保健師ジャーナル Vol.77 No.1
2021年 01月号

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現代社会には,さまざまな差別や偏見が今なお,根強く存在する。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で見られたように,これまでも感染症や東日本大震災における放射線災害など,公衆衛生に関わる場面において,深刻な差別と偏見が起きている。そこで本特集では,改めて差別と偏見のメカニズムに迫るとともに,これまでの事例を通じて,差別や偏見への対応や支援のあり方を考える。

ISSN 1348-8333
定価 1,650円 (本体1,500円+税)

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差別や偏見はなぜ起こるのか?
北村英哉

感染症との共生を考える――エイズにおける偏見・差別と“Living Together”による啓発から
市川誠一

福島第一原子力発電所事故被災者に対する差別――放射線被害への差別と被害矮小化の狭間で
崔 炯仁

複合災害による差別・偏見がある中での保健師活動
伏見香代

「津久井やまゆり園」入所者殺傷事件に見る,障害者差別・偏見を生み出す背景
松本俊彦

ハンセン病差別と保健師活動
木村哲也


■創刊70周年記念座談会
保健師の歩みを支える力――これまでとこれから
大木幸子,平野かよ子,澁谷いづみ

■活動報告
地域住民・自治体・大学の連携による地域貢献活動
「東京大学ふみのみやこ倶楽部」
藤﨑万裕,本田千可子,加藤たか子,中山みずほ,三島直子,次郎丸奈美,大谷温子,篠原真純,角川由香,寺本千恵,岩崎りほ,成瀬 昂,山本則子


●行動変容を導く ナッジの利いた保健活動・1
なぜ,今ナッジなのか?
髙橋勇太,村山洋史,竹林正樹

●時代が求める!保健師記録の仕組みづくり 記録を生かした人材育成と情報開示の捉え方・1
保健師記録のシステムを活かした人材育成――データヘルス時代を迎えて
栁澤尚代,清水洋子,菅原京子,吉本照子

●あるある事例で考える 保健師のための倫理 知れば広がる個人情報利活用と学会発表・1
健診データを使って学会発表することはできる?
鳩野洋子,岡 順子,緒方文子,後藤智江,嶋津多恵子,住徳松子,松尾和枝,藤野善久

●保健活動の現場を変えるEBPH エビデンスの探し方と活用の仕方・1
「EBPH」とその特徴
連載のはじめに
小林真朝

●ポジティブな地域づくりを考える ポジティブ心理学×公共哲学から見る公衆衛生活動・10
人生の意味と実存
島井哲志,小林正弥

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