治療薬マニュアル 2020

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収録薬剤数は約2,300成分・18,000品目。2019年に収載された新薬を含むほぼすべての医薬品情報を収載。 添付文書に記載された情報を分かりやすく整理し、各領域の専門医による臨床解説を追加。 医薬品レファレンスブックとして、医師・薬剤師・看護師ほかすべての医療職必携の1冊。
■購入特典 「今日の治療指針 2020年版」(デスク判ポケット判)と本書の双方をご購入いただくと、web電子版で2冊がリンクし、薬剤と疾患項目が相互参照可能になります!
※web電子版は,本書を購入された方が無料で利用できるサービスです。 ※web電子版の閲覧期限は2021年1月末までとなります。 ※web電子版で2020年1月からご覧いただけるデータは、2019年版のものです。2020年版のデータをご覧いただけるようになるのは、2020年3月からの予定です。
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*「治療薬マニュアル」は株式会社医学書院の登録商標です。
監修 高久 史麿 / 矢崎 義雄
編集 北原 光夫 / 上野 文昭 / 越前 宏俊
発行 2020年01月判型:B6頁:2818
ISBN 978-4-260-03958-1
定価 5,500円 (本体5,000円+税)
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2020年版の序

 治療薬マニュアルはこの2020年版をもって創刊30周年を迎えた.この間,大きく変化する時代の要求に応えて着実に進化を遂げながら,薬物治療に関係する医療関係者の必須の書としての評価が得られてきたと思われる.
 薬物治療は内科系医師だけでなく,外科系医師,そしてすべての医療関係者にとって治療学の中心である.伝統ある優れた医薬品も依然として光を失わずに使用されているのに加え,毎年多くの優れた医薬品が登場し高い評価を受けて日常診療に導入されている.そこで生じる問題は,膨大な数となった新旧の優れた医薬品の薬物動態,有益性や有害性,適応や禁忌などを記憶することが困難になってきたことであろう.治療薬マニュアルは,マニュアルでありながらエンサイクロペディアでもあり,必要な情報はすべて網羅されているため,診療現場の情報源としての完璧さは類を見ない.
 2015年からは電子版も作成され,検索能力の向上が図られただけでなく,定評ある他の診療情報との連携が可能となり,信頼できる医療情報源としての役割が増している.2020年版では,さらに他の情報源との整合性を図り利便性を向上するため,以下の改良を行っている.①添付文書の新記載要領に対応し,添付文書の各項目と記載の順序を揃えることで参照性を向上させた.②公式サイトや電子版での情報提供を継続することにより,書籍版発刊後に保険収載された新薬の情報が得られるよう配慮した.③キムリアなどの再生医療等製品を掲載する章を新設した.④オーソライズドジェネリック(AG)やバイオシミラー(BS)の商品情報一覧を追加し,ジェネリック医薬品の選択の1つの基準として活用できるようにした.
 毎年進化するのは薬物治療だけでなく,医療全体である.その中で1つひとつの医薬品がもつ意義を熟慮しながら改訂を加えるのは簡単な作業ではない.30周年の節目に改訂に携わられたご執筆の先生方,そして編集担当の方々に深謝したい.

 2019年12月
 上野文昭

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薬物療法の基本的注意

図解薬理作用

添付文書情報と臨床解説
 1 解熱・鎮痛・抗炎症薬
 2 抗リウマチ薬
 3 催眠・鎮静薬
 4 抗不安薬
 5 抗精神病薬
 6 抗うつ薬・気分安定薬・精神刺激薬
 7 抗てんかん薬
 8 パーキンソン病/症候群治療薬
 9 脳循環代謝改善薬
 10 筋弛緩薬
 11 自律神経系作用薬
 12 抗めまい薬
 13 片頭痛治療薬
 14 その他の神経系用薬
 15 降圧薬
 16 Ca拮抗薬
 17 利尿薬
 18 β遮断薬
 19 抗狭心症薬
 20 抗不整脈薬
 21 強心薬
 22 その他の循環器用薬
 23 アレルギー治療薬
 24 気管支拡張薬・喘息治療薬
 25 鎮咳薬
 26 去痰薬
 27 その他の呼吸器用薬
 28 消化性潰瘍治療薬
 29 健胃・消化薬
 30 下剤
 31 止痢・整腸薬
 32 その他の消化器用薬
 33 痛風・高尿酸血症治療薬
 34 脂質異常症用薬
 35 糖尿病用薬
 36 下垂体ホルモン製剤
 37 副腎皮質ホルモン製剤
 38 性ホルモン製剤
 39 その他のホルモン製剤
 40 子宮用薬
 41 骨粗鬆症・骨代謝改善薬
 42 ビタミン製剤
 43 輸液・栄養製剤
 44 電解質製剤
 45 灌流用剤
 46 解毒薬・中毒治療薬
 47 抗菌薬
 48 抗真菌薬
 49 抗ウイルス薬
 50 寄生虫・原虫用薬
 51 抗癌剤
 52 免疫抑制薬
 53 眼科用薬
 54 耳鼻咽喉科用薬
 55 口腔用薬
 56 泌尿・生殖器用薬
 57 痔治療薬
 58 皮膚用薬
 59 血液製剤類
 60 造血と血液凝固関係製剤
 61 ワクチン・トキソイド
 62 麻薬
 63 麻酔薬
 64 生活改善薬
 65 その他の治療薬
 66 検査・診断用薬
 67 造影剤
 68 放射性医薬品
 69 消毒剤
 70 歯科用薬
 71 再生医療等製品
 72 漢方薬

新薬

付録
 重大な有害反応(副作用)の症状と,原因となる代表的な医薬品
 医療用医薬品添付文書および添付文書情報の見方
 医薬品添付文書以外の重要な医薬品情報源とその見方
 後発医薬品に関する情報と選択の留意点
 医薬品リスク管理計画(RMP)と薬剤師の責務
 ハイリスク薬投与患者の薬学的管理
 処方箋の書き方
 錠剤・カプセルの粉砕・開封可否の基準
 疾患別禁忌薬・注意薬一覧
 薬物血中濃度モニタリング(TDM)の対象となる薬物とその有効・中毒濃度範囲
 基本的薬物動態用語
 製剤の味・風味一覧
 薬剤の影響を受ける臨床検査一覧
 投与期間の上限が設けられている医薬品
 薬効分類番号一覧(4桁)
 製薬企業の連絡先一覧

索引

電子版付録
 血液製剤の使用指針(改定版)〔平成17年9月(平成24年3月一部改正)〕(要約)
 薬物と飲食物・嗜好品との相互作用

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本書の記述の正確性につきましては最善の努力を払っておりますが、この度弊社の責任におきまして、下記のような誤りがございました。お詫び申し上げますとともに訂正させていただきます。

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