■序説
早期胃癌内視鏡治療と適応
小野 裕之

■主題
早期胃癌EMR/ESDの絶対適応病変を決定するための術前内視鏡診断と問題点――組織型と大きさ
金坂 卓・他

早期胃癌EMR/ESDの絶対適応病変を決定するための術前内視鏡診断と問題点――台状挙上所見を用いた通常色素内視鏡診断による早期胃癌の深達度診断
宮岡 正喜・他

早期胃癌EMR/ESDの絶対適応病変を決定するための術前内視鏡診断と問題点――深達度診断――EUS
辻井 芳樹・他

早期胃癌EMR/ESDの絶対適応病変を決定するための術前内視鏡診断と問題点――消化性潰瘍合併の診断
平澤 大・他

ESD治療の困難な病変の臨床的特徴と対策
笹部 真亜沙・他

高齢者早期胃癌に対するEMR/ESDの適応拡大
伊藤 信仁・他

EMR/ESD標本の病理学的評価とその問題点――病理診断の立場から
二村 聡・他

内視鏡的根治度B，C症例の長期予後――eCura systemの妥当性も含めて
塩月 一生・他

■主題研究
特殊型胃癌pT1bの臨床病理学的取扱い
春日 健吾・他

■主題症例
術前の内視鏡治療適応の判断と根治性の評価が困難であった組織混在型早期胃癌の1例
今村 健太郎・他

早期胃癌ESD治癒切除（eCura A）から3年5か月後にリンパ節転移再発を来した1例
諏訪 哲也・他8

前庭部の亜全周性早期胃癌に対するESD後，狭窄と変形により通過障害を認めて外科手術を要した1例
泉本 裕文・他

■追悼
西元寺 克禮君を悼む
八尾 恒良

西元寺 克禮名誉教授――医局員を代表して
木田 光広