投稿規定
(2023年 4月改訂)
論文の種類
本誌では「症例」,「研究」,「胃と腸ノート」,「Letter to the Editor」の投稿を受け付けています.
他誌へ発表中,または投稿中,自らあるいは第三者のホームページに収載または収載予定の論文はお断りします.
論文の採否
編集委員会で査読者(外部査読者を含む)を選定し、掲載の採否を決定します.査読の結果,修正,削除,加筆などをお願いすることがあります.
また規定枚数を超過した場合は査読に先立ち短縮をお願いすることがあります.
個人情報の保護
個人情報保護の観点から、ご執筆に際しては、論文内での症例呈示において患者様個人が特定できないようお願いします。基本的には外科関連学会協議会の「症例報告を含む医学論文及び学会研究会発表における患者プライバシー保護に関する指針」(https://www.jsgs.or.jp/modules/gaiyo/index.php?content_id=19)に準じていただき、年齢・性別は記載しても、検査・施術などの年月日は(年・月のみとして)日にちを記載しないなどご配慮ください。また、X線・内視鏡などの臨床画像、マクロ像・ミクロ像などの病理画像を使用する場合は、患者名・検査・施術年月日だけでなく標本番号を黒く塗るなどご配慮ください。
研究倫理の遵守
ヘルシンキ宣言(2013年ブラジル改訂版)(https://www.wma.net/policies-post/wma-declaration-of-helsinki-ethical-principles-for-medical-research-involving-human-subjects/)に照らし,該当する倫理審査委員会の承認を得てください。また,動物研究については文部科学省「研究機関等における動物実験等の実施に関する基本指針」(https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/06060904.htm)に準拠してください。
利益相反の開示
論文の内容に関して利益相反がある場合はタイトル頁に明記してください。特に研究に関して資金提供,雇用関係などによる利益相反がある場合には,関係した営利目的の企業・団体名を明記してください。
論文の形式
- 「研究」
論文は目的,方法,成績,結論などを明瞭に記載してください. - 「症例」,「研究」
和文要旨(300字以内),Key Words(日本語で5語以内)と英文要旨(和文要旨相当量)を付けてください.
執筆者名,所属施設名も英文表記を付してください. - 「胃と腸ノート」
研究成績を速報することを目的としたもので,和文要旨,英文要旨は不要です. - 「Letter to the Editor」
誌掲載論文に対する読者からの学術的な質問・意見を受け付けます.
対象論文の執筆者からの回答・意見を掲載する場合もあります.
投稿者は1名とし,800字以内におまとめください.
投稿は原則として1論文に対し1回のみです.
なお,採否の理由などについてのお問い合わせには応じられません.
論文の規定
欄名 | 本文(400字×) | 執筆者 | 図・表 | 和文要旨 | 英文要旨 |
---|---|---|---|---|---|
研究 | 10枚以内 (文献を含む) |
16名以内 | 10枚以内 | 300字以内 (Key Words 5語以内) |
和文要旨 相当量 |
症例 | 10枚以内 (文献を含む) |
16名以内 | 8枚以内 | ||
胃と腸ノート | 3枚以内 (文献を含む) |
2枚以内 | 不要 | 不要 | |
Letter to the Editor | 2枚以内 | 1名 | 不要 | 不要 | 不要 |
論文の書き方
- 20×20字(400字)を1枚とし横書,新かなづかいを用い,専門用語を除き原則として常用漢字を使用してください.
送りがななど,多少手を加えさせていただくことがあります. - 度量衡の単位はmm,ml,l,mg,kgなどとしてください.
- 文中の外国人名,化学品名(薬品名は一般名を用いる)などは原語表記し,固有名詞およびドイツ語名詞の頭文字は大文字にしてください.
- 論文中,反復する語には略語を用いて差し支えありませんが,初出のときは省略しないでください.
- 執筆者はICMJE基準(http://www.icmje.org/recommendations/browse/roles-and-responsibilities/defining-the-role-of-authors-and-contributors.html)を満たした16名までとし、校正時に役割をご教示ください.16名を超える場合は原稿に理由を付記してください.
図・表について
- 原稿は審査のため図・表を含め2セットお送りください.原稿は掲載後に返却いたします.
