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基本から学ぶ看護過程と看護診断 第6版

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看護過程と看護診断を初めて学ぶ人に最適の、読みやすくてわかりやすい教科書・参考書。第6版ではクリティカルシンキングに関する内容が大幅に増え、看護過程を進めていくための重要な能力と位置づけている。コンピュータと標準看護計画に頼るだけでなく、原理を理解し、自分の頭で“考える”ことの大切さを強調している。また、情報化時代に対応した新しい看護過程の内容が盛り込まれている。
ロザリンダ・アルファロ-ルフィーヴァ
監訳 江本 愛子
発行 2008年02月判型:B5頁:296
ISBN 978-4-260-00564-7
定価 2,860円 (本体2,600円+税)
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第6版訳者まえがき

 本書は“Teaching Smart/ Learning Easy”と名づけた講演・教育・執筆事業を行っているアルファロの『基本から学ぶ看護過程と看護診断』の第6版です。初版が発行されたのは1987年11月で,今回は20年目に当たります。この著書は看護過程と看護診断が基本から学べるわかりやすい教科書あるいは参考書として,教育の場や実践の場において親しまれてきました。その間,看護をめぐる社会的環境の変容や知識・技術レベルの進歩・発展には目覚ましいものがあり,それに応えるべく著者は精力的に版を重ねてこられました。
 今回の改訂の焦点は,クリティカルシンキングの道具あるいはモデルとしての看護過程とその運用にあると言えます。道具は,使い方を知らなければ何の働きもできません。使い方を誤れば目的を達成しないばかりか,もっと有害な結果を招きかねません。今日,クリティカルパスなどの標準化されたケアプランが多く使用されるようになりましたが,その運用には看護過程や看護診断の理解と判断が必要です。特に看護師には,クリティカルに思考する能力とクライエントへの理解や包容する愛,さらには技術が求められるはずです。
 著者に接するとき,誰もが彼女のウイットと明るくきびきびとした動きに印象づけられるように,わかりやすい図表や要点に読者の目がひき付けられることでしょう。さらに,各章末の練習問題や応用問題もクリティカルシンキングを試す機会となることでしょう。
 最後に,各版の翻訳に際し長い間常に親切なご指導をいただきました医学書院の常務七尾清氏,看護出版部の石井伸和氏,および立派な装丁をしてくださった制作部の森本成氏に厚くお礼を申し上げます。

 2008年1月
 江本 愛子

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1 看護過程の概要
2 アセスメント
3 診断
4 計画
5 実施
6 評価

文献
クリティカルシンキングの練習問題解答例
付録
 付録A アメリカ看護師協会の実践基準と専門職パフォーマンス基準
 付録B デッドオン(DEAD ON)!! クリティカルシンキングの能力を高めるゲーム
 付録C NANDA(NANDA-I)の看護診断リストと潜在的合併症
 付録D 看護介入分類(NIC)と看護成果分類(NOC)のリスト
用語解説
索引

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