保健師ジャーナル Vol.81 No.3
2025年 06月号

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2023年12月、介護予防・日常生活支援総合事業(以下、総合事業)の充実に向けた検討会で中間整理がまとめられた。超高齢化社会において、高齢者の尊厳と自立を支えるため、市町村が中心となり、医療・介護専門職や地域住民・産業など多様な主体と連携した「地域共生社会」の構築が求められている。総合事業はその基盤であり、高齢者が地域で主体的に活動し、必要な支援を受けられる体制づくりが重要である。
保健師の役割として、地域住民の活動促進や多様な主体との協働を通じ、高齢者が自分らしく生活できる環境を整えることが期待される。本特集では、自治体の実践事例を交えながら具体的な取り組みを紹介する。

ISSN 1348-8333
定価 1,760円 (本体1,600円+税)

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特集 介護予防・日常生活支援総合事業の充実と地域共生社会の実現

■地域共生社会の実現に向けた介護予防・日常生活支援総合事業の充実
岸 英二

■生駒市の取り組みから考える介護予防・日常生活支援総合事業の可能性
田中明美

■大東市における取り組み──地域の民間企業と協同して課題に備える
水元夏萌

■新篠津村における取り組み──地域の課題を踏まえた「冬の通いの場」の実証実験
鈴木一郎

■横浜市の介護予防施策の展開──介護予防・日常生活支援総合事業の発展から地域共生社会の実現を目指して
清水智子
 


■PickUp
「あいりき」が教えてくれるもの──精神疾患のある当事者との共同創造
蔭山正子

■調査報告
保健所保健師が取り組んだ自殺未遂者支援事業の評価
坂井真優、福田 光、森原千秋、藤田玲子、千葉佐和江、東久保ちあき

■活動報告
保健師地区活動における「チーム制」定着までのプロセス──板橋区における取り組みの効果と課題
小松貴代美、磯貝裕三江、木内聖子、渡辺園子


●新連載 明石こどもセンターに学ぶ! 児童相談所保健師の役割と虐待対応・1
連載のはじめに──明石こどもセンターの成り立ちと特徴
秋末珠実、稲垣由子

●成果につながる保健指導 対象を読み解く病態理解とアセスメント・9(最終回)
信頼され結果も出せる保健指導を──連載のまとめ②
野口 緑

●みんなで活かそう! 私たち保健師のコアバリューとコアコンピテンシー・6
【座談会】最終回にあたって──「保健師のコア」明確化の意義──共有・活用・進化へ
麻原きよみ、河西あかね、村上郁也、曽根智史

●命をつなぐ災害復興法学 被災者を支えるお金とくらしの話・6
借金の支払いに困った個人の方のために──自然災害債務整理ガイドラインを活用しよう
岡本 正

●研究室からのメッセージ・193
淑徳大学看護栄養学部
看護学科地域看護学

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