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産婦人科ベッドサイドマニュアル 第8版

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産婦人科臨床必携との定評あるポケット判マニュアルが5年ぶりにアップデート。実臨床に徹して内容を精選、配列したことにより初版刊行から30年以上にわたり支持されてきた。臨床で困ったこと、不明な事態に遭遇したときに、本書を開けばほぼ間違いなく答えが得られる。病棟のみならず外来診療にも心強い味方。研修医にもベテラン臨床家にも、本書を迷わずおすすめする!

編集 青野 敏博 / 苛原 稔 / 岩佐 武
発行 2023年11月判型:B6変頁:528
ISBN 978-4-260-05107-1
定価 7,480円 (本体6,800円+税)

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第8版 序(青野 敏博)/第8版の上梓に際して(苛原 稔)

第8版 序

 本書は産婦人科の卒後臨床研修や生涯研修を効果的に進める目的で編集された.1991年に初版が刊行されてから本年で33年目を迎えたが,数年ごとに全面的な改訂を加え今回で第8版を刊行することができた.国の制度上は2018年4月に新専門医制度が開始され,卒後2年間の初期臨床研修を修了した医師は産婦人科(19の基本領域の1つ)の専攻医となり,3年後に専門医資格を取得することになっている.
 本書の内容は専門医資格を取得する一助になるとともに,産婦人科の一般的知識を組織的に修得し,実地臨床に生かせるよう配慮したものである.その結果永年にわたり多くの読者を得て,続けてご愛読いただいているのには大いに感謝している.
 今回の改訂で新規に追加した項目は,1.子宮肉腫に対する薬物療法,2.がん・生殖医療,3.月経異常を伴う「やせ」の管理,4.外陰部瘙痒症,5.プレコンセプションケア,6.産褥精神障害と精神疾患合併妊娠の6項目である.しかし合併または削除したテーマもあり,全体としては126項目と第7版から1項目増えたのみで,ページ数の増加を抑制してハンディ性を損なわないように処理できた.
 一方Side Memoでは新しく7項目を新設し,トピックスとして簡潔に紹介した.新規の大項目6項目とSide Memoの7項目は産婦人科診療の進歩を紹介するために必要なもので,ページ数の増加を来すが,紙面をタイトに仕上げることにより影響を少なく抑えることができた.
 本書の特徴はテーマを必須の内容に厳選し,それを解説する際には問題解決型になるように処理し,興味をもって取り組めるように工夫したことである.内容は2色刷りを活用し,図表を駆使してわかりやすく構成し,関連項目からの検索の際にも参照ページを入れるなど便宜を図っている.日常診療の折,困難な問題に遭遇した際に本書を開いていただければ,間違いなく答えが見つかるものと思われる.
 本書は初期研修医,産婦人科専攻医,実地医家のほか,助産師や産婦人科にかかわる看護師の皆様にも幅広く利用していただき,日常の診療に役立てていただければ幸いに思う.
 終わりに臨み,本書の改訂作業に献身的にご尽力下さった徳島大学産科婦人科学教室の河北貴子先生をはじめ諸先生方および医学書院書籍編集部の藤本さおり様はじめ皆様に深甚の感謝を申し上げる.

