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臨床検査データブック [コンパクト版] 第11版

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『臨床検査データブック2021-2022』(2021年1月刊行)から、いつでもどこでも必要になる検査約220項目を抽出し、ポケットに入るサイズに編集したものです。この検査値の意味は……? 病棟に、外来に、実習に、持ち歩いてさっとひけるお役立ちデータブック。みんなの臨床をサポートします。

監修 髙久 史麿
編集 黒川 清 / 春日 雅人 / 北村 聖
編集協力 大西 宏明
発行 2021年10月判型:三五変頁:418
ISBN 978-4-260-04797-5
定価 1,980円 (本体1,800円+税)
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臨床検査データブック コンパクト版 第11版 編集者の序

 「臨床検査データブック」は,その初版が1997年に発刊され,幸いなことに好評のうちに版を重ねることができ,そのコンパクト版が2001年に刊行されることとなった.コンパクト版も多くの読者から暖かく迎えていただき,此度第11版を上梓することになった.
 第11版では,掲載項目について読者アンケートの要望などを取り入れて見直すとともに,COVID-19が依然として猛威を振るっている状況に鑑み,SARS-CoV-2に関する情報についても最新のものにアップデートするなど,実際の臨床の現場で本書が役立つように努めた.
 本書の特長はその携帯性にある.すなわち,本書を白衣のポケットに入れて常に携帯し,病棟,外来,実習などの臨床現場で開いていただければ非常に有難いと思う.その際,患者さんのために「根拠をもって必要な検査を選択する」「無駄な検査を省く」「異常値の背景を理解する」という本書の一貫した編集方針を読み取りながら活用していただければ幸いである.
 COVID-19の全地球規模のまん延ならびに急速に進むデジタル革命によって今後の医療が大きく変わることが予感されるが,まずは日常の診療を一歩一歩基本通りに行っていくことが重要である.そのために本書が役立つことを願っている.

 2021年8月
 春日雅人

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1 生化学検査
 1.血清蛋白質
 2.アミノ酸・窒素化合物
 3.鉄代謝
 4.血清酵素
 5.血清ビリルビン
 6.脂質
 7.電解質・金属
 8.血液ガス
 9.機能検査

2 内分泌学的検査
 1.下垂体
 2.甲状腺
 3.副甲状腺
 4.副腎髄質・交感神経
 5.副腎皮質
 6.性腺・胎盤
 7.糖代謝
 8.骨・ミネラル代謝
 9.生理活性

3 血液・凝固・線溶系検査
 1.血球検査
 2.凝固・線溶系検査

4 免疫血清検査
 1.補体
 2.免疫グロブリン
 3.自己抗体
 4.免疫細胞

5 感染症検査
 1.塗抹検査
 2.一般細菌の培養検査
 3.薬剤感受性試験
 4.抗酸菌
 5.真菌
 6.一般細菌
 7.検査材料からの直接抗原検出
 8.一般細菌以外の培養・同定困難な菌
 9.肝炎ウイルス
 10.ATLV・HIV
 11.その他のウイルス
 12.感染・炎症マーカー

6 腫瘍・線維化マーカー
 1.腫瘍マーカー
 2.線維化マーカー

7 癌細胞遺伝子検査

8 遺伝学的検査

9 尿検査

10 糞便検査

11 血液・尿以外の検査

12 薬物
 1.薬物

付録
 1 medical emergencyに対応する検査
 2 特定健康診査と保健指導対象者の選定
 3 知っておきたい検体採取のポイント

索引
 記号・数字・欧文索引
 和文索引

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