標準外科学 第14版

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外科学全般の知識をブラッシュアップしたい方に最適なスタンダードな教科書。広範な外科学の知見から医学部学生レベルで必要とされる内容に絞り、各領域の専門家がわかりやすく解説する。臓器・器管別の外科的疾患の概説はもとより、外科に関連する腫瘍学、免疫学、分子生物学など基礎的事項も充実。最近の動向を踏まえ、今版では「肥満外科手術とメタボリックサージェリー」の章を新設した。手術動画を視聴できる特典付。
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『標準医学シリーズ 医学書院eテキスト版』は「基礎セット」「臨床セット」「基礎+臨床セット」のいずれかをお選びいただくセット商品です。
各セットは、該当する領域のタイトルをセットにしたもので、すべての標準シリーズがセットになっているわけではございません。
シリーズ 標準医学
監修 畠山 勝義
編集 北野 正剛 / 田邉 稔 / 池田 徳彦
発行 2016年02月判型:B5頁:746
ISBN 978-4-260-02148-7
定価 9,350円 (本体8,500円+税)
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第14版 序

 本書の初版が出版されてすでに40年が経過した.その間外科の世界は目まぐるしい変化を見せている.集学的治療の進歩に伴うconversion therapyなど,外科治療成績の向上はもちろんのこと,腹腔鏡手術に代表されるさまざまな低侵襲手術法によるQOL向上,さらにシミュレーターを用いた新しい教育システムなど,外科学は手術による病気の根治のみならず,患者のQOL,そして外科医の教育まで幅広い領域で格段の進歩を遂げてきた.こうした時代において,医学生や若い外科医が学ぶべきことはきわめて膨大である.「2020年問題」と称されるように,外科への志望者が多かった世代の医師が第一線を離れ,多忙といわれる外科への志望者が減少することで,外科医数が激減する時代を迎えようとしている.
 そのような中で,われわれが外科学の教育において重要視すべきことは,この膨大な情報の重みづけであり順位づけである.情報の溢れた現代社会において,新しい知見を入手することはきわめて容易なこととなった.一方でその情報を評価し利用するには,その判断基準となる土台,つまり基礎知識が必要不可欠である.これからの新しい時代の外科治療にも対応できる基本的な知識をいかに簡潔明瞭に理解させうるか,これこそがわれわれ先輩外科医の使命であり,情報社会に生きる現代医学生に外科学を教えるにあたり,最大の手助けになると考えている.
 本書第14版の改訂のポイントは,最新の知見を加えたことはもちろん,全ページのカラー印刷,知識の重みづけとしての重要事項を「Point」として加えたこと,手術ビデオの拡充である.これらの改訂は,52名の執筆者によって行われ,うち17名はそれぞれの分野の最先端に従事する新規執筆者であり,最新の情報をわかりやすく解説している.
 今回は,総論に「肥満外科手術とメタボリックサージェリー」の章を新設した.肥満は,食の欧米化に伴う高度肥満症患者の増加,発癌との密接な関わりが明らかになりつつあり,外科学において重要な新分野となっている.また分厚い教科書を目の前にして学習意欲を喪失したことは誰しも経験があるところであろう.第14版では前版と異なり全ページをカラー印刷とし,写真,図版もすべてカラー化することにより,視覚的にも理解しやすくなり,いわゆる「とっつきやすい」教科書となった.また本文の記述に加え,アドバンスな内容は「NOTE」としてまとめ,知識の重みづけを容易にした.さらに読者サービスとして前版までは心臓手術のみであった手術ビデオを拡充し,胃,大腸,肝臓の手術動画を加えた.
 外科学のポイントを凝縮し,豊富なイラスト,動画を盛り込んだ本書『標準外科学 第14版』は,基本コンセプトである「外科学のminimal requirement」をより記憶に留めやすいものにしている.
 おわりに,この書を手にした医学生たちが外科学に興味を持ってくれれば嬉しい.そして本書が外科学の新しい1ページをつくるための礎となってくれれば幸いである.

 2016年1月
 編者

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総論
 第1章 外科の歴史と外科医の医療への貢献
 第2章 外科侵襲の病態生理
 第3章 ショック
 第4章 外科的診断法
 第5章 無菌法(滅菌法および消毒法)
 第6章 基本的外科手術手技
 第7章 基本的外科処置
 第8章 内視鏡外科
 第9章 出血,止血,輸血
 第10章 損傷
 第11章 外傷外科
 第12章 外科的感染症
 第13章 急性腹症
 第14章 腫瘍
 第15章 外科と免疫
 第16章 外科と分子生物学
 第17章 高齢者の外科
 第18章 肥満外科手術とメタボリックサージェリー
 第19章 臓器移植
 第20章 人工臓器
 第21章 再生医学
 第22章 術前術後管理と術後合併症
 第23章 外科とリスクマネジメント

各論
 第1章 頸部
 第2章 乳腺
 第3章 胸壁および胸膜
 第4章 気管・気管支および肺
 第5章 心臓
 第6章 血管
 第7章 縦隔および横隔膜
 第8章 食道
 第9章 腹壁,臍,腹膜,大網および後腹膜
 第10章 ヘルニア
 第11章 胃および十二指腸
 第12章 小腸および結腸
 第13章 直腸および肛門管
 第14章 肝臓
 第15章 胆嚢および肝外胆道系
 第16章 膵臓
 第17章 脾臓および門脈
 第18章 リンパ系
 第19章 小児外科

和文索引
欧文索引

動画一覧
心臓
 1 僧帽弁置換術(MVR)
 2 僧帽弁形成術(MVP)
 3 大動脈弁置換術(AVR)
 4 三尖弁輪形成術
 5 off-pump CABG


 1 脾温存胃全摘術
 2 腹腔鏡下胃切除術(幽門保存胃切除)
  (1)解剖について
  (2)左胃大網動静脈
  (3)幽門保存胃切除
  (4)右胃大網動静脈
  (5)脾静脈
  (6)左胃動脈
  (7)再建
 3 腹腔鏡下スリーブ状胃切除術

大腸
 1 腹腔鏡下結腸右半切除
 2 腹腔鏡下S状結腸切除
 3 腹腔鏡下低位前方切除
 4 手術支援ロボットによる手術

肝臓
 腹腔鏡下外側区域切除

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