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今日の治療指針 2025年版[デスク判]

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1959年の初版から長きにわたり臨床現場で使われてきた信頼と実績の最新治療年鑑。第67巻となる今版では、主な治療の「推奨・エビデンスレベル」を示したほか、電子版のエビデンス情報もさらに充実。薬剤師による「服薬指導・薬剤情報」や各種付録など便利な情報も満載。マルチデバイスで閲覧可能な電子版付。


※電子版の利用期限:2026年1月末
※Web電子版が2025年版のコンテンツに更新されるのは2025年3月末の予定です。2025年1月~3月は2024年版コンテンツをご利用いただけます。


*「今日の治療指針」は株式会社医学書院の登録商標です。

総編集 福井 次矢 / 高木 誠 / 小室 一成
発行 2025年01月判型:B5頁:2208
ISBN 978-4-260-05717-2
定価 24,200円 (本体22,000円+税)

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  • 商品概要
  • 序文
  • 目次
  • 付録・特典

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 本書の特徴は,毎年異なる執筆者が書き下ろしている点である.2025年版もさらに新しい項目が追加され,1,169名もの新しい執筆者によって全27章,1,182項目が執筆された.異なる執筆者によって書き下ろされている結果,当然以前の巻とは異なる記載も多く,常に新しいエビデンスに基いた最新の治療法が記載されている.1959年に第1巻が刊行されて以来,毎年改訂されてきており,本書は第67巻になる.
 本書のもう1つの特徴は,毎年新しい企画を採用して常に改善に努めていることであり,今年度版においても新企画がある.1つは「推奨・エビデンスレベル」の併記である.多くのガイドラインで記載されているのでご存知の方も多いと思うが,エビデンスレベルは通常,多数の一致したRCT(無作為化比較試験)またはそのメタ解析をA,非無作為化比較試験や多数の一致した観察研究をB,少数の観察研究・症例報告・専門家の意見などをCとしてこの順に高いとされており,本書でも関連ガイドラインに「エビデンスレベル」が記載されている場合にそれらを併記した(ただしガイドラインによっては異なる基準になっている場合もある).推奨度は,特にガイドラインごとに基準は異なるものの,多くにおいてその治療を行うように強く勧める場合に「推奨の強さ強」,それほど強くは勧めない場合に「推奨の強さ弱」などと記載されており,これらを併記した.この「推奨・エビデンスレベル」の併記は,患者にその治療を行うかどうか迷ったときの判断に大いに役立つことであろう.もう1つは電子版に掲載している「エビデンス」の充実である.主要な疾患項目について,主に治療に関するエビデンスを扱っており,今年度版では質・量ともに大幅に強化した.
 2014年版から実施している電子版であるが,今年度版にも無料でついている.書籍に付与されたシリアル番号を用い,オンライン上で電子版閲覧権を申し込むと電子版の閲覧が可能となる(閲覧期限:2026年1月末).閲覧環境はスマートフォン・タブレット,およびパソコンになる.全文検索機能を搭載しているので,書籍よりも素早く検索・閲覧可能である.また電子版のみ「文献」および「エビデンス」,一部の付録も閲覧が可能である.重い本体を持ち運ぶことなく,スマートフォンやタブレットで検索・閲覧できるため,特に若手医師からは非常に好評である.また『治療薬マニュアル』も購入すると相互リンクし,本書の処方例から『治療薬マニュアル』の薬剤情報を確認することができることも大変便利である.このように『今日の治療指針』は毎号新しい企画を盛り込み,常に読者にとって使いやすい書籍であることを目指している.本書が皆様の診療のお役に立つことを心から願っている.

 2024年12月
 総編集を代表して
 小室一成

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凡例
カラー図譜

総論

1 救急医療
2 中毒性疾患
3 感染症
4 原虫症,寄生虫症
5 呼吸器疾患
6 循環器疾患
7 消化管疾患
8 肝・胆・膵疾患
9 腎疾患
10 血液疾患
11 代謝疾患
12 内分泌疾患
13 アレルギー疾患
14 膠原病および類縁疾患
15 神経・筋疾患
16 精神疾患
17 環境・職業性因子による疾患
18 整形外科疾患
19 泌尿器科疾患
20 皮膚科疾患
21 産婦人科疾患
22 新生児疾患
23 小児科疾患
24 眼科疾患
25 耳鼻咽喉科疾患
26 歯科・口腔外科疾患
27 在宅医療

付録
 抗菌薬による感染症の外来治療
 予防接種──最近の動向と接種スケジュール
 高齢者の薬物療法
 妊婦・授乳婦への薬物療法とリスク分類
 肝・腎障害時の薬物療法の注意点
 緩和医療における薬物療法
 皮膚外用薬の使い方
 漢方製剤の使い方
 臨床検査データ一覧
 オンライン診療入門
 先進医療,患者申出療養制度
 診療ガイドライン解説
 薬物治療モニタリング(TDM)
 薬物の副作用と相互作用

索引
 事項索引(和文)
 事項索引(欧文,数字)
 処方薬剤索引

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