助産雑誌 Vol.74 No.6
2020年 06月号

ISSN 1347-8168
定価 1,650円 (本体1,500円+税)

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医療現場では専門分野が細分化され,医療技術もめまぐるしく進歩しています。少子化,ハイリスク分娩の増加など,助産師を取り巻く状況も変化しています。また,多様な生き方や考え方が尊重される時代にあって,分娩や育児に対する女性の考え方はもちろん,支援の求め先も多様化しているでしょう。助産師は今,岐路に立っているとも言えます。
その流れの中で,助産師のみに許された「助産」という専門性は,どのように発揮されているのでしょうか。そもそも助産の専門性とは,いったいどのようなものを言うのでしょうか。本特集では二つのテーマ「無痛分娩」と「産後ケア」を選び,対談を通して,答えを見つけるヒントを探していきたいと思います。


■特集1 「助産」とは何か 改めてその専門性を問う
[対談(1)]
無痛分娩を通して助産を問う
田辺 けい子/水尾 智佐子
[対談(2)]
産後ケアを通して助産を問う
宮下 美代子/市川 香織



■特集2 助産師の新たなアプローチ
 子どもを持つ女子受刑者の出所後も含めた支援とケア
[座談会]
女子受刑者に対する助産師の役割や支援の課題
望月 明見/鈴井 江三子/岩本 美佐子
「女子施設地域連携事業」の概要と助産師による女子受刑者への支援
西田 麻衣子
コラム
 期待される助産師の役割
堂本 暁子
刑務所における母親としての気持ちを支える援助
 受刑後の親子再統合につなげるために
望月 明見
子どもの育ちと親の刑務所収容
 子どもの権利から考える
後藤 弘子
ダルク女性ハウスの「子どもプログラム」
 子どものための居場所をつくる
『助産雑誌』編集室



■Focus
「母子のための地域包括ケア病棟のモデル事業」の推進(1)
 モデル事業の内容解説:日本看護協会から
井本 寛子
「母子のための地域包括ケア病棟のモデル事業」の推進(2)
 春日井市民病院における取り組み
中橋 香那子



続・いのちをつなぐひとたち[18]
フランス・ドゥ・ヴァールさん&井上裕美さん

宝物,教えてください[52]
矢島助産院の子宝草
大田 えりか
ワタナベダイチが解説!両親学級アイスブレイク集[3]
こんな時,どんなアイスブレイク?
 こんな人だと聞きました
渡辺 大地
現場が変わる! チームに働きかける母性看護 CNSの実践 現象学的分析編[2]
「何かおかしい,あれ,この人どうしたんだろう?」
 実践場面における問い
村上 靖彦
未来の助産師を育てています わたしたちの教育現場[62]
兵庫県立総合衛生学院 助産学科

りれー随筆[425]
助産師フォトグラファーとしての想い
出野 爽香

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