- 写真は,微細所見が判読できる明瞭なプリントあるいはスライドをお送りください.
写真のオリジナルがデジタルデータの場合はCDなどにコピーしてお送りくださっても結構です.
読者の理解の助けになるよう,写真中にはできるだけ矢印などを入れてください. - 図・表の説明文は和文とし,図・表とは別にまとめてください.
文献について
- 文献は本文末尾に引用順に記載してください(多くとも20点程度にしてください).
- 著者名は3人まで記し,それ以上は「,他」または「,et al」としてください.
- 欧文誌名はPubMed,和文誌名は医学中央雑誌収載誌目録の省略法に準じてください.
- 文献の記載法は下記の例に準じてください.
- 【雑誌】
著者名.論文タイトル.雑誌名 巻数 : 始頁-終頁,発行年- 例①
八尾恒良,櫻井俊弘,有馬純孝,他.X 線・内視鏡所見からみたCrohn病の術後経過.胃と腸 26 : 627-642, 1991. - 例②
Jacob P, Kahrilas PJ, Desai T, et al. Natural history and significance of esophageal squamous cell dysplasia. Cancer 65 : 2731-2739, 1990
- 例①
- 【書籍】
(論文著者名.論文タイトル.)書籍編者名.書籍名.発行所,発行都市,始頁-終頁,発行年- 例①
中村恭一.大腸癌の構造.医学書院,pp 92-106, 1989 - 例②
渡辺英伸.小腸・虫垂・大腸.田中健蔵(監),遠城寺宗知(編).病理学,5版.医学書院,pp 571-599, 1989 - 例③
Eisenberg RL. Gastrointestinal Radiology― A Pattern Approach, 2nd ed. JB Lippincott Co, Philadelphia, pp 509-510, 1990 - 例④
Bayless TM. Prognosis of idiopathic inflammatory bowel disease. In Kirsner JB, Shorter RG(eds). Inflammatory Bowel Disease. Lea and Febiger, Philadelphia, pp 747-763, 1988
- 例①
- 【雑誌】
転載について
他の文献より文章・図・表などを転載される場合は,あらかじめ著作権者の了解を得てください.その際,原著者との交渉は執筆者にてお願いいたします.
それらには出所(著者,タイトル,誌名,発行所,巻数,頁,発行年)を明示してください.転載許諾願いの参考フォーマットをご参照ください.
著作権譲渡について
本誌に掲載する論文(著作物)の複製権,上映権,公衆送信権(送信可能化権含む),翻訳・翻案権,貸与権,譲渡権等は医学書院に譲渡をお願いします.これは,オンラインでの雑誌閲覧や文献配信サービスが整備された場合など,様々な形態で読者に情報を届けるために必要な著作権法上の手続であるためです.またこれにより,第三者による論文(著作物)の無断配信,無断転載等に対して,弊社が代理人として違法行為を摘発することが可能となります.当該譲渡は著作者ご自身の権利を拘束するものではありませんが,再利用される場合には事前に弊社にご一報くださいますようお願いします.
校正・別刷について
校正は著者校正を1回行います.掲載論文の著者には掲載誌1部および別刷30部を無料贈呈します.
論文送付先
〒113-8719
東京都文京区本郷 1-28-23
株式会社 医学書院 「胃と腸」編集室 投稿論文係
「今月の症例」症例募集
「今月の症例」欄はX線,内視鏡写真など形態学的所見が読めるようにきちんと撮影されている症例の掲載を目的としています.珍しい症例はもちろん,ありふれた疾患でも結構ですから,見ただけで日常診療の糧となるような症例をご投稿ください.
- 投稿規定
- 原則として1症例につき3頁以内におさまるように,症例のあらましとX線,内視鏡,超音波,CT,病理などの画像とその読影ポイントをまとめてください(写真10枚程度,文章1,000字程度).
- 典型例では文献は必要ありませんが,比較的珍しい症例では2~3編の文献をつけてください.
- 要旨,英文抄録は不要です.
- 投稿規定
- 編集委員会で採否を決定し,採用順に掲載します.
- 送付先
〒113-8719
東京都文京区本郷 1-28-23
株式会社 医学書院 「胃と腸」編集室 「今月の症例」係