 2023年9月
 青野 敏博



第8版の上梓に際して
──『産婦人科ベッドサイドマニュアル』30年を超えて

 今回の改訂を進めていく過程で実感したことであるが,産婦人科医療が今まさに大きな転換点を迎えている.少子化により分娩数が減少する一方で,高齢女性のケアの必要性が増加している.有用性の高い薬剤の開発や手術方法の革新により,がん治療はより高度化,ミニマム化し,個別化してきている.さらに遺伝学的知識の必要性の増大など,大きな変化が急速に進んでいる.このような変化のなかで,医学書の在り方もまた大きく変わらなければならないであろう.第8版の改訂にあたって本書の在り方を絶えず考え続けてきた.
 医学の知識を総合的に得るために相応しい教科書的な書物は,これからも必要とされるに違いない.ただ当然ながら,それのみで日常診療を適切に進めることは難しい.一方,各種疾患に対してEBMに基づいたさまざまなガイドラインが示され,現場ではEBMに基づいた医療を行うことが要求されている.ただ,EBMの蓄積がある場合はガイドラインを参照できるが,日常診療ではEBMがない症例にも数多く遭遇する.その場合には長年の経験や先人の情報を応用して対処しなければならない.
 経験や情報は簡単には得られるわけではない.そこで,教科書やガイドラインの基本的事項を適切に網羅しつつ,EBMがない状況に向かい合う場合のヒントが得られる書物はやはり必要とされるのではないだろうか.本書のようなマニュアルの意義はここにあるはずである.
 その観点に立って,7版までのコンセプトを基本に,日常診療で遭遇する頻度の高い症例について,何が標準なのか,何が一般的であるか,何をまず考えるべきかを示したうえで,応用のためのヒントとなる情報を厳選して提供する書物にするという目的を達成するよう編集した.この第8版が,旧版以上に,基本事項を反復学習する研修医の友となり,経験を積んだ医師たちには多様な情報を得る手段としての役割を担うことができれば幸いである.
 1987年2月1日に,恩師であり本書の共同編者である青野敏博名誉教授が徳島大学産科婦人科の主任教授として就任された.その日から,日々の診療を通して,新体制における診療方針を確立していく作業が始まった.疾患ごとに標準方式を医局内で検討し,その結果をプリントにして積み上げていった.そうして1988年に私家本の『徳島大学産婦人科診療マニュアル』をつくったのが本書の源流である.丁度,私が病棟医長を拝命した時期であり,病棟管理や新入医局員の教育に,この私家本はとても有用であった.そして,1991年の本書初版の発刊に結び付くわけである.
 このように本書は,徳島大学産科婦人科とその関係者が実地診療に悪戦苦闘した戦歴の集積である.われわれは常に,患者にとって最適な対応をしよう,患者の理解のうえで治療を行おうと考えてきた.そして,網羅的に項目立てをして頁を割り振るのではなく,実地臨床に必要不可欠な項目を厳選し,それぞれの項目に必要な情報を必要な分量で盛り込むことを編集方針として貫いてきた.これが,30年にわたり読者に支持されてきた原動力だと考えている.
 この間に執筆する医局員も変わったが,各項目を検討する手順と姿勢は初版と変えていない.すなわち,資料を集め文献に当たり,上下関係なく侃々諤々の議論を行って,その結果をまとめる.この一連の作業をほぼ半年,毎週繰り返してきた.それゆえ,本書はわれわれの宝であり,統合の象徴ともいえる.
 初版から8版までに関連したすべての当科医局員に感謝するとともに,医学書院および編集関係者に厚く御礼を申し上げたい.

 2023年9月
 苛原 稔

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A 腫瘍
  (1) 婦人科悪性腫瘍の進行期分類とTNM分類
  (2) 記述式細胞診報告様式
  (3) CINの取り扱い
  (4) 子宮頸癌とHPV
  (5) 円錐切除術の適応
  (6) 子宮頸癌の標準的治療法
  (7) 子宮頸部腺癌I期~III期の取り扱い
  (8) 子宮体癌,内膜増殖症の取り扱い
  (9) 子宮体癌の手術術式および後療法
  (10) 広汎子宮全摘術後の排尿障害の管理
  (11) 卵巣癌の治療方針
  (12) 再発卵巣癌に対する化学療法
  (13) 腟癌の標準的治療法
  (14) 外陰癌の標準的治療法
  (15) 子宮肉腫に対する薬物療法
  (16) 絨毛性疾患の分類と胞状奇胎の管理
  (17) 侵入胞状奇胎,絨毛癌,存続絨毛症の化学療法
  (18) TC/DC療法の実際
  (19) 抗癌薬の副作用対策
  (20) 婦人科悪性腫瘍の妊孕性温存療法
  (21) 産婦人科領域における腫瘍マーカーの取り扱い
  (22) 末期癌患者の疼痛管理
  (23) 子宮内膜ポリープの取り扱い
  (24) 自己血輸血
  (25) 婦人科の画像診断
  (26) 婦人科のMRI診断
  (27) 婦人科の腹腔鏡下手術
  (28) 子宮鏡検査および子宮鏡下手術
  (29) 遺伝性腫瘍
  (30) 静脈血栓塞栓症の予防
 別表
  (1) 婦人科領域における抗癌薬一覧表
  (2) 婦人科領域における抗癌薬の多剤併用療法

B 生殖内分泌
  (1) ホルモンの基準値と解釈
  (2) 内分泌負荷試験の適応と診断基準
  (3) 無月経の検査,診断手順
  (4) 無排卵症の排卵誘発法(ゴナドトロピン療法以外)
  (5) ゴナドトロピン療法
  (6) 黄体機能不全の診断と治療
  (7) 多囊胞性卵巣症候群(PCOS)の診断と治療
  (8) 高プロラクチン血症性排卵障害
  (9) 卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の取り扱い
  (10) 機能性子宮出血の診断と治療
  (11) 月経の人工移動
  (12) 不妊検査のスケジュール
  (13) 子宮卵管造影法(HSG)の手技と読影のポイント
  (14) 卵管不妊の治療方針
  (15) 不妊症における子宮内膜症の取り扱い
  (16) 男性不妊の診断と治療
  (17) 抗精子抗体による不妊
  (18) 原因不明不妊の取り扱い
  (19) 配偶者間人工授精(AIH)
  (20) 生殖補助医療(ART)
  (21) 異所性妊娠の治療法
  (22) 不育症の診断と治療
  (23) 抗リン脂質抗体による不育症
  (24) がん・生殖医療

