BRAIN and NERVE Vol.72 No.5
2020年 05月号

ISSN 1881-6096
定価 2,970円 (本体2,700円+税)

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多発性硬化症(MS)は日本でも患者数が着実に増えており,疾患修飾薬として既に6剤が使用可能となっている。しかし,欧米で使用可能となっている薬剤がすべて日本に上陸している状況にはなく,診断・治療においてはいまだ大きな問題を抱えたままである。本特集では疫学,診断基準,画像,認知機能障害,治療という多角的な視点から,現時点の最新知見をエキスパートに解説していただく。
特集の意図[PDF]

多発性硬化症の疫学-多発性硬化症は本当に増えているか
越智 博文
多発性硬化症の診断基準-McDonald診断基準2017を読み解く
中島 一郎
多発性硬化症のMRI
 -診断ツール,バイオマーカー,副作用モニタリングツールとしての役割
三木 幸雄
多発性硬化症における認知機能障害-どのように評価して対応するか
新野 正明,宮崎 雄生
今後の多発性硬化症治療の方向性-新規疾患修飾薬が加わって
近藤 誉之



■総説
アミロイドβ,タウの脳間質液濃度への影響要因
栗原 正典,他
素潜りに伴う中枢神経障害
合志 清隆,他



症例報告
脳脊髄液中のJCV-DNA遺伝子検査が2回とも陰性であったが,
 開頭脳生検で診断確定したHIV関連進行性多巣性白質脳症の1例
北崎 佑樹,他
学会印象記
INS 2020-The International Neuropsychological Society 48th Annual Meeting
重宗 弥生

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