチモビディティ)に対しては、
単一疾患を念頭に置いたアプローチではなく、
総合的に関わっていく必要があります。
しかし、「総合的」といってもどのようなことを
考慮すればよいのでしょうか?
本特集では、「多疾患併存」であることによって生じる
リスクや負担について解説。
その上で、「本人の能力」と「治療負担」に注目する
「バランスモデル」という考え方を軸とした、
多疾患併存患者へのケアについて学びます。
ISSN | 1341-7045 |
---|---|
定価 | 1,650円 (本体1,500円+税) |
- 品切れ中
- 電子版1号売り( 医書.jp )
更新情報
-
更新情報はありません。
お気に入り商品に追加すると、この商品の更新情報や関連情報などをマイページでお知らせいたします。
- 収録内容
収録内容
開く
医書.jpにて、収録内容の記事単位で購入することも可能です。
価格については医書.jpをご覧ください。
■総論
今、在宅高齢者の「マルチモビディティ」へのケアが求められている――「バランスモデル」をケアに活かす
大浦誠
■解説
シナリオで学ぶ「バランスモデル」の実践
① 大学病院にも通院する在宅患者
② たくさん出てきた薬剤
③ 生活指導もほどほどに
④ サポートの存在
⑤ レジリエンスを高める
補論 バランスモデルを、四則演算モデルで補強する
大浦誠
●まちケアプロジェクト探訪記 5
「福祉」を起点に自分の住むまちをよくする方法って!?――ミノワホーム・カミヤト凸凹保育園・春日台センターセンター(予定地)を訪ねて
堀田聰子/西上ありさ/密山要用
●在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に! 145
心豊かに穏やかに看取る(後編)
秋山正子
●在宅療養生活支援の見える化の試行 3
訪問看護の対象を見える化する
川村佐和子/酒井美絵子/蒔田寛子/尾﨑章子/中野康子
●訪問看護師のための判断力トレーニング 10
訪問看護における判断エラーと認知バイアス
清水奈穂美
●スペシャリストの現場思考 4
摂食嚥下障害看護
増田翼
●訪問看護BCPプロジェクト 3
STEP2 リスクアセスメント
山岸暁美/岩本大希/金坂宇将/平山司樹/藤野泰平
●そういえば、私がん患者だった 2
世界が灰色に見えた。でも、色彩の世界につなぎとめてくれる人々
濵本千春
●往復郵便 7
出すぎたり出てくれなかったり
頭木弘樹/榊原千秋
更新情報
-
更新情報はありません。
お気に入り商品に追加すると、この商品の更新情報や関連情報などをマイページでお知らせいたします。