C 女性医学
  (1) 過多月経
  (2) 月経困難症
  (3) 月経前症候群
  (4) 避妊法の選択
  (5) 子宮内膜症
  (6) 子宮筋腫
  (7) 月経異常を伴う「やせ」の管理
  (8) 女性アスリート診療の留意点
  (9) 片頭痛
  (10) 更年期障害
  (11) ホルモン補充療法(HRT)
  (12) 閉経後骨粗鬆症
  (13) 女性の排尿障害
  (14) 骨盤臓器脱
  (15) 成人女性の肥満の判定とメタボリックシンドローム
  (16) 脂質異常症
  (17) 乳癌検診
  (18) 乳癌検診の画像診断
  (19) 尖圭コンジローマ
  (20) 梅毒
  (21) 淋菌感染症
  (22) クラミジア感染症
  (23) 外陰部潰瘍
  (24) 外陰部瘙痒症
  (25) 産婦人科でみる急性腹症
  (26) 産婦人科で用いる漢方療法
  (27) 産婦人科領域で注意すべき薬物相互作用

D 周産期
  (1) プレコンセプションケア
  (2) 分娩予定日,妊娠週数の診断法
  (3) 遺伝相談
  (4) 胎児染色体検査の適応と診断
  (5) 合併症における妊娠許容基準
  (6) 妊婦と放射線被曝
  (7) 妊娠と感染症
  (8) HBs抗原陽性妊婦の取り扱い
  (9) HIV感染症の診断と感染妊婦の取り扱い
  (10) 妊婦と予防接種
  (11) 卵巣腫瘍合併妊娠
  (12) 流産の超音波による診断
  (13) 妊娠時期別の超音波検査
  (14) 頸管縫縮術
  (15) 妊娠中の糖代謝異常の診断と管理
  (16) 膠原病合併妊娠
  (17) 気管支喘息合併妊娠
  (18) 甲状腺機能異常合併妊娠
  (19) 血液型不適合妊娠
  (20) 切迫早産の治療方針
  (21) 前置胎盤
  (22) Preterm PROM(34週未満)
  (23) B群溶血性連鎖球菌(GBS)感染症
  (24) 胎児発育不全(FGR)
  (25) 多胎妊娠
  (26) ノンストレステスト(NST)
  (27) fetal biophysical profileによる胎児評価法
  (28) パルスドプラ法による胎児評価
  (29) 急速遂娩(帝王切開)術の適応
  (30) 骨盤位分娩の取り扱い
  (31) 分娩誘発法(頸管熟化法を含む)
  (32) 分娩中の胎児機能不全への対応
  (33) 妊娠高血圧症候群の管理と娩出時期の決定
  (34) 子癇の治療法:ECLAMPSIA法
  (35) 産科危機的出血の診断と対応
  (36) 新生児の蘇生と呼吸管理
  (37) 新生児血管確保に必要な器具,手技と輸液療法
  (38) 新生児に汎用される検査と参考値
  (39) 新生児によくみられる症状とその検査,処置
  (40) 新生児高ビリルビン血症の管理
  (41) 産褥期の乳房管理
  (42) 乳汁分泌の促進と抑制
  (43) 妊娠・授乳と薬剤
  (44) 産褥精神障害と精神疾患合併妊娠
  (45) 胎児・新生児の発育

● 和文索引
● 欧文索引
● 略語索引

Side Memo 目次
 ・ 閉経後卵巣腫瘍の取り扱い
 ・ 部分胞状奇胎(部分奇胎)の管理
 ・ 予防的卵管切除・予防的卵巣摘出術
 ・ ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)
 ・ がん遺伝子パネル検査
 ・ 早発卵巣不全
 ・ PCOSに対するクロミフェン-メトホルミン併用療法
 ・ 高プロラクチン血症採血時の注意
 ・ ARTにおける多胎妊娠予防と選択的単一胚移植
 ・ 着床前遺伝学的検査(PGT-M)
 ・ 経口中絶薬
 ・ OC・LEPと血栓症
 ・ 稀少部位子宮内膜症
 ・ 骨吸収抑制薬使用上の注意点
 ・ 妊娠中のMRI
 ・ 凍結後解凍母乳
 ・ 出産後甲状腺機能異常症
 ・ 早産予防に対する黄体ホルモン療法
 ・ 無痛分娩
 ・ パルスオキシメーター
 ・ All or Noneの解釈について
 ・ ボンディング障害

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本書が愛されてきた理由
書評者:大須賀 穣(東大大学院教授・産婦人科学)

