臨床外科看護総論 第9版

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●本書は、「外科治療」全般に共通する基礎的な内容を、医学と看護について横断的に「総論」としてまとめた教科書です。科別の外科看護に進む前に、まず本書で学びます。 ●第9版では、第8版の構成を大幅に改め、「看護」の教科書との観点に立ち返り、「看護」の一層の充実を目ざしました。第一線で活躍する看護師が執筆を担当しました。 ●炎症などの生体反応、麻酔、輸血、疼痛管理、輸液などの医学的な事項や、手術前・中・後、ICUの看護などの専門的な内容が、平易かつ詳細に解説されています。そのほか、「外科看護」を学ぶ際に必要なひと通りの事項・知識が盛り込まれています。 ●最新の外科治療・看護の動向・現状に即して、臨床の現場において看護のあり方の指針となるような考え方や原則を指し示しながら内容を紹介しています(例:手術に伴う痛みへの対応、院内感染制御、関連する法律、短期入院と外来での対応、高齢者の手術など)。 ●災害時や緊急時に生かされるべき「外科看護」の第一次医療(プライマリーケア)としての役割に基づき、実践で応用できるような中身として再構成しました。
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序章 外科看護の特徴と課題 (青木照明)
 A 外科看護とは
 B 外科看護に求められるもの
 C 外科看護の流れと要点
第1章 外科看護の基礎
   (青木照明・小村伸朗・小川武希・瀧浪將典・柏木秀幸・鈴木裕・星順隆・石井雄二・矢永勝彦)
 A 外科患者のアセスメント
 B 手術侵襲と生体の反応
 C 炎症
 D 腫瘍
 E 外傷
 F 麻酔法
 G 酸素療法と機械的人工換気
 H 体液・栄養管理
 I 輸血療法
 J 臓器移植
第2章 外科的治療の基礎 (岡本友好・鈴木裕・小村伸朗)
 A 外科的基本手技
 B 手術後の疼痛管理
 C 術後合併症とその予防
第3章 感染管理 (柏木秀幸・菅野みゆき)
 A 外科的感染対策
 B 院内(病院)感染制御
第4章 救急看護の基礎 (小川武希・挾間しのぶ)
 A 救急処置法の実際
 B 救急看護の実際
第5章 外科看護を取り巻く法的環境 (高津光洋)
 A 法律上の基礎知識
 B 医療事故と看護業務
 C 看護と患者中心の医療
 D 死の医学
第6章 周手術期看護の概論 (小路美喜子)
 A 手術を受ける患者の状況
 B チーム医療と看護師の役割
 C インフォームドコンセント
 D 周手術期における安全管理
第7章 外来における手術前の患者の看護 (五味美春・高橋則子)
 A 外来診療の変化に対応した外来看護師の役割
 B 外来における手術前の患者の看護
 付 日帰り手術を受ける患者の看護
第8章 手術前の患者の看護 (五味美春)
 A 手術前の患者のアセスメントと看護目標
 B 手術前の患者の看護
第9章 手術中の患者の看護 (奈良京子・萩尾陽子)
 A 手術中の看護の要点
 B 手術室における看護の展開
 C 手術室の環境管理
 D 手術中の高齢者・小児の看護の要点
第10章 手術後の患者の看護 (高橋則子・五味美春)
 A 手術後の回復を促進するための看護
 B 術後合併症予防と発症時の対応
 C 創傷治癒の促進
 D 自己管理に向けた援助
 E 在宅療養者への支援
第11章 手術を受ける高齢者の看護 (小松和子・五味美春)
 A 高齢者の周手術期の看護
 B 手術前の看護
 C 手術後の看護
第12章 重症集中治療を受ける患者の看護 (小路美喜子)
 A 重症集中治療・看護の概念と役割
 B 重症集中治療における看護の実際
 C ICUの管理・運営

参考・推薦文献
索引

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