スタッフの自律的な成長と経験学習を促す!
看護管理者のための1on1ミーティング

  • 開催終了
2020年10月24日 (土) 10:00 - 17:00 (9:30開場)

週に一度,短時間,上司と部下が対話の時間を持ち,社員の内省と経験学習を促す「1on1ミーティング」。
ヤフーでは「社員1人ひとりの才能と情熱を解き放つ」というテーマのもと,「1on1」を正式な人事制度として社内に組み込み6000人の社員を対象に全社で実施。人財育成と組織マネジメントの手法として成果を挙げており,現在では多くの企業が「1on1」を導入しています。

上司が良質な問いを投げ掛けることで,部下は,経験を振り返り,課題を掘り下げて考え,自ら気づく自律型の人財に成長していきます。つまり,「1on1」とは,職場における「経験学習サイクル」 を日常的に回すための仕組みなのです。また,部下とのコミュニケーションが活発になるため,組織マネジメントにも相乗的な効果をもたらします。

看護部門でも下記のような関係性の中での活用が考えられます。

  • スタッフナースと看護師長
  • スタッフナースと看護師長
  • スタッフナースと看護師長

本オンラインセミナーでは,ヤフーで「1on1」を導入・推進してきた本間浩輔氏を講師にお招きし,部下の成長を促すコミュニケーションの技法を,レクチャーとロールプレイなどを含むグループワークで学んでいきます。
スタッフ育成や組織開発にご関心のある看護職の皆さまのご参加をお待ちしています。

  • 開催終了しました
  • 日時

    2020年10月24日 (土) 10:00 - 17:00 (9:30開場)

  • 開催形態

    ライブ配信(Zoom)
    • 本セミナーはライブ配信(生放送)のセミナーです。アーカイブ配信はございません。
    • ライブ配信はミーティングアプリZoomを用いて行います。
    • Zoomアカウントをお持ちでない方は、セミナー当日にも使用いたしますので、Zoom公式サイトの「サインアップ」よりアカウントを新規作成してください。
    • 講師による講義と参加者間のグループワークを含みます。
  • 定員

    70名

  • 参加費

    一般:15,000円(税込)

  • 対象

    主に看護管理者の皆さま(ほかの看護職の方のご参加も歓迎します)

  • オンライン受講について

    • 視聴に用いるパソコン、タブレット端末、スマートフォンなどのデバイスおよび通信回線につきましては、ご自身でご準備ください。
    • 受講はパソコン端末を推奨しております。
    • お申込みメールアドレスとZoomアカウントのメールアドレスは同一のものとしてください。
    • 1名分のお申し込みに対しては、1名の閲覧となります。複数人での閲覧をご希望の場合、それぞれお申し込みください。
  • 注意事項

    配信の撮影・録画・キャプチャー等および資料の無断転載・複製等は固く禁止いたします。

【午前】

●本間浩輔氏講演「1on1ミーティング」とは何か―スタッフの経験学習を日常化する仕組み

ヤフーで「1on1ミーティング」を社内の人事戦略,オフィシャルな人財育成制度として推進した本間浩輔氏が,1on1の目的と経験学習を促進するなどの効果,基盤にある理論とともに,中間管理職の研修など同社内で制度化するまでのプロセスを概説します。
また,病院看護部で行われている目標管理面接などとの違い,これから求められるリーダーシップやマネジメントとも関連づけてお話をいただきます。

●Q&A

【午後】

●「1on1ミーティング」を実践から学ぶ

ヤフーで取り入れているロールプレイ形式のトレーニング方法「シャドーコーチング」を用いて,実際に1on1ミーティングを体験します。デモンストレーションを見た後に,上司役・部下役のそれぞれを実践してみます。オンラインセミナーではありますが,Zoomのブレイクアウトルーム機能を活用して,グループファシリテーターとともに体験を通じて効果的に学べる時間をつくります。

●グループワーク「看護現場での活用方法を考える」

看護現場での1on1の活用・実践方法を,グループワークで検討します。こちらで検討した内容は,次の全体ワークショップでも共有します。

●全体ワークショップ

新型コロナウイルス感染症拡大や働き方改革の影響などで,看護職が働く臨床現場にも大きな変化が生じています。これまでのリーダーシップでは解決できない課題が増える中,新たな課題解決に1on1がもたらす効果,そしてこれからの看護組織とマネジメントについて,講師の本間氏,モデレーターの保田氏とともに考える時間です。

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国際医療福祉大学看護学科准教授

1999年慶應義塾看護短期大学卒業。慶應義塾大学病院などでの勤務を経て,筑波大学医学群看護学類に編入し,2012年卒業。東京大学大学院学際情報学府で中原淳氏(現・立教大学経営学部教授)に師事し,2014年に修士課程を,2019年に博士課程を修了。博士(学際情報学)。2018年国際医療福祉大学成田看護学部に入職。講師を経て2019年から現職。人材開発全般に関心を持ち,看護チーム内の社会的相互作用が新人看護師の臨床実践能力に及ぼす影響に関する研究,大学から仕事へのトランジションに関する研究,中小企業の人材育成・女性活躍推進に関する研究,を主な研究テーマとする。

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ヤフー株式会社 常務執行役員/立教大学大学院経営学専攻リーダーシップ開発コース 客員教授/法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科 兼任講師

1968 年神奈川県生まれ。早稲田大学卒業後,野村総合研究所に入社。コンサルタントを経て,後にヤフーに買収されることになるスポーツナビ(現・ワイズ・スポーツ)の創業に参画。2002 年に同社がヤフー傘下入りした後は,主にヤフースポーツのプロデューサーを担当。2012 年,ピープル・デベロップメント(人事)本部長,同執行役員,常務執行役員コーポレートグループ長を経て,現職。主著に『会社の中はジレンマだらけ 現場マネジャー「決断」のトレーニング』(共著,光文社新書,2016 年),『残業の9 割はいらない─ヤフーが実践する幸せな働き方』(光文社新書,2018 年)などがある。

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