 待ち望まれた『産婦人科ベッドサイドマニュアル 第8版』がやっと出版された。

 産婦人科医必携の書として長年親しまれている『産婦人科ベッドサイドマニュアル』の第8版では最新の産婦人科学に即した改訂が行われており,さらに親しみやすい書となっている。1991年からの歴史を誇る本書がこれまで版を重ねて人々に愛されてきた理由は,常に時代に応じた必要とされる内容が適切に提供されてきたからである。本書はとても読みやすいのみならず,単なるハウツーにとどまらず簡潔な中にその背景知識が読み取れる類稀なるマニュアルである。

 全ての執筆者が徳島大の関係者であることは大きな利点であり,単に徳島大の伝統を反映しているだけではなく,高度な医療から地域医療までを幅広く同じポリシーのもとで行ってきた臨床の良さが如実に表れている。どの1項目をとっても科学的根拠に基づいた最新の臨床指針が的確に示されている。新たな項目では最先端の診療内容から必要なものが過不足なく選ばれており,まさに日々の臨床に直結した書籍である。Side memoには楽しく読めるテーマが満載されており,そこだけ読んでも知識が大きく広がる構成である。

 本書は白衣のポケットに入れて持ち歩くのにも適しているが,病棟,外来に必ず一冊常備すべきで,大学などでは研究室に常備しておいてもさまざまな場面で役立つことは間違いない。目次をめくってみると,腫瘍,生殖内分泌,女性医学,周産期と実地臨床に即した項目立てになっており,探したいことがすぐに見つかる。図表は充実しており字の大きさも見やすく配慮されている。フローチャートが多数掲載されており,実際の臨床ではフローチャートに沿って症例を取り扱うと正解にたどり着けるようになっており,初期研修医,専攻医にとってはとてもありがたい。

 このような優れた書籍を育てて来られた青野敏博先生,苛原稔先生,岩佐武先生の歴代の教授のご努力と,医局員の先生方のご協力に敬意を表したい。現在,産婦人科は激動期を迎えているが,本書が進むべき方向を照らす松明として広く使用されることを願っている。


産婦人科最強,ロングセラーの理由が納得できます
書評者:高松 潔(東京歯大市川総合病院教授・産婦人科)

 近年の医学の進歩に伴い,産婦人科領域でも新しい知識が必要となっています。各種ガイドラインも増えてきました。また,周産期医学,生殖内分泌学,婦人科腫瘍学に加えて,4つ目のサブスペシャルティとして女性医学も加わり,カバーする領域も広がっているためか,「あれって何だっけ?」ということも多くなってきています(もちろん加齢の影響は否定しませんが……)。最近ではスマホでの検索という便利な方法もありますが,決して最新情報が上位に検索されるとは限りませんし,実際に知りたいことにたどり着くまでに時間がかかることも少なくはありません。その点,いわゆるポケットマニュアルは,一目で確認ができ,必要ならば関連事項もすぐにチェックできる点で優れていることはいうまでもありません。産婦人科領域でも類書は少なからずありますが,本書は産婦人科最強のベッドサイドマニュアルと称されるとおり,30年以上にわたって改訂を続けており,今回,5年ぶりに第8版が発刊されました。

 私も研修医のころにお世話になったマニュアルであり,少し厚くなったようですが,赤系の背表紙は変わっておらず,懐かしく手に取りました。驚いたことに,がん・生殖医療やプレコンセプションケアといった時代のトピックスが既に項立てされているとともに,各項も単なるブラッシュアップにとどまらず,図表,特にフローチャートが多く,ポケットマニュアルとしてはとても見やすくなっています。内容的にも単にガイドラインの引用ではなく,豊富な臨床経験に基づくエッセンスを基に重みを付けて,必要かつ十分,いわゆる痒いところに手が届くようにまとめているのが大きな特徴です。徳島大産科婦人科の先生方はしっかりした基礎の上に臨床・研究をされていると常に感じていましたが,そこには膨大な知識をそしゃくして,伝えていくという一手間があったことが理解できました。青野敏博教授,苛原稔教授,そして新任の岩佐武教授と脈々と引き継がれてきた伝統が作り上げた実用的なマニュアルといえ,ロングセラーの理由が納得できます。

 ポケットマニュアルの特性上,領域の全てを網羅することはできませんが,適切な文献が付いているところも,リサーチマインドをくすぐります。また,どうしても一つの項としてはまとめられないテーマや興味ある話題についてはSide Memoとしていますが,これも充実しています。がん遺伝子パネル検査,着床前遺伝学的検査(PGT-M)やボンディング障害といった最新の話題もわかりやすく簡潔にまとめてあり,Side Memoだけを拾い読みしても十分に楽しめます。

 本書は研修医はもちろんのこと,医学生,助産師さんや看護師さんなどのメディカルスタッフの皆さんにも役立つとともに,ベテランの産婦人科医の知識のブラッシュアップにもなる一冊と言えます。ぜひ一度手に取ってみていただきたいと思います。

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