投稿規定

(2022年12月改正)

投稿内容

投稿論文は,内視鏡外科学の進歩に寄与する創意に富んだもので,他誌に発表されていないものに限る. 投稿にあたっては「利益相反自己申告書兼投稿にかかる誓約書」(PDFファイル)で利益相反(COI)事項を明らかにし, 二重投稿でないこと,ならびに掲載された論文の著作権を日本内視鏡外科学会に譲渡することを誓約する.著者全員が署名・捺印し,原稿に添付すること.

投稿資格

著者(共著者)は本学会の会員に限る.ただし編集委員会において承認された場合はこの限りでない.

論文の採択

投稿論文の採否は編集委員会の審査によって決定し,受理年月日を記載する.

原稿の様式

  1. 投稿論文は,「原著」 「総説」 「症例報告」 「手術手技」 「私の工夫」 「短報」 「video articles」の7種類とし,その種別を明記すること.
  2. 「原著」 「総説」 「症例報告」 「手術手技」 「私の工夫」 「短報」の様式は,①和文の題名・所属施設名・著者名・全著者の会員番号・論文指導責任者名(corresponding author)およびその連絡先(住所,電話番号,E-mailアドレス),②和文要旨(300字以内),検索用語(原則として日本語),③英文の題名・所属施設名・著者名,英文要旨(250語以内),④本文,⑤文献,⑥図表の順に,それぞれページを変えて記述する.
  3. 「video articles」は,教育的な症例,独自の手技の工夫,術中合併症への対応症例,困難症例などを動画で紹介することを主眼とし,合計5分以内の動画に音声または字幕で解説を加える(動画は解像度 5Mbps,サイズ 500MBまでとする).動画のほかに用意する文字原稿は,①和文の題名・所属施設名・著者名・全著者の会員番号・論文指導責任者名(corresponding author)およびその連絡先(住所,電話番号,E-mailアドレス),②検索用語(原則として日本語),③英文の題名・所属施設名・著者名,④要旨(ビデオ内容の要点をごく簡潔に100字程度にまとめる)④本文,(⑤文献:必要時のみ記載)の順に,それぞれページを変えて記述する.

著者の人数

著者は,「原著」 「総説」は8名以内,「症例報告」 「手術手技」 「私の工夫」 「短報」 「video articles」は6名以内とする.

原稿の書き方

  1. 原稿は,横書き・A4判800字詰(32字×25行)とする.特殊な文字,記号などは正しく記載する.
  2. 現代仮名遣いにしたがい,医学用語を除き常用漢字を使用する.内視鏡外科に関する用語は,学会ホームページ掲載の「内視鏡外科学用語集」に準拠すること.
  3. 度量衡はCGS単位に限る.
  4. 外国人名,薬品名などの科学用語は,原語を用いること.固有名詞,ドイツ語名詞の頭文字は大文字とする.
  5. 論文にしばしば繰り返される語は略語を用いてもよい.ただし,初出のときは完全な用語を用い,以下に略語を使用することを明記する.
    • 例1) 迷走神経切離術(以下,迷切術)
    • 例2) hepatocellular carcinoma(以下,HCC)
  6. 統計処理を行った際は,検定法と有意水準を明記する.
  7. 文献検索を行った際は,検索方法,キーワードおよび検索期間を明記する.
  8. 臨床研究や,薬剤・製品の適応外使用などに関しては,被験者からのインフォームド・コンセント,および施設内倫理委員会などから承認が得られていることを明記する.動画については,匿名化に十分に留意し,患者から同意を得ていることを明記する.保険収載されていない術式に関しては,自施設で倫理審査を受けていることを必須とする.
  9. 図,表の引用は,該当文章の末尾に挿入する.
  10. 「原著」の本文は,はじめに,対象および方法,結果,考察,おわりに,の順に記述する.
  11. 「総説」の本文は特に形式を定めないが,適宜見出しを入れて記述する.
  12. 「症例報告」の本文は,はじめに,症例,考察,おわりに,の順に記述する.
  13. 「手術手技」の本文は,はじめに,対象および手術手技,成績,考察,おわりに,の順に記述する.
  14. 「私の工夫」の本文は,はじめに,症例,成績,考察,おわりに,の順に記述し,独自に考案した手術手技,器具・器械の紹介を主眼とする.
  15. 「短報」の本文は,はじめに,症例(対象および方法,対象および手術手技),(結果),考察,おわりに,の順に記載する.
  16. 「video articles」の本文は,症例(手技)の要点,症例(対象および手術手技),考察,の順に記載する.
  17. 原稿の本文には必ず行数・頁数を付すこと.

和文要旨

「原著」 「総説」 「症例報告」 「手術手技」 「私の工夫」 「短報」には,300字以内の和文要旨をつけること.要旨は抽象的記述を避け,目的,方法,成績,結論などの具体的な数字,内容を簡単にまとめる.「video articles」には,100字以内の和文要旨(ビデオ内容の要点を簡潔にまとめる)をつけること.

英文要旨

和文要旨と同内容の要旨(A4判,行間ダブルスペース250語以内)とする.題名,所属施設名,著者名は250語に含めない.

検索用語(キーワード)

原則としてすべて日本語とし,「原著」 「総説」 「症例報告」 「手術手技」 「私の工夫」 「短報」 「video articles」ともに3個以内とする.検索により目的の論文が確実に探し出せるように的確なものとする.

枚数制限

  1. 「原著」は,本文6,000字以内,図表10枚以内とする.
  2. 「総説」は,本文6,000字以内,図表10枚以内とする.
  3. 「症例報告」は,本文4,000字以内,図表5枚以内とする.
  4. 「手術手技」は,本文3,200字以内,図表10枚以内とする.
  5. 「私の工夫」は,本文3,200字以内,図表10枚以内とする.
  6. 「短報」は,本文2,000字以内,図表2枚以内とする.
  7. 「video articles」は,本文1,000字以内(図表を付す場合は1点400字に換算して本文に含める)とする.

文献

  1. 文献は文中に肩付けした引用番号順に配列する.
  2. 著者は3名まで明記し,それ以上は「他」または「et al」とする.
  3. 雑誌略記は医学中央雑誌刊行会,Index Medicusに準ずる.
  4. 文献の記載順序
    • 雑誌:
      引用番号,著者名,題名,雑誌略記,巻,頁,西暦年号の順に記載する.
      • 1) 浅海信也,井谷史嗣,中野敢友,他:腹臥位食道切除術における眼圧変化.日鏡外会誌 17 :311-316, 2012
      • 2) Sakai Y, Nomura A, Masumori K, et al : Recent interpretations of Denonvilliers' fascia and the lateral ligament of the rectum. Asian J Endosc Surg 2 : 8-12, 2009
    • 単行本:
      引用番号,著者名,書名,(巻),(版),発行所,発行地,頁,西暦年号の順に記載する.
      • 1) 明楽重夫:腹腔鏡手術スキルアップ・シリーズ産婦人科(1)基礎編.ベクトル・コア,pp 151-160, 2006
      • 2) 若林 剛:内視鏡外科手術の基本手技.若林 剛(監修),佐々木 章(編):ステップアップ内視鏡外科手術.医学書院,pp 2-9,2012
      • 3) Reuter HJ : Atlas of urologic endoscopy :Diagnosis and treatment. Georg Thieme Verlag, Stuttgart, pp 138-139, 1987
      • 4) Kitano S, Shiraishi N : Laparoscopic approaches to gastric cancer. in Greene FL, Heniford BT (Eds) : Minimally invasive cancer management. Springer, New York, pp 113-125, 2010

図(写真)および表

  1. 図,表の題名,内容,説明文はすべて日本語とする.各図表には,図1,図2,表1,表2など番号を明記すること.
  2. 写真(JPG,TIFFなどの汎用フォーマットとする)はトリミングして1枚あたりL判(12.7×8.9cm)程度の大きさとし,解像度は350dpi程度とする.複数枚の写真を組み合わせて1つの図とする場合,それぞれの写真が上記の大きさ・解像度を満たすこと.オリジナルがカラーの写真はカラーで提出すること.
  3. 画像に矢印や文字を入れる場合,画像に直接埋め込まずMicrosoft 社のWord やPowerPoint などの汎用ソフトを用いて作成すること.

動画

  1. 「原著」 「総説」 「症例報告」 「手術手技」 「私の工夫」 「短報」には,付録として動画を掲載することができる.ただし,付録動画は論文の補足であり,論文は単独でその内容が完結したものとする(本文内に「動画1」などは付さない).査読の際に,動画の有無やその内容,質を判定の材料にはしない.「video articles」は,動画を主体とするものであり,本規定の対象としない.
  2. 動画のサイズはWebでの閲覧に耐えうる大きさとし,ファイル形式は,Windows,Mac,Android,iOSで再生可能なmp4で作成する.BGMなどは入れず,他者の著作権・肖像権などを侵害しないものとし,匿名化に必要な画像処理を必ず行う.動画の長さは全体で5分以内,解像度は5Mbps,サイズは500MBまでにおさめる.

校正

原則として1回,著者校正を行う.

原稿および記録メディアの返却

掲載済みの原稿および記録メディアは原則として返却しない.

掲載料

  1. 「原著」 「総説」 「症例報告」 「手術手技」 「私の工夫」 「短報」 「video articles」とも無料とする.ただし,規定枚数をオーバーした場合は,仕上がり1頁につき20,000円を負担する.
  2. 別刷は実費負担とする.

特別有料掲載制度

  1. 早期掲載を希望する場合は,投稿時に制度利用を求める旨とその理由を明記する.当該論文に対しては,編集委員会にて,その採否とともに制度利用の可否についても審議する.
  2. 特別掲載料として,仕上がり1頁につき20,000円を著者が負担する.

原稿送付部数

原稿(図表も含む)1 部とそのデータを記録したメディア(CD-R,USBなど)を送付すること.
なお,書留もしくは簡易書留にて送付することが望ましい.

原稿送り先

〒113-8719 
東京都文京区本郷局私書箱5号
(株)医学書院「日鏡外会誌」編集室

利益相反について

論文の末尾(文献の前)に,原稿内に論じられている主題または資料について利益相反の有無を明記すること.
開示すべき事項などの詳細は,日本内視鏡外科学会ホームページ(http://www.jses.or.jp/)内の「臨床研究のCOI(利益相反)に関する指針運用規則」などを参照.
記載方法は以下の通り.

  1. 利益相反ありの場合:「利益相反:該当著者名(該当項目:企業名)」  例)「利益相反:内視鏡太郎(株式の保有:□□製薬)」
  2.  利益相反なしの場合:「利益相反:なし」

著作権について

本誌に掲載する著作物の複製権,上映権,公衆送信権,翻訳・翻案権,二次的著作物利用権,譲渡権等は日本内視鏡外科学会に帰属し,他誌などにその全部または一部を使用する場合は本編集委員会の同意を必要とする.

投稿規定の改正

投稿規定は改正することがある.